映画『マッドマックス:フュリオサ』キャスト/あらすじ/感想(ネタバレ注意)、前作と比べると・・・
2015年に公開された大ヒット作、
映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した“フュリオサ”の前日譚、
『マッドマックス:フュリオサ』。
映画館で視聴してきました。
映画『マッドマックス:フュリオサ』
✅ 「マッドマックス」シリーズの5作目
(1979年「マッドマックス」、1981年「マッドマックス2」、1985年「マッドマックス/サンダードーム」、2015年「マッドマックス 怒りのデス・ロード」)
✅ シリーズ初の女性主人公、前日譚的なキャラ深掘りもシリーズ初
✅ 2024年5月31日から日本で公開中
公開から約1週間ほど経った(6月6日)に映画館で視聴、
空いていたので非常に快適な鑑賞になった『マッドマックス・フュリオサ』。
個人的にはですね・・・。
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映画『マッドマックス:フュリオサ』
映画『マッドマックス:フュリオサ』
映画『マッドマックス:フュリオサ』日本版劇場予告
【監督】
ジョージ・ミラー
【脚本】
ジョージ・ミラー、ニコ・ラサウリス
【製作】
ジョージ・ミラー、ダグ・ミッチェル
【音楽】
ジャンキーXL
【撮影】
サイモン・ダガン
【編集】
マーガレット・シクセル
【日本公開】
2024年5月31日
キャスト
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【キャスト(役名)】
アニャ・テイラー=ジョイ(フュリオサ)
⇨前作ではシャーリーズ・セロンが演じていた
アリーラ・ブラウン(少女時代のフュリオサ)
クリス・ヘムズワース(ディメンタス)
ラッキー・ヒューム(イモータン・ジョー)
⇨前作ではヒュー・キース・バーンが演じていた
トム・バーク(ジャック)
チャーリー・フレイザー(メリー・ジャバサ)
⇨前作に名前だけ登場
ネイサン・ジョーンズ(リクタス)
⇨前作にも同役で出演
アンガス・サンプソン(オーガニック・メカニック)
⇨前作にも同役で出演
ジョシュ・ヘルマン(スクロータス)
⇨前作には“スリット役”で出演していた俳優
ジョン・ハワード(人喰い男爵)
⇨前作にも同役で出演
リー・ペリー(武器将軍)
⇨前作ではリチャード・カーターが演じていた
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あらすじ
『マッドマックス:フュリオサ』あらすじ
世界が崩壊した時、
緑の地で暮らしていた幼きフュリオサは、
ウォーロードのディメンタス率いるバイカー集団に拐われてしまい、
彼らの手に落ちてしまう。
その知らせを受け、
フュリオサの母メリー・ジャバサは、
単独で娘の救出に向かう。
しかし、
娘の目の前で母は命を落とすことに・・・。
そして、
ウェイスランドを駆け抜けるこの集団は、
イモータン・ジョーという独裁者が支配する、
シタデルの砦に辿り着く。
ディメンタスとイモータン・ジョー、
2人の暴君が覇権を争う中、
フュリオサは多くの試練を乗り越え、
故郷への道を探りつつ、
その目に復讐を宿し続けていく。
〜『マッドマックス:フュリオサ』〜
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おじさんの感想(ネタバレ注意)
(前作を10点とするなら、今作は・・・)
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」に登場した女戦士フュリオサ、
その彼女の前日譚を描いた今作、
『マッドマックス:フュリオサ』。
ハードルが上がりきった状態での視聴となりましたので、個人的には、傑作といった感じではなく、あくまでも良作、といった評価に落ち着いてしまいました。
「つまらなくは無いけど、前作ほど何度も視聴するとは思えない」
理由はいくつか・・・。
まず、1番大きいのが、
〈リメンバーミー?〉
前作でフュリオサがイモータン・ジョーへ放った言葉、この強烈なシーンへの答え合わせ、もの凄い意味が「覚えている?」に込められているんだろうと、その重さを知ることになる今作。
と、期待していたんですけど、アレでは弱すぎる・・・。そう私は感じてしまいました。
ディメンタスへは重々納得できる・・・、前作のイモータン・ジョーへは繋がりが弱い・・・、
これが1番大きかったです。
〈アクションシーン〉
これは単純です。
前作が強すぎる。あのスピード感と爽快感には及ばなかったなと。
復讐劇メインのドラマ性が高い今作、アクションをメインに楽しむ映画ではないので、前作と比べるのは酷ですけど、どうしても期待してしまい・・・。
衝撃度という意味では、前作に軍配が上がりました。
〈アニャ・テイラー=ジョイ〉
ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」、映画「ウィッチ」、映画「ラストナイト・イン・ソーホー」、
映画「ノースマン 導かれし復讐者」、映画「ザ・メニュー」など、
非常に好きな女優さんなんですが、
シャーリーズ・セロンのフュリオサと、
アニャ・テイラー=ジョイのフュリオサとを比較した場合、
個人的には前者の方が魅力的に感じてしまいました。
前作で緑の地がすでに無くなったと知り、絶望するフュリオサを超える画力のある強烈なシーンが、
今作には見当たらなかった。
最後にもう1つ、
ちょっと間違っているかも知れませんけども、
〈スクロータス〉
前作には登場していないキャラクター、イモータン・ジョーの息子の1人として今作に登場したスクロータス。
かなりヤバイ感じのキャラクターなんですけど、彼、
生き残りませんでした?
今作でスクロータスを演じた俳優さんはジョシュ・ヘルマン。
前作ではウォー・ボーイズのランサー(槍主)のスリットとして出演しておりましたので、
「前作にいないのに生き延びるの?」と疑問が・・・。
間違っていたらすいません。
このようにですね、
『マッドマックス:フュリオサ』のラストを、
前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」でのフュリオサ登場シーンへとしっかり繋げているにも関わらず、
イモータン・ジョーへの〈リメンバーミー?〉の弱さと、
〈スクロータス〉への「あれ?何で?」、などの細かいシコリみたいなものが気になってしまい、
個人的に7.5という良作どまりな評価になりました。
映画館で1回視聴しただけですから、
いつの日か、もう1度サブスクで視聴したいと思っています。
「もう1回観よう」とは思える映画。
私のようなおじさんの戯言は気にせず、ご自分の目で確認してみてください。
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最後に
映画『マッドマックス:フュリオサ』を紹介させていただきました。
今現在(6月16日)、
今作は興行収入的に苦戦を強いられているようですけど、
作品自体の評価は高いものとなっている感じ。
映画館へ足を運んだ人たちが高評価をしているのは事実です。
〈Filmarks〉でも、
8000件以上のレビュー数で5点満点中4.1の高得点。
とりあえず、
1度は観ておいても損はしないのではないかと。
気になる方はお早めに映画館へ。
ではまた。