「クリストファー・ノーラン」の「戦争映画」、兵士達の過酷な帰還

2020年12月26日

私はこの「映画」を映画館で視聴しました。

公開からだいぶ時間が経っていたので、

映画館には私の他に2人しか客がいない状況、優雅に視聴できましたね。

戦争映画」を大きなスクリーンで視聴するのは、
映像の迫力も、音の迫力も、物凄いものがありましたが、

映画館には私をいれて3人、

少しだけ不安になりました。映画館に3人しかいない状況は、人を不安にさせます。
大丈夫なのか、この「映画」?

 

そんな想いになっていましたが、

「映画」が上映されて10分も過ぎれば、そんな不安はどこかへ去っていましたね。

 

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「クリストファー・ノーラン」の「戦争映画」

 

ダンケルク

 Dunkirk-Trailer 1[HD]

監督・脚本 クリストファー・ノーラン
出演 フィン・ホワイトヘッド
トム・グリン=カーニー
ジャック・ロウデン
ハリー・スタイルズ
アナイリン・バーナード
ジェームズ・ダーシー
バリー・コーガン
ケネス・ブラナー
キリアン・マーフィー
マーク・ライランス
トム・ハーディ
第90回アカデミー賞 ノミネート・受賞
作品賞 ノミネート
監督賞 ノミネート
美術賞 ノミネート
撮影賞 ノミネート
編集賞 受賞
音響編集賞 受賞
録音賞 受賞
作曲賞 ノミネート
アメリカ公開 2017年7月21日
日本公開 2017年9月9日

 

ネタバレせずに、紹介します。

ダンケルク」は、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2017年の「戦争映画」です。
イギリス、オランダ、フランス、アメリカ合衆国の4カ国合作映画です。

第二次世界大戦の「ダンケルクの大撤退」という史実に基づいて描かれています。キャラクターやストーリーはフィクションですが。

 

 

1940年、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲された、イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍将兵は、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていました。

英国陸軍の兵士であるトミー二等兵は、ダンケルクの街で自身の分隊がドイツ軍の銃撃で全滅、
自分だけが生き残りました。
武器も失った状態で、ダンケルクの砂浜にやってきます。

そこにいたのは、救助船に乗ろうと長蛇の列を作っている英国兵達でした。

砂浜で知り合った兵士と一緒に、なんとか救助船に乗り込みますが、ドイツ軍の攻撃で船は沈没、
船から命からがら脱出した2人、
イギリス本国に帰還しようと新たな策を講じますが・・・。

 

ダンケルクに足止めを食らっている連合軍の兵士たちを、
30万人以上救助した史実(イギリス軍約19万人、フランス軍約14万人)を基に、
クリストファー・ノーランが112ページの脚本にして、監督としてメガホンをとった、

空(飛行機)、陸(浜辺)、海(海軍の撤退)の3つの視点から語られる「戦争映画」、

ダンケルク

今現在、「Netflix(ネットフリックス)」で視聴可能です。

 

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この「映画」を観た方達の感想を、少しだけ

 

「ダンケルク」を観たAさん

すっと入ってきます。
戦争映画にしては、内容も難しくないので誰にでもおすすめできます。

 

「ダンケルク」を観たBさん

100分が一瞬に感じるぐらい引き込まれました。
何よりも音が凄い!爆撃、銃撃、戦闘機の音はもちろん迫力満点。
派手さはないけどBGMで緊張感を高めたり、安心感を与えたり、焦燥感を掻き立てたり、観ているこちらまでその場の雰囲気に飲み込まれてしまいます。

青空の美しさ、海の透明感、どんより曇った雲の威圧感、映像の素晴らしさもあって、どんどん没入していきます。

ただ、時間軸がよく分からなくて、冒頭を見直すとスッキリするので、もう1度少し整理して観たいと思います。

 

「ダンケルク」を観たおじさん

ダンケルク」は史実を基に作られた「映画」ですので、
面白いですよとか、楽しめるのでおすすめですよとか、
あまり、軽々しく言えない「戦争映画」です。

世の中に量産されている派手な「戦争映画」とは色合いが違いますから、
重苦しい「戦争映画」が苦手な方には、ちょっと厳しいかもしれません。

派手さはない「戦争映画」ですけど、歴史上にあった史実をじっくり「映画」で知りたいという方に、是非観て欲しい作品です。
監督はあのクリストファー・ノーランですので、
映像美や音の使い方に圧倒されながら、最後まで集中して観られますのでね。

ダンケルク」、
個人的には「戦争映画」の「名作」だと思っています。
 
 
 
 

クリストファー・ノーランについて

 

クリストファー・ノーランは、

今や世界的に有名な「映画監督」です。

監督作を表にしてみます。製作、製作総指揮だけの作品は外しておきます。

1996年 フォロウィング
2000年 メメント
2002年 インソムニア
2006年 バットマン ビギンズ
プレステージ
2008年 ダークナイト
2010年 インセプション
2012年 ダークナイト ライジング
2014年 インターステラー
2017年 ダンケルク
2020年 TENET テネット 

 

今現在、「Netflix(ネットフリックス)」内で観られるクリストファー・ノーラン作品でおすすめなのは、こちら、

▶︎▶︎ノーラン監督作の「SF映画」、アカデミー賞で8部門ノミネート

 

▶︎▶︎「SF映画」の「名作」、この家族愛はここ数年で「ベスト1」です

 

他にも、「メメント」、「バットマン ビギンズ」、「プレステージ」、「ダークナイト」、
ダークナイト ライジング」、などが視聴可能になっています。ほぼ、全てですね。

 

クリストファー・ノーランは、自身の好きな「映画」として、

「殺し屋たちの挽歌」(1984年)、「十二人の怒れる男」(1957年)
「シン・レッド・ライン」(1998年)、「怪人マブゼ博士」(1933年)
「ジェラシー」(1980年)、「戦場のメリークリスマス」(1983年)
「宇宙へのフロンティア」(1989年)、「コヤニスカッツィ」(1983年)
「アーカディン/秘密調査報告書」(1955年)、「グリード」(1925年)

計10本の「映画」を挙げています。

私がかろうじて知っているのは、「シン・レッド・ライン」と「戦場のメリークリスマス」だけです。
他の作品は名前すら聞いたことがありません。

 

凡人の発想で申し訳ありませんが、

クリストファー・ノーランほどの才能溢れる人は、好きな「映画」も相当変わっているなと思ってしまいます。
タイトルからして、観る気の起きないものばかりです。「コヤニスカッツィ」に至っては、キーボードで打つのも面倒臭いし・・・。

私のような凡人では理解できない頭脳を持っているからこそ、
インターステラー」や「インセプション」、「メメント」などの「映画」を作れるのでしょうね。

クリストファー・ノーランの次回作に期待しております。

 

最後に

 

ダンケルク」は映画館で観ておいて良かったなと思える「映画」です。

で、

もう1度「Netflix(ネットフリックス)」で観てみたのですが、

全然大丈夫でした。

大スクリーンで得られる迫力は軽減しますけど、
「映画」そのものの質が落ちるわけではありませんので、
安心して視聴してみてください。

歴史上にあった史実を、クリストファー・ノーランの脳みそで構築された、
ダンケルク

約2時間の「戦争映画」を堪能してください。

 

ではまた。

 

 

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