ブラピ+タランティーノ=『イングロリアス・バスターズ』、最高に楽しい150分

2021年5月30日

ブラッド・ピット
「セブン」「12モンキーズ」「ファイト・クラブ」、
「スナッチ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などへ出演、
誰もが知っている大スター

クエンティン・タランティーノ
「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」、
「キル・ビルシリーズ」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」など、
日本では”タラちゃん”と呼ばれるほど有名な映画監督

この2人が「ワンス〜」の前にコンビを組んだ最高傑作が、

イングロリアス・バスターズ

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『イングロリアス・バスターズ』

イングロリアス・バスターズ

監督/脚本
クエンティン・タランティーノ

出演(役名)
ブラッド・ピット(アルド・レイン中尉)

イーライ・ロス(ドニー・ドノウィッツ)

ティル・シュヴァイガー(ヒューゴ・スティーグリッツ)

B・J・ノヴァク(スミッソン・ウティヴィッチ)

メラニー・ロラン(ショシャナ・ドレフュス)

マイケル・ファスベンダー(アーチー・ヒコックス中尉)

マイク・マイヤーズ(エド・フェネク将軍)

ダニエル・ブリュール(フレデリック・ツォラー国防軍一等兵)

アウグスト・ディール(ヘルシュトローム親衛隊少佐)

クリストフ・ヴァルツ(ハンス・ランダ親衛隊大佐)

日本公開2009年11月20日

監督のクエンティン・タランティーノは、
このイングロリアス・バスターズの脚本執筆に10年以上費やしています。

主演のブラピによると、
タランティーノが脚本を書いていること自体が、ハリウッドの神話になっていたそうです。

相当な力の入れようだったようで、
脚本を何度も書き直し、練りに練って製作された映画ですね。

 

映画賞

イングロリアス・バスターズは、各映画賞で絶賛されています。

ちょっとだけ表にしますと、

映画賞 ノミネート(赤字が受賞)
第82回アカデミー賞 助演男優賞」「作品賞」
「監督賞」「脚本賞」「撮影賞」
「編集賞」「録音省」「音響編集賞」
第67回ゴールデングローブ賞 助演男優賞」「監督賞」
「作品賞(ドラマ部門)」「脚本賞」
第63回英国アカデミー賞 助演男優賞」「撮影賞」
「編集賞」「監督賞」「プロダクションデザイン賞」
「オリジナル脚本賞」
第14回サテライト賞 助演男優賞」「撮影賞」
第16回全米映画俳優組合賞 助演男優賞」「助演女優賞」
キャスト賞
第62回カンヌ国際映画祭 男優賞」「パルム・ドール」
第13回ラスベガス映画批評家協会賞 助演男優賞」「衣装デザイン賞
第5回オースティン映画批評家協会賞 助演男優賞」「主演女優賞
オリジナル脚本賞
第35回ロサンゼルス映画批評家協会賞 助演男優賞」

(これは1部を抜粋しただけの表です。全ての映画賞はこちらに記載されています。
こちら⇨wikipedia-イングロリアス・バスターズ

ちなみに、
各映画賞の「助演男優賞」を総ナメしたのは、
”ハンス・ランダ親衛隊大佐”役のクリストフ・ヴェルツです。
(怖さのある役どころですけど、それ以上に感じるのが頭の良さ。悪知恵とでも言いますか、勘の良さと冷徹な立ち振る舞いが際立っている感じですね)

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あらすじを軽く

ネタバレせずに軽く紹介しますと、

イングロリアス・バスターズ』簡単なあらすじ

第二次世界大戦中のドイツ国防軍占領下のフランスが舞台。

「ユダヤ・ハンター」の異名をとるナチス親衛隊大佐ランダ(クリストフ・ヴァルツ)という、
超イヤなヤツが物語のキーマンとして登場。

そのランダに家族を殺され復讐に燃える女性と、
ユダヤ系アメリカ人からなる「秘密部隊」を率いるアメリカ陸軍中尉レインブラッド・ピット)、
5章に分けて語られる物語です。

・第1章「その昔・・・ナチ占領下のフランスで」
・第2章「名誉なき野郎ども」
・第3章「パリにおけるドイツの宴」
・第4章「映画館作戦」
・第5章「巨大な顔の逆襲」

「秘密部隊」ことバスターズを率いるブラピがまぁ〜カッコいい!!

5章に分けて語られますから、スピード感が損なわれずに約150分楽しめます。

ある女性の復讐劇」としても楽しめるイングロリアス・バスターズ

ちなみに、
イングロリアス・バスターズはフィクションです。実話ではありません
ほとんどの登場人物は架空です。

例えば、
”ハンス・ランダ親衛隊大佐”は実在しませんけど、
”ハンス・ウルリヒ・ゲシュケ親衛隊大佐”は実在していました。

”親衛隊大佐”という役職は存在していたようですね。

「秘密部隊」も架空、
ちょっと残念ではありますが、”もしかしたら!”と思わせてくれるぐらい、
イングロリアス・バスターズの世界観は没入感が半端ありません。
是非、視聴してみてください。

 

動画サイト 視聴可能
Netflix イングロリアス・バスターズなどが、
定額料金で視聴可能

 

 

この「映画」を観た方達の感想

男性の声
男性の声
『イングロリアス・バスターズ』の感想

4

タランティーノワールド炸裂!最高に面白かったです!
Theエンターテイメント!!!って感じで、視聴後の満足度がかなり高いです!

 

男性の声
男性の声
『イングロリアス・バスターズ』の感想

4

最後に章が全て繋がってバーン!
けど、癖のある喋り方のブラピ含め、みんなのキャラが濃くて良かったです。
ちょっとえぐい描写が多かったけど、楽しめました!

 

男性の声
男性の声
『イングロリアス・バスターズ』の感想

4.5

最高に面白かった!
ランダ大佐が最高過ぎて、主人公(ブラピ)があんまりだなと思っていたけど、最後に全てを持って行きました!
ラスト10分、マジで痛快でした。めちゃくちゃ気持ち良かった!
150分あるけど、途中ダレないしずっと楽しいので、ラストまでタルむことなく観続けられます。

 

おじさんの声
おじさんの声
『イングロリアス・バスターズ』の感想

 

(タランティーノ作品で1番好きかも)

9

 

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の前に、
ブラピとタランティーノがコンビを組んでいた(ディカプリオはこの際置いておいて)映画、
イングロリアス・バスターズ
個人的にはタランティーノ作品で1番好きですね。

 

痛みを伴うエグいシーンが際立つのはいつもの事。
「ワンス〜」のラストも異常でしたしね(良い意味で)。

 

「ワンス〜」もそうでしたけど、
このイングロリアス・バスターズも視聴後の爽快感みたいなものを存分に感じてしまいます。

 

決して生易しいお話ではないんです。

 

ナチスの親衛隊大佐に無慈悲に殺された家族、
”その復讐に燃えるある女性の物語”が中心となっている復讐劇でもありますから、
重いはずなんですよね。

 

それを、
タランティーノのフィルターを通して描かれてしまうと、
極上のエンターテイメントとして、150分の映画として楽しめてしまいます。

 

1度観たら絶対に忘れられない!

 

まぁ、これはおじさんの個人的な意見ですけど。

 

タランティーノ作品でまだ、
ブラピ作品でまだ観ていないのがこのイングロリアス・バスターズだとしたら、
勿体無いな〜と思うと同時に、
これから初見を迎える方を羨ましく思います。

 

ちょっとグロいけど、視聴をおすすめします。

 

ちなみに、
Netflixに加入しているのなら、無料で視聴可能となっています。

動画サイト 視聴可能
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定額料金で視聴可能

 

ブラッド・ピットについて

 
 
 
 
 
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ブラッド・ピット(1963年12月18日〜)は、
アメリカの俳優、映画プロデューサーです。

ブラッド・ピット出演のオススメ映画は、

公開年 タイトル(役名)
1994年 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
(ルイ・ド・ポワント・デュ・ラック)
1995年 セブン
(デビッド・ミルズ刑事)
「12モンキーズ」
(ジェフリー・ゴインズ)
1997年 デビル
(フランシス・マグワイヤー、ローリー・ディヴァニー)
1999年 「ファイト・クラブ」
(タイラー・ダーデン)
2000年 「スナッチ」
(ミッキー・オニール)
2008年 ベンジャミン・バトン 数奇な人生
(ベンジャミン・バトン)
2009年 イングロリアス・バスターズ
(アルド・レイン中尉)
2011年 「マネーボール」
(ビリー・ビーン)
2013年 ワールド・ウォーZ
(ジェリー・レーン)
2019年 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
(クリフ・ブース)
アド・アストラ
(ロイ・マクブライド)

アカデミー賞の個人賞に絡んだのは何回かありますけど、
受賞は1度だけというブラピ。
第92回アカデミー賞

映画の賞レースなんて関係ないぐらい、
その存在感と圧倒的なカッコ良さで映画界に君臨している大スターですね。

今までにたくさんの代表作がありますが、
個人的なオススメを厳選すると、
「セブン」「ファイト・クラブ」(共にデヴィッド・フィンチャー監督作)、
ゾンビと戦うブラピ「ワールド・ウォーZ」(Netflixで視聴可能)、
イングロリアス・バスターズ「ワンス〜」(共にタランティーノ監督作)。

この辺りをオススメします。

色々なジャンルでブラピを楽しめるのではないか、そう思っています。

 

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クエンティン・タランティーノについて

 
 
 
 
 
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クエンティン・ジェローム・タランティーノ(1963年3月27日〜)は、
アメリカの映画監督、脚本家、俳優です。

今までの長編映画監督作は、

公開年 タイトル(本人出演)
1992年 「レザボア・ドッグス」
(ミスター・ブラウンとして出演)
1994年 「パルプ・フィクション」
(ジミーとして出演)
1997年 「ジャッキー・ブラウン」
(留守番電話の声で出演)
2003年 「キル・ビル Vol.1」
(クレイジー88のメンバーとして出演)
2004年 「キル・ビル Vol.2」
(出演ナシ)
2007年 「デス・プルーフ in グラインドハウス」
(ウォーレンとして出演)
2009年 イングロリアス・バスターズ
(ドイツ軍兵士/アメリカ軍兵士として出演)
2012年 「ジャンゴ 繋がれざる者」
(フランキーとして出演)
2015年 ヘイトフル・エイト
(ナレーターとして声のみ)
2019年 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
(レッド・アップルのCM監督として声のみ)

出たがりの映画監督としても有名なタランティーノ

自分が監督した映画だけではなく、
主演クラスで出演している映画もあるんですよね。

「ジョニー・デスティニー」(1995年の映画、日本未公開)では、
主演の”ジョニー・デスティニー役”。

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1996年に日本で公開)では、
ゲッコー兄弟の弟”リッチー役”。
ちなみに兄役はジョージ・クルーニー。

この2作なら、俳優タランティーノが堪能できるのではないかと。

とはいえ、やはり俳優としてよりは、
映画監督としてのタランティーノの方が魅力的。

名作揃いと言えるタランティーノ監督作、
イングロリアス・バスターズも含め、オススメです。

 

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今なら無料で視聴可能
Netflix 「ヘイトフル・エイト」「ジャンゴ 繋がれざる者」などが、
定額料金で視聴可能

 

最後に

 

ブラピ+タランティーノ=最高
そんな風に個人的に大好きなイングロリアス・バスターズを紹介させていただきました。

好き嫌いは分かれるでしょうが、
タランティーノ作品が好き
ブラピが好き
単純にそれだけでも観る価値のある映画だと思います。

まだ観ていないのなら、是非1度、再生ボタンを押してみてください。

150分と長い時間を失いますけど、
視聴後に抜群の爽快感が待っているはずです。
(好きになったら、という条件付きですけどね)

ではまた。

 

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