新キャラ誕生?五十嵐貴久『PIT』あらすじ/感想、大どんでん返しの警察ミステリー

ドラマや映画にもなった、
大ヒット「リカ」シリーズの五十嵐貴久が贈る警察ミステリー。

PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

✔︎ PIT・・・”Psychology Investigation Team”の略称
捜査一課直属の捜査支援部署で、心理学の手法を使い、犯人像を分析するのが主な仕事

✔︎ 敏腕プロファイラー・水無月玲が率いる特殊心理捜査班”PIT”が、
連続猟奇殺人犯”V”と、現職刑事惨殺犯を追う警察ミステリー

✔︎ 強烈な新キャラの誕生を予感させる物語

「リカ」シリーズがあまりにも有名ですから、
あの”雨宮リカ”を超えるキャラを生み出すのは至難ですけど、
このPITなら、もしかしたら・・・、
と思える1冊でした。

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新キャラ誕生?五十嵐貴久『PIT』あらすじ/感想

PIT 特殊心理捜査班・水無月玲』五十嵐貴久

(簡単な直訳

  • プロローグ「一九九八年、八月二十二日」〜5〜
  • Chapter1「New duties」〜9〜(新しい義務
  • Chapter2「Criminal」〜42〜(犯人
  • Chapter3「Another incident」〜61〜(別の事件
  • Chapter4「Re-examination」〜84〜(再審査
  • Chapter5「Things left behind」〜119〜(残されたもの
  • Chapter6「Sting operation」〜144〜(囮捜査
  • Chapter7「Dissappearance」〜181〜(失踪
  • Chapter8「Arrested criminal」〜198〜(逮捕された犯人
  • Chapter9「Confusion」〜224〜(錯乱
  • Chapter10「On-site investigation」〜238〜(現地調査
  • Chapter11「Suicide leap」〜266〜(自殺の飛躍
  • Chapter12「Truth」〜292〜(真実
  • エピローグ「二〇一七年、八月二十三日」〜345〜

※Chapter7「Dissappearance」をそのまま直訳すると、
どうも「s」が1つ多いようで、
「Disappearance」での訳”失踪”と書かせていただきました。

 

あらすじ

PIT 特殊心理捜査班・水無月玲』あらすじ

SSBC(捜査支援分析センター)で、
ビッグデータ解析による犯罪予測システムを開発していた蒼井俊は、
連続猟奇殺人犯”V”逮捕のために、
敏腕プロファイラー・水無月玲が率いる”PIT”への異動を命じられた。

コンピューター犯罪特殊捜査官として警視庁に採用、
肩書きは巡査部長だが、捜査については全くの素人と言える蒼井。

そんな彼は、
個性豊かなメンバーが揃っている”PIT”の一員となり、
現場にも立ち会いながら、
”V”を追いかけることになる。

しかし、
“V”を追いかけている最中、
現職の刑事が何者かに惨殺される事件が発生。

連続猟奇殺人犯と現職刑事惨殺犯を同時に追う”PIT”。

プロファイリングから犯人に迫る水無月
ビッグデータ解析からAIを活用して犯人に迫る蒼井

蒼井が辿り着いたのは、驚愕の真相と、

どこまでも美しい笑顔・・・

PIT 特殊心理捜査班・水無月玲

 

 

新キャラ誕生?

五十嵐貴久PIT 特殊心理捜査班・水無月玲は、
恐ろしい”新キャラの誕生”を予感させる物語となっています。

新キャラ誕生を予感?

✔︎ 文庫の帯に「まさかの大どんでん返し!」と書かれていますので、
ビックリできるエンディングが搭載されているのは、すでにネタバレ済みです。

✔︎ 「リカ」以上の新キャラとなれるかどうかは、これから先のお話ですけど、
ある意味、”「リカ」とはベクトルの違う怪物”と言える新キャラが登場しますので、
読み進めつつ、ラストでお楽しみいただければなと。

✔︎ 「リカ」シリーズを全て読んできた私は、
このPITで生まれた新キャラの続編を読みたいと説に願っています。

「リカ」に飽きたわけではありませんけど、
違ったタイプの怪物を追いかける新シリーズは大歓迎です。
PIT 特殊心理捜査班・水無月玲、確認してみてください。

 

 

おじさんの感想

おじさんの声
おじさんの声
PIT』を読んだ感想

 

2018年にハードカバーで発売されていたPIT
今年(2021年)文庫化されましたので即購入して読み進めました。

 

読み応えのある警察ミステリー、
その実態は、”恐ろしい新キャラ誕生”の瞬間を描いたスタート地点といった感じを受けました。

 

この先、
シリーズ化されるなら、「・・・その後」の話も読みたいし、
「新キャラの過去エピソード」も読みたくなってしまいましたね。

 

それぐらい、個人的には強烈な”新キャラ”ではないかと。

 

「リカ」の場合、
もちろん怖さ満点の怪物なんですけど、”普通の人間とかけ離れた存在”という印象が強い。
逆にPITで描かれている”新キャラ”は、
”普通とは到底思えないが、人間で間違いない”部分があって、
変な言い方をすると、
”「リカ」よりも身近に感じられる怪物
私はそう思ってしまいました。

 

常人離れした狂気と思い込みの怪物が「リカ」なら、
常人離れした勘の良さと頭のキレを併せ持った怪物が”新キャラ”、
そんな印象です。

 

PITで描かれている怪物感はまだ序章なのではないかと・・・。

 

シリーズ6作で積み上げられた「リカの狂気」と比べてしまうのはどうかと思いますが、
PITを読めば、
かなりおぞましい怪物が出来上がっていくこの先の予感を受け取れるのは、
間違いと思います。

 

是非、シリーズ化して欲しい!

 

五十嵐貴久『PIT 特殊心理捜査班・水無月玲、おすすめです。

 

 

五十嵐貴久のおすすめシリーズ

五十嵐貴久(1961年12月14日〜)は、
第2回ホラーサスペンス大賞の大賞を受賞した「リカ」で、
2002年にデビューした小説家です。

五十嵐貴久のシリーズもの、
間違いなく読んでおいた方が良いのは「リカシリーズ 」。

物語の時系列「リカシリーズ 」
リバース
最恐の女:リカの誕生
リフレイン
最恐の女:リカと関わった者達の末路
リハーサル
最恐の女:リカの看護師時代、覚醒
リカ
最恐の女:リカが愛する男は結局・・・
リターン
最恐の女:リカの狂気は永遠
リメンバー
最恐の女:リカの記憶は消せない

ドラマや映画、映像で「リカシリーズ 」を楽しみたいのなら、
こちらがおすすめです。

「リカシリーズ 」の映画、ドラマ

映画、2021年「リカ〜自称28歳の純愛モンスター〜」
”最恐の女:雨宮リカ役は高岡早紀
原作「リターン」
U-NEXTで配信中
無料で視聴するには、無料登録後に貰える600ptのうち399ptを使用
こちらから無料で:映画観るなら<U-NEXT>

ドラマ、2019年版「リカ」
”最恐の女:雨宮リカ役は高岡早紀
原作「リハーサル」「リカ」
第1部:4話、第2部:4話
U-NEXTで配信中
無料で視聴するには、無料登録のみで見放題(約1ヶ月間)
こちらから無料で:ドラマ観るなら<U-NEXT>

ドラマ、2021年版「リカ」
”最恐の女:雨宮リカ役は高岡早紀
原作「リバース」「リカ」
全3話
U-NEXTで配信中
無料で視聴するには、無料登録のみで見放題(約1ヶ月間)
こちらから無料で:ドラマ観るなら<U-NEXT>

活字で読む「リカ」もおすすめですけど、
映像として、目と音で楽しむ恐怖を高岡早紀さん演じる「リカ」から受け取るのも、
おすすめです・・・。

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最後に

五十嵐貴久の”新キャラ誕生”を予感させる、
PIT 特殊心理捜査班・水無月玲と、おすすめシリーズを紹介させていただきました。

強烈なキャラがいると、
どうしても比べられてしまうので、ちょっと不憫に思いますけど、
ベクトルの違う怪物”として、
PITの”新キャラ”にはこの先も楽しませてもらいたいですね。

これは余談ですが、
私はNetflixに続き、U-NEXTに加入しましたから、
「リカ」の映画もドラマも視聴可能となっています。

いつの日か、視聴して記事に・・・。

新キャラ”が映画やドラマになる前に終わらせておこうと・・・。

ちょっと怖いですけどね。

ではまた。

 

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