実話をもとにした「パニック映画」、最後まで戦う漁師の物語

2021年9月23日

私の勝手な解釈だと、初めて紹介する「パニック映画」になります。

振り返ってみると、重いテーマの「映画」ばかり紹介していますが、

今回も軽くはないです。

映像的には派手で、視聴者を飽きさせない「パニック映画」ですけど、

実話をもとに作られています。

本当にあった事故のお話・・・。

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「パニック映画」について

パニック映画」について調べてみると、

wikiにはですね、

災害や第三次など突然の異常事態に立ち向かう人々を描く映画のジャンル。様々な人間の行動を描くためにグランドホテル方式(群像劇とも言う)が用いられることが多い。異常事態を描くために大掛かりな特撮(SFX)が使われることもある。アメリカ東海岸やヨーロッパの作品では大事故や洪水、伝染病の蔓延などが描かれることが多い。

引用元:wikipedia-パニック映画

このように表記されています。

 

パニック映画」を個人的に調べてみて、有名だと思う作品がこちら。

映画監督
1975年ジョーズスティーヴン・スピルバーグ
1974年タワーリング・インフェルノジョン・ギラーミン

おじさんなもんで、チョイスが古くなってしまいました。
最近の「パニック映画」はあまり思いつきませんね。

どちらも有名な「パニック映画」です。

ジョーズ」(1975年)
スティーヴン・スピルバーグ監督の「パニック映画」。
誰でも知っているタイトルです。
今観ると、ラストバトルあたりのジョーズがハリボテにしか見えないかもしれませんけど、
言わずと知れた名作。

NetflixU-NEXTで視聴可能
タワーリング・インフェルノ」(1975年)
「ダイ・ハード」が登場するまで「高層ビルパニック映画」の代表がこちら。
日本では、1975年6月に「タワーリング・インフェルノ」公開。
1975年12月に「ジョーズ」公開。
「名作パニック映画」を1年の間に2作、映画館で視聴できたようです。
忙しい・・・。

U-NEXTで視聴可能

今まで数多くの「パニック映画」が世に生み出されています。
基本的には派手です。視聴者を飽きさせない作りになっています。

今回紹介する「パニック映画」、派手で、観ていて飽きませんけど、
実話をもとに作られています。

 

実話を基に作られた「パニック映画」

Googleで、

「パニック映画」 「実話」

で検索してみると、

たくさんのサイトがヒットしますが、トップページに出てくるのは、

実話をもとにしたホラー映画

こればかりです。

私が避けている「ホラー映画」、
実話をもとに作られた作品が多いようです。全く興味はありませんが。

あとは、動物系の「パニック映画」とか、
実際に起こった凶悪な事件をもとに作られた「映画」とか、
その辺りがトップページに表示されています。

私が望んだ結果にはなりませんでしたね。

パニック映画」、「実話」で検索して、
こんなことやあんなことを書こうと思っていた思惑が、
ほぼ書けずに終わるという体たらくぶりですが、気を取り直して。

実話をもとにした「パニック映画」、漁師達の戦いを描いた作品です。

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実話をもとにした「パニック映画」、漁師達は最後まで戦う

パーフェクト・ストーム

監督ウォルフガング・ペーターゼン
出演(役名)ジョージ・クルーニー
(ビリー・タイン)
マーク・ウォールバーグ
(ボビー・シャットフォード)
ジョン・C・ライリー
(デイル・”マーフ”・マーフィー)
ウィリアム・フィクナー
(デヴィッド・”サリー”・サリヴァン)
ダイアン・レイン
(クリスティーナ・”クリス”・コッター)
ジョン・ホークス
(マイク・”バグジー”・モラン)
アメリカ公開2000年6月30日
日本公開2000年7月29日

ネタバレせずに、紹介します。

1991年9月、マサチューセッツ州グロスターに、
一艘のメカジキ漁船が到着します。
メカジキ漁がなかなかうまくいかず、船長は悩みながらも、
戻ったばかりの仲間達を説得して、再び漁に出ます。

彼らはいつもより遠い漁場へ足を伸ばし、
期待通りの大収穫を収めますが、製氷機が故障するというアクシデントが発生します。

そしてこの時、

ノーイースターと呼ばれる
さらにハリーケーンも接近しているという情報が・・。

ノーイースターとハリケーンが融合、
巨大で最悪の嵐「パーフェクト・ストーム」が発生します。

船はこの嵐の中心に遭遇してしまい、船長とクルーは必死に嵐に立ち向かいます。人間の力では到底叶うはずのない自然の脅威を相手に、勇猛果敢に戦いを挑む漁師たち、船長とクルーの激闘を描いた、

実話をもとにした「パニック映画」です。

 

 

この「映画」を観た方達のレビューを、少しだけ紹介します

 

男性の声
男性の声
「パーフェクト・ストーム」を観た感想

3.5

海の男たちは漁をすることに誇りを持っていて、諦めずに嵐にも立ち向かいます。
そして実話ということは!

あの波はやり過ぎな感じもしますが、凄いのは映像技術です。
もちろん、嵐の海の中で撮影は出来ないので、どれだけスタジオでの撮影を本物らしく見せているかが分かりますよ。



 

男性の声
男性の声
「パーフェクト・ストーム」を観た感想

4

実話を基にした小説が原作です。
自然パニック映画!
ジョージ・クルーニーとマーク・ウォールバーグの二大スター共演!

大体この手の映画はB級映画のチープ感満載ですが、これはちょっと違い、CGによる高波の映像は圧巻です。
観ていてハラハラ、ドキドキです。
そして最後は・・・。



 

男性の声
男性の声
「パーフェクト・ストーム」を観た感想

3

実際に発生した3つの嵐が合わさった史上最大の大嵐、”パーフェクトストーム”に遭遇した漁船の物語です。
実話だからこそ、海の怖さを実感するリアルな結末に切なくなりました。
自業自得とはいえ、乗組員たちは家族や大切な人のために戦ったのでしょう。

海難救助隊の部分は必要だったんですかね・・・。



 

男性の声
男性の声
「パーフェクト・ストーム」を観た感想

4.5

漁師たちは、生活するために海に出て、魚を採ってお金を得ます。海はいつも危険を隣り合わせですが、愛する人のために漁に出なければいけません。
命懸けの仕事です。
陸で待つ女性たちは、夫の、恋人の帰りを、無事でいて欲しいと祈りながら待ちます。
そして、漁師たちにパーフェクトストームが牙をむいて・・。

これは、愛する人のために危険をおかす男たちと、安全を祈る女たちの、魂の物語です。
涙無くしては観られません。

おじさんの声
おじさんの声
「パーフェクト・ストーム」を観た感想

(細部に至るまでが実話だとは言えませんが、男たちは最後まで戦ったと信じています)

8.5

 

この「パーフェクト・ストーム」、
実話をもとに製作された「パニック映画」。

実際に起こった巨大なハリケーンと、
そのハリケーンで事故にあった漁船が主役の「パニック映画」です。

実話ですので、あまり不謹慎なことは書けませんが、
それでも私はこの「パーフェクト・ストーム」が好きなんです。妙に印象深く残ってしまっています。

人間が勝てるはずのない、自然の脅威に立ち向かっていく漁師たち。
最後まで生き延びようとする船長の姿が、私の頭の中にしっかりと刻まれています。
もちろん、「映画」として製作されていますので、誇張した表現をしているのかもしれませんが、
あの船長の姿を私は「カッコいい」と思ってしまいました。目に焼き付いています。

 

この「パーフェクト・ストーム」、

強引にジャンル分けをすれば「パニック映画」ですが、

漁師たちが自然の脅威を相手にして、生き延びるために戦い続ける姿を描いた、
実話をもとに製作された「戦う男達の映画」です。胸が熱くなる「映画」ですよ。

 

漁師たちが遭遇した自然の脅威、その脅威と戦い続けた男たち、確認してみてください。

 

 

監督について

パーフェクト・ストーム」の監督、

ウォルフガング・ペーターゼン(1941年3月14日生まれ)、結構有名な方です。

有名な作品に、

監督作品
1981年「U・ボート」
1984年「ネバーエンディング・ストーリー」
1993年「ザ・シークレット・サービス」
1995年アウトブレイク
1997年「エアフォース・ワン」
2004年「トロイ」

この他にもありますけど、有名どころはこんな感じです。

パーフェクト・ストーム」は2000年の作品ですので、
「エアフォース・ワン」と「トロイ」の間に製作されています。

今回紹介している「パーフェクト・ストーム」を除けば、
私は断然「アウトブレイク」が好きです。ダスティン・ホフマンが主役の、
致死性の高いウイルスに立ち向かう人々を描いた「映画」です。日本でも有名ですね。面白かった。

興行的に成功した「映画」もあれば、内容で賛否が別れた「映画」もありますけど、
普通にハズレの少ない監督だと思います。上に挙げた「映画」、ほぼ飽きずに観られる「映画」ばかりですよね。

さすがに、今の私が「空を飛ぶ犬」が出てくる「映画」を楽しめるかどうかは疑問ですが、
その他の「映画」は今でも楽しく観られると思います。

そういう意味では、才能に恵まれている映画監督だと、

生意気ですけど、私はそう思っています。

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最後に

 

私が、この「パーフェクト・ストーム」を観たのは何年前になるんでしょうか。

相当前だと思いますが、いまだに、

自然の脅威に立ち向かう船長の姿を、鮮明に記憶しています。忘れられないですね。

 

一方で、「ネバーエンディング・ストーリー」については、「空を飛ぶ犬」ですからね。

ちょっと怖い内容で、「空を飛ぶ犬」が出てくる「映画」、こんな記憶なんですよ。

おじさんになればなるほど、記憶というのが曖昧になります。
変な印象だけが記憶として残ってしまう・・恐ろしい・・・。

怖いですよ、歳をとるというのは。

 

・・・、悲しくなりそうなので、やめておきます。

ではまた。

 

 

 

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