毒母から逃げろ!『RUN/ラン』、6月18日から公開されるサイコ・スリラー
「毒親」
毒になる親の略で、
毒と比喩されるような悪影響(人生の妨害)を子供に及ぼす親、
子供自身が厄介と感じるような親を指す俗的概念、だそうです。
(wikiに載っています)
父の場合は”毒父”、母親の場合は、
「毒母」
毒母から逃げろ!『RUN/ラン』
✔︎ 「search/サーチ」の監督・製作チームが新たに生み出したサイコ・スリラー
✔︎ 一軒家に住む、車椅子生活の娘と、母親の物語
✔︎ 深すぎる母性愛と、娘を溺愛する気持ちがグニャグニャに歪む・・・「毒母」
予告動画の90秒だけで、
強烈に歪んだ雰囲気を感じられるスリラー『RUN/ラン』、
2021年6月18日から、日本で公開される予定です。
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毒母から逃げろ!『RUN/ラン』
『RUN/ラン』
映画『RUN/ラン』90秒予告 6/18公開
・監督
アニーシュ・チャガンティ
・脚本
アニーシュ・チャガンティ
セヴ・オハニアン
・製作
セヴ・オハニアン
ナタリー・カサビアン
・出演(役名)
サラ・ポールソン
(ダイアン・シャーマン/娘の全てを面倒見る母親)
キーラ・アレン
(クロエ・シャーマン/ダイアンの娘、重い病気により車椅子生活)
パット・ヒーリー
(トム)
サラ・ソーン
(キャシー・ベイツ)
・2021年6月18日(金)から劇場公開
2018年「search/サーチ」の監督、
製作チームが新たに描くサイコ・スリラー『RUN/ラン』。
「search/サーチ」は今現在(2021年6月)、
あるレビューサイトで、
レビュー数18000件以上、平均点3.9点を上回っているスリラー映画です。
そのスリラー映画を作った監督と製作チームが再び・・・、
間違いなさそうですね。
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あらすじ
『RUN/ラン』あらすじ
郊外の一軒家で暮らすクロエ。
クロエは生まれつき慢性の病気を患い、
車椅子生活を余儀なくされている。
しかし、
常に前向きで好奇心旺盛のクロエは、
地元のワシントン大学への進学を望み、自立しようとしていた。
そんなある日、クロエは、
自分の体調や食事を管理し、
進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアンに不信感を抱き始める。
「娘の好きなようにさせてあげたい」
「一人暮らしをさせて大丈夫なのか」
母親は自分を応援してくれている、心配もしてくれている、
そう思っていたクロエだったのに・・・。
母親ダイアンが差し出した”新しい薬”と称する緑色のカプセル。
「お医者様が貴方に処方してくれた薬で、トリゴクシンというの」
どうしても腑に落ちなかったクロエは、
その薬をネットで検索、調べていたところで急に、
ネット回線が遮断。
ますます不審に思ったクロエは次に、
適当に電話をかけまくり、出た人に頼みこんで、薬について調べてもらうことに。
”トリゴクシンは心臓病の薬、緑のカプセルは市場に出回っていない”
そして、
もっと詳しく薬を調べようと薬局へ向かったクロエ。
そこで明らかになった真実・・・。
「この家から、お母さんから逃げるしかない!」
〜『RUN/ラン』〜
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毒母役:サラ・ポールソンについて
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サラ・ポールソン(1974年12月17日〜)は、
アメリカの女優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
2000年 | 「ハート・オブ・ウーマン」 (アニー) |
2003年 | 「恋は邪魔者」 (ヴィッキー・ヒラー) |
2005年 | 「ベティ・ペイジ」 (バニー・イェーガー) |
2008年 | 「ザ・スピリット」 (エレン) |
2012年 | 「MUD -マッド- 」 (メアリー・リー) |
2013年 | 「それでも夜は明ける」 (メアリー・エップス) |
2015年 | 「キャロル」 (アビー・ゲルハルト) |
「コンテンダー」 (ケイト・ハーパー) |
|
2017年 | 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」 (トニー・ブラッドリー) |
2018年 | 「オーシャンズ8」 (タミー) |
2019年 | 「ミスター・ガラス」 (エリー・ステイプル医師) |
2020年 | 『RUN/ラン』 (ダイアン・シャーマン) |
数々の映画に出演してきたサラ・ポールソンですが、
どちらかというと、
ドラマの方が有名かもしれません。
ポーラ・ポールソン
✅ 2016年、FXのミニシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー」、
その第1シーズン「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」、
O・J・シンプソン事件で検察官だったマーシャ・クラークを演じて、
・”エミー賞 主演女優賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門)” 受賞
・”ゴールデングローブ賞 女優賞(リミテッドシリーズ・テレビ映画部門)“ 受賞
・”全米映画俳優組合賞 女優賞(テレビ映画・ミニシリーズ部門)” 受賞
・”TCA賞 個人貢献賞(ドラマ部門)” 受賞
・”批評家選出テレビ賞 主演女優賞(映画・リミテッドシリーズ)” 受賞
・”サテライト賞 主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画)” 受賞
と、数々の賞を受賞しています。
演技力は折り紙付きのサラ・ポールソン、
そんな彼女が『RUN/ラン』で演じる”毒母:ダイアン”、
異様に怖そうな感じがしますね。
サイコ・スリラー『RUN/ラン』は、
2021年6月18日(金)から日本で公開予定となっています。
お得に視聴するなら |
U-NEXT 「ペンタゴン・ペーパーズ」「ミスター・ガラス」など、 今なら視聴可能 |
Netflix 「アメリカン・クライム〜」などが、 定額料金で視聴可能 |
連想してしまったサイコ・スリラー
『RUN/ラン』の予告動画を視聴して、
あらすじを読み終えた時、過去に観た超怖いサイコ・スリラーを思い出していました。
「ミザリー」
Misery(1990) - Official Trailer
・原作
スティーヴン・キング
・監督
ロブ・ライナー
・出演(役名)
キャシー・ベイツ
(アニー・ウィルクス)
✔︎
第63回アカデミー賞 主演女優賞 受賞
ジェームズ・カーン
(ポール・シェルダン)
リチャード・ファーンズワース
(バスター保安官)
フランシス・スターンハーゲン
(ヴァージニア)
ローレン・バコール
(マーシャ・シンデル)
『RUN/ラン』が「毒母」なら、「ミザリー」は、
「毒ファン」です。
「ミザリー」の簡単なあらすじ
大衆向けロマンス小説「ミザリー・シリーズ」の作者、
売れっ子作家のポール・シェルダンは、
「ミザリー・シリーズ」最終作を書き上げた後、
自動車事故を起こして両足を骨折、重傷を負ってしまう。
その彼を助けたのが、
ポールの「ミザリー・シリーズ」の熱烈なファン、
ポールと「ミザリー」を世界一知り尽くしていると自負する中年女性、
看護婦アニー・ウィルクス。
ポールを自宅に連れ帰り、献身的な看護を行っていくアニー、
ポールの身の回りのこと全てをコントロールしていき、拘束、そして監禁。
「ミザリー・シリーズ」最終作の結末が気に食わないアニーは、
書き直すように強要。
アニーの異常性に気付くポール・・・気付くのが遅かったポール・・・。
最終作の原稿を灰にさせたアニー、逃げ道を探るポール、
逃げ出さないようにハンマーを持つアニー、
恐ろしいほどの激痛が走るポール・・・やがてポールは策を練り・・・。
「毒ファン」怖い・・・。
内容や物語のあらすじは全く違いますけど、
『RUN/ラン』の「毒母」を想像していたら、
連想してしまったのがこの「ミザリー」の「毒ファン」でした。
「愛と憎しみは表裏一体」、
この言葉をある意味、数あるキャラクターの中で、1番豊かな表現方法を用いて魅せてくれているのが、
キャシー・ベイツ演じる”アニー”ではないでしょうか?
『RUN/ラン』の「毒母」も”アニー”同様、ヤバそうな雰囲気がありますよ・・・。
(ちなみに、「ミザリー」と言えばキャシー・ベイツなんですけど、”ポール”役のジェームズ・カーンも有名な俳優で、あの「ゴッドファーザー」の”ソニー兄貴”を演じていた方です)
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最後に
「愛と憎しみは表裏一体」
「ミザリー」の”毒ファン:アニー”と同様に狂気じみた感のある「毒母」が主役、
『RUN/ラン』を紹介させていただきました。
過去に、
スリラー映画で成功している監督と製作チームの最新作ですので、
あらゆる恐怖心を感じられそうです。
2021年6月18日(金)、
暑くなってきた昨今、精神的にも涼しくなりたいと考えていらっしゃるなら、
サイコ・スリラー『RUN/ラン』、
映画館の大画面で視聴してみてはいかがでしょうか。
”アニー”を大画面で・・・こちらはお断りですけどね。
ではまた。
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