「このミス!」大賞受賞作『オーパーツ 死を招く至宝』、不思議な世界観を持つミステリー

2020年3月3日

2017年、
第16回このミステリーがすごい!大賞大賞を受賞した作品

オーパーツ 死を招く至宝

受賞当時のタイトルは、

十三髑髏」(じゅうさんどくろ)

なんとも引きの強いタイトルに思えますが、

改題されて、
オーパーツ 死を招く至宝』として発売されました。

天才オーパーツ鑑定士貧乏大学生
同じ顔を持つ2人が、様々な事件のトリックを暴いていくミステリーです。

 

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「このミス!」大賞受賞作『オーパーツ 死を招く至宝』

 

オーパーツ 死を招く秘宝

オーパーツとは

発見された場所や時代とは、全くそぐわないと考えられる物品、
当時の技術や知識では制作不可能なはずの古代の工芸品を指す言葉です。
英語だと「out-of-place-artifacts」で「OOPARTS
場違いな工芸品」という意味。

遺物・工芸品
アステカの水晶髑髏
コスタリカの石球
恐竜土偶、など

工芸品以外のオーパーツ
ナスカの地上絵
マチュ・ピチュ
ストーンヘンジ、など

 

オーパーツ 死を招く至宝あらすじ

目の前に分身が現れた。
ひょろりとした色白の優男、全身黒一色のファッションで肌の白さが目立つ。
俺と同じ顔を持っている古城と出会ったのは大学の食堂。
ここから俺は、
様々な事件に巻き込まれていく。
十三髑髏の謎
浮遊
恐竜に狙われた男
ストーンヘンジの双子
オーパーツ鑑定士と自称している古城の周りには、
常に不思議な物語が存在している。
同じ顔を持っているという事実だけで、
こんな不思議な出来事の数々を体験する事になるとは・・・。
まぁ、退屈はしないけど

〜『オーパーツ 死を招く至宝』〜

・鳳水月(おおとりすいげつ)
複数のバイトを掛け持ちしながら、1人で細々と暮らしている貧乏学生
ある日、
大学の食堂で自分のドッペルゲンガーと出会い、
そのドッペルゲンガーからバイトをしないかと誘われます。
「同じ顔をしているんだから、俺の代わりに講義に出てくれ」

・古城深夜(こじょうしんや)
鳳と同じ顔をしている古城は、自称オーパーツ鑑定士
自らに近づき、替え玉の役割をにやらせるようになります。
替え玉作戦は見事に成功しつつ、約1ヶ月後。
オーパーツ鑑定士古城の元へ鑑定依頼が。

古城は相棒としてを誘い、
オーパーツ鑑定士貧乏学生同じ顔を持っているコンビが誕生します。

鑑定に向かった先は、

髑髏邸(どくろてい)」。

4つのオーパーツミステリー
十三髑髏の謎」、「浮遊」、「恐竜に狙われた男」、「ストーンヘンジの双子」、
古城が出会う奇想天外なトリックの数々、そしてエピローグで全てが・・・。
オーパーツ 死を招く至宝
このミス!大賞大賞を受賞した作品です。

 

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『オーパーツ 死を招く秘宝』を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

 

男性の声
男性の声
『オーパーツ 死を招く秘宝』の感想

ちょっと予備知識不足で「ダ・ヴィンチ・コード」みたいな壮大なミステリーかと思って読み始めたら、
奇天烈なトリックものでした。
これはこれで面白かったのですが、
最後の重苦しさと、続編あり感満載はちょっと・・・。
読みやすいから良しですかね。

 

女性の声
女性の声
『オーパーツ 死を招く秘宝』の感想

短編集だったので、とても読みやすかったです!
ドッペルゲンガーの2人が謎を解いていき、その2人の周りの人物たちも個性的で全てのお話が飽きずにホイホイ読み進められました。
短編なのにそれぞれしっかりミステリーで、是非ともシリーズ化して欲しいと思いました。
メディア化もしやすそうな作品なので、ドラマかしても面白そうです!
観てみたい!

 

男性の声
男性の声
『オーパーツ 死を招く秘宝』の感想

なんだろう・・・可もなく不可もなくと言いますか・・・。
何がいまいち乗り切れなかったのか、難しい所ですが、
おそらくテーマになっているオーパーツに興味が持てなかったのが、あまり楽しめなかった要因かもしれません。

 

男性の声
男性の声
『オーパーツ 死を招く秘宝』の感想

ミステリーには少し苦手意識を持っていたが、割と読みやすい本でした。
主人公たちの軽快な掛け合いと、オーパーツに関する情報が楽しかったですね。
是非、続編が出て欲しいし、あるなら読みたいです。

 

「このミステリーがすごい!」大賞が好きなおじさんの感想

『オーパーツ 死を招く至宝』を読んだおじさん

おじさんの声
おじさんの声
このミス!大賞大賞受賞作という事で、
読み進めてみた小説です。
オーパーツ鑑定士貧乏学生が主人公となって、事件のトリックを解明していくミステリー小説です。

 

構図は分かりやすくて、
探偵役が主人公2人、複数の登場人物の中から犯人に迫るミステリー。そこにオーパーツを絡ませて、という事なんでしょうが・・・。

 

レビューを調べてみると、賛否のが多かったですね。
このミス!大賞だから読んでみたけど・・・。
トリックがちょっと幼稚・・・。
漫画みたい・・・。
などなど。
評判のよろしくない小説となってしまっています。

 

もちろん、
面白かった!続編に期待!、などの声もしっかりと聞こえてくる作品なんですけどね。
個人的にはそこまで悪い作品だとは思っていません。

 

ただ、
トリックの謎を解いていくプロセスを楽しむ小説を数多く読んできた方、
ミステリー小説に精通してしまっている方にはオススメしません。
むしろ、
私のように、とりあえず読んでみようと軽く小説を手に取る方、
ミステリーを軽く楽しみたい方、
不思議な世界観(オーパーツ)、
不思議な主人公たちオーパーツ鑑定士貧乏学生)、
そんな不思議な物語を読んでみたいあなたに、オススメさせて頂きます。

 

 

 

第16回「このミステリーがすごい!」大賞

 

このミステリーがすごい!大賞は、
2002年に宝島社NECメモリーテックの3社が創設したノベルス・コンテストです。
通称「このミス!大賞

第16回このミステリーがすごい!大賞は、

第16回
(2017年)
タイトル 著者
大賞 十三髑髏 蒼井碧
優秀賞 自白採取 田村和大
カグラ くろきすがや
隠し玉 三度目の少女 宮ヶ瀬水
本所憑きもの長屋 お守様 福田悠
最終候補 生態系Gメン 等々力亮
千億の夢、百億の幻 薗田幸朗

大賞受賞作十三髑髏」は、
オーパーツ 死を招く至宝』に改題されています。

著者は蒼井碧(ローマ字表記だとaoi pekiとなっています)。
ペンネームも変えているようで、以前は「水無原崇也」。
この『オーパーツ 死を招く至宝』が蒼井碧デビュー作であり、
このミス!大賞大賞受賞作としては史上最年少記録となっています(当時25歳)。

次回作も決まっているようで、
オーパーツⅡ 洞蛇の天空回廊」(仮題)。

ちなみに、
田村和大の「自白採取」は「筋読み」に改題。
くろきすがやの「カグラ」は「感染領域」と改題されています。

 

2019年「このミス!」大賞の関連記事です

 

▶︎▶︎▶︎2019年「このミステリーがすごい!」大賞、大賞決定!

 

 

最後に

 

第16回このミステリーがすごい!大賞大賞受賞作
オーパーツ 死を招く至宝』を、
紹介させて頂きました。

オーパーツという不思議なテーマを持っている物語ですが、

そこまでオーパーツ推しでもないので、

気軽に楽しんでしまった方がよろしい作品だと思っています。

著者の蒼井碧はこれからの作家さんですから、

次回作に期待しつつ、
また不思議な世界観を楽しませて頂きたいなと。

ではまた。

 

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