史実を基にした衝撃の復讐劇『復讐者たち』あらすじ/主演/感想、U-NEXTで視聴可能
全く知らなかった衝撃の史実、
この復讐劇を基に製作されたのが『復讐者たち』です。
『復讐者たち』
✔︎ 2021年に日本で公開
✔︎ ホロコーストを生き延びたユダヤ人たちの復讐劇
✔︎ その復讐の標的となったのは、ドイツの民間人600万人
主演は、
”史実を基にした映画”作品に出演多数、
「イングロリアス・バスターズ」にも出演したアウグスト・ディール。
「鑑定士と顔のない依頼人」、
「ブレードランナー 2049」で知られるシルヴィア・フークスが、
出演しています。
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史実を基にした衝撃の復讐劇『復讐者たち』
『復讐者たち』
ホロコーストを生き延びたユダヤ人たちの、
驚くべき復讐計画/映画『復讐者たち』予告編
•監督
ドロン・パズ/ヨアブ・パズ
•キャスト(役名)
アウグスト・ディール(マックス)
シルヴィア・フークス(アンナ)
•日本公開2021年7月23日(金)
あらすじ
『復讐者たち』あらすじ
1945年、敗戦直後のドイツ。
地獄のホロコーストを生き延びたユダヤ人のマックスは、
難民キャンプに流れ着き、
そこで、
強制収容所で生き別れとなっていた妻子が、
ナチスに殺された事実を知ってしまう。
絶望のどん底に叩き落とされたマックス、
生き続けていくには、強烈な復讐心に身を委ねるしかなかった。
ナチスの残党を密かに処刑している、
ユダヤ旅団の兵士と行動を共にしていくことに。
そんな中、
マックスの前に現れた別のユダヤ人組織ナカム。
彼らは、
ユダヤ旅団よりも遥かに恐ろしい”プランA”という復讐計画を準備していた。
”プランA”
ドイツの民間人600万人を標的とした大量虐殺計画・・・。
ユダヤ人600万人以上が犠牲となったホロコーストへの復讐は、
ドイツの民間人600万人の命で償われてしまう・・・、
マックスの運命は・・・。
〜『復讐者たち』〜
・第二次世界大戦後、
ドイツ人への復讐を企てた50人ほどのユダヤ人の若者がいたそうです。
ヘブライ語で「ナカム」(復讐者たち)と呼ばれるこの組織は、
ドイツ人捕虜を殺害するために、
配給のパンや水道水に毒を入れる計画を立てていました。
・存命しているある1人(95歳)は、
「私たちと同じ経験をした人ならわかるはずだ」と述べ、
この計画を後悔している様子はなかったようです。
・イスラエル紙「ハアレツ」により伝えられています。
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主演マックス役:アウグスト・ディール
アウグスト・ディール(1976年1月4日〜)は、
ドイツ出身の俳優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
2004年 | 「青い棘」 (ギュンター) |
2007年 | 「ヒトラーの贋札」 (アドルフ・ブルガー) |
2008年 | ※「ベルリン陥落 1945」 (ゲルト) |
2009年 | 「イングロリアス・バスターズ」 (ヘルシュトローム親衛隊少佐) |
2010年 | 「ソルト」 (マイク・クラウス) |
2013年 | 「リスボンに誘われて」 (ジョルジェ) |
2016年 | 「マリアンヌ」 (ホバー) |
2017年 | 「マルクス・エンゲルス」 (カール・マルクス) |
2019年 | 「名もなき生涯」 (フランツ・イェーガーシュテッター) |
2021年 | 『復讐者たち』 (マックス) |
(※日本劇場未公開)
クエンティン・タランティーノ監督作、
ブラッド・ピット主演の「イングロリアス・バスターズ」への出演で、
名前と顔を知った感のあるアウグスト・ディール。
結構、”史実に基づく実話”的な出演作が多いんですよね。
(「イングロリアス・バスターズ」は作り話ですよ)
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ディールが出演した”史実に基づいた映画”
”史実に基づいた映画”
✅ 2004年「青い棘」
⇨1927年にドイツ:ベルリンで実際に起きた事件”シュテークリッツ校の悲劇”を、
基に描いている。
⇨ドイツ映画批評家協会賞 最優秀男優賞 受賞(アウグスト・ディール)
✅ 2007年「ヒトラーの贋札」
⇨第二次世界大戦中、ドイツ政府がイギリスの経済撹乱狙い画策した、
史上最大の紙幣贋造事件”ベルンハルト作戦”に関わった、
ユダヤ人印刷工アドルフ・ブルガーの証言に基づいて製作された。
⇨第80回アカデミー賞 外国語映画賞 受賞
✅ 2008年「ベルリン陥落 1945」
⇨1911〜2001年に死去したドイツ人女性の手記を映画化。
✅ 2017年「マルクス・エンゲルス」
⇨ドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若年期を描いている。
✅ 2019年「名もなき生涯」
⇨第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに併合されたオーストリアを舞台に、
良心的兵役拒否の立場から度重なる従軍命令と、ナチスの軍門に降った教会の指示に従わず、
ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛を貫いて、
36歳で処刑された実在の農夫”フランツ・イェーガーシュテッター”の生涯を描いている。
⇨第72回カンヌ国際映画祭
(エキュメニカル審査員賞、フランソワ・シャレ賞を受賞)
2021年7月23日から公開される『復讐者たち』、
”史実を基に描かれている映画”となっています。
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アンナ役:シルヴィア・フークス
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シルヴィア・フークス(1983年6月1日〜)は、
オランダの女優です。
今までに出演した映画は、
公開年 | タイトル(役名) |
2007年 | ※「Duska」 (映画館の売店で働く女性) |
2008年 | ※「ティラミス」 (ヴァネッサ) |
2009年 | ※「嵐」 (ジュリア) |
2010年 | ※「Tirza」 (ティルザ) |
2011年 | ※「De bende van Oss」 (ヨハンナ) |
2012年 | ※「Het meisje en de dood」 (エリーゼ) |
2013年 | 「鑑定士と顔のない依頼人」 (クレア・イベットソン) |
※「Bro's Before Ho's」 (アンナ) |
|
2017年 | 「ブレードランナー 2049」 (ラヴ) |
「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」 (ララ・シミッチ) |
|
2018年 | 「蜘蛛の巣を払う女」 (カミラ・サランデル) |
2021年 | 『復讐者たち』 (アンナ) |
(※日本劇場未公開)
2017年「ブレードランナー 2049」、
戦闘能力の高い”ラヴ”役が印象深くなっている女優さんではないでしょうか?
物語の終盤、
K(ライアン・ゴズリング)との死闘を演じる”ラヴ”、
魅力的な役柄でしたね。
正直に言うと、
2013年「鑑定士と顔のない依頼人」、
2017年「ブレードランナー 2049」しか観たことがないので、
その印象が強くなっているだけなんですけど。
そんなシルヴィア・フークスは、
今作『復讐者たち』で”アンナ”役として出演しています。
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おじさんの感想
(答えは出ないけど、色々と考えさせられる)
U-NEXTで配信されていたので、
史実を基にした衝撃の復讐劇『復讐者たち』を視聴しました。
物語の冒頭で、
“家族が殺されたと知ったら?”
“想像してみてくれ”
“あなたの兄弟、姉妹、両親、子供たち”
“何の罪もないのに殺されたらどうする?”
“さあ、自問してくれ”
“どうするかと”
視聴者はこう問いかけられてから映画の本編へと入っていきます。
そして、
最後の最後まで、そして今に至るまで、
その問いに明確な解答を導き出せず、ただただ漠然とではありますけども、
“生きていくしかない”
こう納得せざる負えない映画でした。
ヌクヌクとクーラーの効いた部屋で、コーヒーを片手に脱力した状態で視聴・・・、
戦争経験のない私では、本当にできる事は1つしかありません。
“想像する事”
家族や友人を根こそぎ奪われた挙句、生きていく希望を復讐にしか見出せなくなった場合、
“あなたは冷静に未来を見据えられますか?”
『復讐者たち』を視聴中、
ずっと問いかけられ続けた私の解答は、
「復讐は復讐の連鎖を生むだけ、何も変わらない、けど、自分が冷静でいられる自信は無い・・・」
映画を視聴した後もまだ、この感情に支配されています。
明確な答えなんか存在しないんでしょうね・・・。
『復讐者たち』の映画そのものを面白いとは言いません。
視聴後もドッと疲れている感じで、自問迷答を繰り返してしまいます。
ただ、
戦争を経験しその時代で生きていくしかなかった人々の葛藤、その一端に触れるには、
素晴らしい映画だったのではないかと思っています。
色々考えさせらてしまいますけど、
『復讐者たち』、
気になる方は再生してみてください。
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最後に
2021年に日本で公開された、
史実を基に描かれた復讐劇『復讐者たち』を紹介させていただきました。
考えさせられる映画なので、
ちょっと疲れている時とか、体調が優れない時などの視聴は控えた方がよろしいかと。
ただ、体調が万全だからといって明るくなれる訳でもないんですけどね。
気になる方だけ、視聴してみてください。
ちなみに、
2022年6月27日現在、まだ公式ホームページは存在しておりますので、
そちらも気になる方は是非。
公式ホームページはこちら⇨映画『復讐者たち』公式サイト
ではまた。
⇨実話を基にしたホラー映画『ライトハウス』、2021年7月9日から公開予定です
⇨『ラース・オブ・マン』、ステイサム&リッチーの4作目は2021年公開予定
⇨7月2日公開決定!『ゴジラVSコング』、VS系タイトルとして16作目となる怪獣映画