人類が睡眠を奪われた?!映画『AWAKE/アウェイク』キャスト、あらすじ、感想
「夜寝つきが悪い」とか、
「眠りが浅いような感じがする」など、
軽度の”不眠症”といえる人は少なくないんでしょうね。
私もそうです。
日本では、程度に差があるにしろ、
5人に1人の割合で”不眠症”に悩んでいると言われています。
もし、この軽度の”不眠症”がある日突然、
”今後、完全に一睡もできなくなる”となってしまったら、どうしましょう・・・。
映画『AWAKE/アウェイク』
✔︎ ある日突然、人間の睡眠が外的な要因で奪われる
✔︎ 眠れなくなった人類はパニックに陥り、やがて、判断力も奪われる
✔︎ 全ての人間の睡眠が奪われた世界で唯一の希望、それは、”眠れる少女”
地球で巻き起こるパニックもの、
今回はゾンビではなく、ウイルスでもなく、隕石、宇宙人襲来でもありません。
「人間の睡眠」です。
「眠りを奪われた人類に巻き起こるパニック」と「ある家族」を描いた映画、
Netflixオリジナル『AWAKE/アウェイク』(訳すと”目覚める”)、
睡眠は大事ですね。
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映画『AWAKE/アウェイク』キャスト、あらすじ、感想
『AWAKE/アウェイク』
『AWAKE/アウェイク』予告編 - Netflix
・監督
マーク・ラソ
・キャスト(役名)
ジーナ・ロドリゲス
(ジル/地元の大学で警備員として働いている、元衛生兵:眠れない)
アリアナ・グリーンブラット
(マチルダ/ジルの娘:眠れる)
ルシウス・ホヨス
(ノア/ジルの息子:眠れない)
フランシス・フィッシャー
(ドリス/ジルの母親:眠れない)
シャミア・アンダーソン
(ダッジ/ジル家族に協力的な元囚人:眠れない)
ジェニファー・ジェイソン・リー
(マーフィ少佐/軍に所属する精神科医で、”眠れない”原因を探っているけど、眠れない)
フィン・ジョーンズ
(ブライアン/マーフィの助手:眠れない)
バリー・ペッパー
(牧師/眠れない)
・Netflixで2021年6月9日から配信
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キャスト:主人公ジーナ・ロドリゲス
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ジーナ・ロドリゲス(1984年7月30日〜)は、
アメリカの女優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
2010年 | ※「マイファミリー・ウェディング」 (ブライズメイド) |
2016年 | 「バーニング・オーシャン」 (アンドレア・フレイタス) |
2017年 | ※「ザ・スター はじめてのクリスマス」 (聖母マリア:声の出演) |
2018年 | ※「アナイアレイション -全滅領域-」 (アニャ・ソレンセン) |
「スモールフット」 (コルカ:声の出演) |
|
2019年 | ※「サムワン・グレート 〜輝く人に〜」 (ジェニー・ヤング) |
※「ミス・リベンジ」 (グロリア) |
|
2021年 | 『AWAKE/アウェイク』 (ジル) |
(※日本劇場未公開)
ジーナ・ロドリゲス出演作を視聴したのは、
今作で2回目でした。
ナタリー・ポートマン主演の「アナイアレイション -全滅領域-」と、
今作『AWAKE/アウェイク』。
(共にNetflix)
たまたまですけど、
「アナイアレイション -全滅領域-」では”救急医療隊員”役、
『AWAKE/アウェイク』では”元衛生兵の母親”役、
医療関係の役どころ2作、
だからなんだって話ですが・・・。
この2作とも、
Netflixで視聴可能となっていますので、
比べてみるのも面白いかもしれませんね。
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Netflix 『AWAKE/アウェイク』「サムワン・グレート〜」などが、 定額料金で視聴可能 |
牧師役:バリー・ペッパー
バリー・ペッパー(1970年4月4日〜)は、
カナダ出身の俳優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
1998年 | 「プライベート・ライアン」 (ダニエル・ジャクソン二等兵) |
1999年 | 「グリーンマイル」 (ディーン・スタントン) |
2000年 | 「バトルフィールド・アース」 (ジョニー) |
2002年 | 「ワンス・アンド・フォーエバー」 (ジョー・ギャロウェイ) |
2005年 | 「リプリー 暴かれた贋作」 (トム・リプリー) |
2006年 | 「父親たちの星条旗」 (マイク・ストランク) |
2010年 | 「トゥルー・グリット」 (ラッキー・ネッド・ペッパー) |
2013年 | 「オーバードライヴ」 (クーパー) |
2019年 | 「異端の鳥」 (ミトカ) |
2021年 | 『AWAKE/アウェイク』 (牧師) |
1998年「プライベート・ライアン」で演じた、
凄腕の狙撃兵”ジャクソン二等兵”の印象が強烈に残っているペッパー。
1999年「グリーンマイル」”ディーン・スタントン”役と、
2作続けて大ヒット映画に出演して、
日本でもお馴染みとなった俳優です。
(2作とも主演はトム・ハンクス)
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その後、
2000年「バトルフィールド・アース」で、
第21回ゴールデン・ラズベリー賞 助演男優賞を受賞。
不名誉なこともありましたけど、
いまだに”ジャクソン二等兵”の好印象が色褪せない俳優ですね。
ペッパーを観るたびに思い出してしまいます。
今作『AWAKE/アウェイク』の”牧師”役、
登場シーンはちょっとだけですが、視聴する際に注目してみてください。
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マーフィ役:ジェニファー・ジェイソン・リー
ジェニファー・ジェイソン・リー(1962年2月5日〜)は、
アメリカの女優です。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル(役名) |
1989年 | 「ブルックリン最終出口」 (トララ) |
1990年 | 「マイアミ・ブルース」 (スージー) |
1991年 | 「バックドラフト」 (ジェニファー) |
1994年 | 「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」 (ドロシー・パーカー) |
1995年 | 「黙秘」 (セリーナ・セントジョージ) |
「ジョージア」 (サディ・フラッド) |
|
2000年 | 「キング・イズ・アライヴ」 (ジーナ) |
2002年 | 「ロード・トゥ・パーディション」 (アニー・サリヴァン) |
2015年 | 「ヘイトフル・エイト」 (デイジー・ドマーグ) |
2018年 | 「アナイアレイション -全滅領域-」 (心理学者) |
2020年 | 「ポゼッサー」 (ガーダー) |
2021年 | 「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」 (ジェーン・ラッセル) |
『AWAKE/アウェイク』 (マーフィー少佐) |
経歴だけでいうと、
『AWAKE/アウェイク』のキャスト陣で1番、映画賞に絡んでいるのが、
ジェニファー・ジェイソン・リー。
ジェニファー・ジェイソン・リー
・1989年「ブルックリン最終出口」
⇨第56回ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞
⇨第10回ボストン映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞
・1990年「マイアミ・ブルース」
⇨第57回ニューヨーク映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞
⇨第11回ボストン映画批評家協会賞 助演女優賞 受賞
・1994年「ミセス・パーカー/ジャズエイジの華」
⇨第52回ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門) 受賞
⇨その他、映画賞でノミネート、受賞
・1995年「ジョージア」
⇨第61回ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞
⇨インディペンデント・スピリット賞 主演女優賞 ノミネート
・2000年「キング・イズ・アライヴ」
⇨第13回東京国際映画祭 優秀主演女優賞 受賞
・2015年「ヘイトフル・エイト」
⇨第88回アカデミー賞 助演女優賞 ノミネート
⇨その他、映画賞でノミネート、受賞
地味な印象ですけど完全な演技派のジェニファー・ジェイソン・リー。
『AWAKE/アウェイク』では、
「人類から睡眠を奪った原因と解消方法」を研究している”マーフィ少佐”役で出演しています。
ちなみに、
主演”ジル”役のジーナ・ロドリゲスとは、
「アナイアレイション -全滅領域-」以来、2回目の共演です。
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U-NEXT 「バックドラフト」「ヘイトフル・エイト」「黙秘」など、 今なら視聴可能 |
Netflix 『AWAKE/アウェイク』「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」などが、 定額料金で視聴可能 |
あらすじ
『AWAKE/アウェイク』あらすじ
ある日突然、人類が睡眠を奪われた・・・。
地元の大学で警備員として働いているジルは、
夜、廃棄された薬を研究所から盗み出し、夜勤明けの朝方に売りさばいた。
そのまま、
義理の母ドリスに預けている息子ノアと、娘のマチルダを迎えに行き、
車で移動中、
急な異変に襲われる。
車の電気機器が機能を止め、制御を失い車は停車。
周りの車にも同じことが起こっているようで、
制御を失った車がそこら中に・・・。
と、突然、ジル達の乗る車に衝撃が・・・。
3人は車に乗ったまま川の中へ。
地球規模の異変、
電気系統は全て停止し、人類はまず電気を奪われた。
さらに、なぜか、
「人々の睡眠」まで完全に奪われてしまう。
一切の睡眠ができなくなった人類の末路・・・。
疲れていても、酒をいくら飲んでも、神に祈りを捧げたとしても、
全く眠れない。
そんな状態となった地球、
川から這い出てきて助かったジル達は、異変の中、ある事実と遭遇する。
「私たちは眠れないけど、マチルダだけは眠れる・・・」
マチルダが人類唯一の希望?!
〜『AWAKE/アウェイク』〜
おじさんの感想
(パニックものとして古臭くは感じないが、内容はパッとせず)
Netflixで、
ダーク、スリリング作品のおすすめに出てきていたので、
視聴してみた『AWAKE/アウェイク』、
まぁまぁといった感じに落ち着いてしまいました。
ダークさやスリリングな展開という意味では、
あまりパッとせず、印象の薄い映画になりましたね。
地球規模で巻き起こるパニックもの、
ゾンビ系、ウイルス系、地殻変動系、宇宙が絡む系と、様々なパニックものと比べれば、
「人類の睡眠」が奪われる今作、
散々擦られてきた内容とは言えません。
目新しいと言えるのではないでしょうか。
ただですね、この手の作品が行き着く先、だいたい一緒です。
「極限状態に陥った人間が1番怖い」
眠りを奪われ、
徐々に思考停止状態に陥る人間達が起こす行動はメチャクチャ、
悲惨な結果しか招きません。
私は慣れきってしまいました・・・。
もう少し、人類最後の希望:マチルダに隠された”何か”があれば、
印象もだいぶ変わったと思うんですけどね。
あと、これはちょっとしたネタバレになってしまうんですけど、
『AWAKE/アウェイク』のラストシーン、
音で終わらせて幕引きとなるんですが、
我らがジャクソン二等兵、
バリー・ペッパー(教会の牧師)も音で終わりを告げるんです。
その後、出てきません。
いい感じの牧師だったので、もうちょっと物語に絡んで欲しかったなと・・・。
おじさんの戯言ですけど。
Netflixオリジナル『AWAKE/アウェイク』、
地球規模で巻き起こるパニックものを好む方、1度、視聴してみてください。
私個人がハマれなかっただけですからね。
「睡眠は大事」という再確認だけはできるはずです。
最後に
「人類の睡眠」が奪われた地球を舞台としたパニック映画、
その世界で生き延びようとする「ある家族」の物語、
Netflixオリジナル『AWAKE/アウェイク』を紹介させていただきました。
ちょっと前に、
「エクストレモ」というアクション映画を記事にしようと視聴したんですけど、
アクションシーンのダサさが邪魔をしまして、
『AWAKE/アウェイク』を紹介、となった次第です。
(銃撃戦のシーンは良かったのに、拳や刀を使ったアクションシーンが酷すぎる)
Netflixのオリジナルドラマでは当たりを結構引いているのに、
オリジナル映画の当たりは少ないです。
限られた2時間前後で楽しませる、
難しいんでしょうね。
ドラマは間違いないので、
オリジナル映画の今後に期待!ということで。
ではまた。
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