異様な雰囲気の映画『LAMB/ラム』キャスト/あらすじ/感想/A24、なんとも言い難い・・

2022年9月29日

アリ・アスター監督の、
「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」。

ロバート・エガース監督の、
「ウィッチ」「ライトハウス」などの異様な映画を生み出してきたA24。

そのA24の最新作『LAMB/ラム』。

『LAMB/ラム』

✔︎ アイスランドを舞台とした、異様な雰囲気の映画

✔︎ 映画評論サイトRotten Tomatoesでは、
127件のレビューのうち86%の支持率、平均点は10点満点中7.2点

✔︎ 日本での公開は2022年9月23日

予告動画から受け取れる異様な雰囲気だけで、
「普通じゃないね・・・」と感じてしまう『LAMB/ラム』。

「ミッドサマー」や「ライトハウス」のA24、
「でしょうね」と納得してしまう『LAMB/ラム』。

9月23日から公開されていましたので、映画館で視聴してきました。

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『LAMB/ラム』キャスト/あらすじ/感想/A24

『LAMB/ラム』

Lamb | Official Trailer HD | A24

【監督】
ヴァルディミール・ヨハンソン

【脚本】
ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン

【製作】
マーシン・ドラビンスキ、ヘルギ・ヨハンソン
ノオミ・ラパス

【第74回カンヌ国際映画祭】
“ある視点部門”に出品し、“Prize of Originality”を受賞

【日本公開】
2022年9月23日

【監督】
ヴァルディミール・ヨハンソンは、
1978年生まれ、アイスランド出身です。

これまでに、
・「プロメテウス」(2012年)
・「トランスフォーマー/ロストエイジ」(2014年)
・「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016年)
・「トゥモロー・ウォー」(2021年)などの、
特殊効果を担当する1人として、製作陣に参加していました。

映画監督としては、
今作『LAMB/ラム』がデビュー作となっています。

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キャスト

 
 
 
 
 
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【キャスト(役名)】
ノオミ・ラパス(マリア)

ヒルミル・スナイル・グズナソン(イングヴァル)

ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン(ぺトゥル)

イングヴァール・エッガート・シグルズソン(テレビの男)

『LAMB/ラム』の登場人物は、
マリアとイングヴァルの夫婦、イングヴァルの弟ぺトゥル、そして、
“アダ”と名付けられた“何か”のみです。

 

ノオミ・ラパスについて

 
 
 
 
 
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ノオミ・ラパス(1979年12月28日〜)は、
スウェーデン出身の女優です。

主な映画出演作は、

・「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009年)
・「ミレニアム2 火と戯れる女」(2009年)
・「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」(2009年)
⇨〈リスベット・サランデル役〉
⇨〈第64回英国アカデミー賞 主演女優賞 ノミネート〉

・「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(2011年)
⇨〈マダム・シム・ヘロン役〉

・「プロメテウス」(2012年)
⇨〈エリザベス・ショウ役〉

・「チャイルド44 森に消えた子供たち」(2015年)
⇨〈ライーサ・デミドワ役〉

・「セブン・シスターズ」(2017年)
⇨〈カレン・セットマン役〉:1人7役

・「ブライト」(2017年):Netflix映画
⇨〈レイラ役〉

・「マヤの秘密」(2020年)
⇨〈マヤ・リード役〉

・「ブラック・クラブ」(2022年):Netflix映画
⇨〈キャロリン・エド役〉

・『LAMB/ラム』(2022年秋)
⇨〈マリア役〉

「ミレニアム」シリーズや「プロメテウス」などで知られる女優、
ノオミ・ラパス。

ここ最近の出演作を視聴するなら、
Netflix映画「ブラック・クラブ」が最適ではないかと思います。
『LAMB/ラム』を映画館で視聴する前にサラッと再生できますしね。
内容的には微妙でしたけども・・・。

(ちなみに、デヴィッド・フィンチャー監督作「ドラゴン・タトゥーの女」は、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッド版リメイク作品です)

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あらすじ

 
 
 
 
 
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『LAMB/ラム』あらすじ

山間に住む羊飼いの夫婦、
イングヴァルとマリア。

ある日、2人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。

子供を亡くしていた2人は、

その存在に“アダ”と名付け、
育てることを決意する。

奇跡がもたらした“アダ”との家族生活は、
大きな幸せをもたらすのだが、
やがて彼らを破滅へと導いていく・・・。

〜『LAMB/ラム』〜

 

おじさんの感想(ネタバレ注意)

おじさんの声
おじさんの声
『LAMB/ラム』の感想

 

(面白くはないけど、残り香が凄まじい)

7.5

 

妙に気になる映画でしたから、
映画館で『LAMB/ラム』を視聴してきました。

 

まず、
視聴前にパンフレットを購入しようとしたら売り切れていてテンションが下がり、
気を取り直して映画を視聴、
観終わった後、結局、

 

「・・・何だったんだこの映画は・・・?」

 

と、

 

気落ち⇨持ち直し⇨悩みまくる、そんな映画になってしまいました。

 

パンフレットは諦めるとしても、
映画の内容そのものは、何とも言い難い感じですね。

 

面白いかどうかと問われたら、面白くはない。

 

異様とか変とか、異質とか、そんな言葉がピッタリと当てはまってしまいます。

 

極端に少ないセリフ、
羊から生まれてきた“羊ではない何か”をすんなりと受け入れる夫婦の異様さ、
その夫婦の異様さが徐々に“不思議ではない”と感じられてくる変な空気の中、
“異質な存在”と共に唐突な終わりを告げる物語。

 

間違いなく解釈が千差万別になる『LAMB/ラム』。

 

ホラー映画とは言い難いですけど、
「じゃあ、何?」、
と聞かれれてしまうと言葉に詰まる、そんな感じですね。

 

分からない・・・。

 

ただ、観終わった後、色々と考えてしまうのは確実です。

 

ネタバレになってしまうかもしれませんが、例えば、

 

物語の中で、子供を亡くしているというのが分かるのは、
“何か”を授かった後、結構時間が経った後なんですよね。
ですから、
夫婦が“何か”をすんなりと受け入れられた感覚も、その過去を知ると理解できそうになるんですけど、
最初は異様にしか映りません。

 

そして私が1番悩んでいるのは、

 

“何か”を授かった後、イングヴァルがトラクターの中で、
嗚咽を漏らしているシーン。

 

その解釈に答えが見つかりません。

 

「帰ってきた、蘇ってきた」、なのか、
「私は何を受け入れてしまったんだ・・」という念なのか、
どっちだったんでしょうか?

 

前向きな感情とは思えませんでしたが・・・。

 

とりあえず、『LAMB/ラム』は変な映画です。

 

思い出すとその度合いがどんどん増していきます。

 

“何か”に亡くなった娘の名前“アダ”と名付けて受け入れているのはやっぱり変だし、
子供を亡くした母親が、
羊とはいえ、子供を奪われた母親を作り出してしまっているのも異様ですし、
因果応報とでも言うべきなのか、
ラストで全て失うというのも・・・。

 

すいません、結局、

 

「・・・何だったんだこの映画は・・・?」

 

という感想に落ち着いてしまいます。

 

これから先も、
『LAMB/ラム』を思い出すたびに悩み続けてしまいそうです。
もう1回視聴したら更に悩みが濃くなりそうで、正直、間を空けたいですね。

 

映画についてあ〜でもないこ〜でもないと超悩みたい人なら、
『LAMB/ラム』はオススメです。

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A24

A24は、
2012年8月20日に設立された、
アメリカ合衆国のインディペンデント系エンターテインメント企業です。
ニューヨークを拠点としており、
映画やテレビ番組の製作、出資、配給を専門としています。
(当初の会社名はA24フィルムズ、2016年にA24となりました)

主な配給映画は、

✅ 「スプリング・ブレイカーズ」(2013年)
⇨〈監督:ハーモニー・コリン〉
⇨〈主演:セレーナ・ゴメス〉

✅ 「エクス・マキナ」(2015年)
⇨〈監督:アレックス・ガーランド〉
⇨〈主演:アリシア・ヴィキャンデル〉

✅ 「ルーム」(2015年)
⇨〈監督:レニー・エイブラハムソン〉
⇨〈主演:ブリー・ラーソン〉

✅ 「ウィッチ」(2016年)
⇨〈監督:ロバート・エガース〉
⇨〈主演:アニャ・テイラー=ジョイ〉

✅ 「ムーンライト」(2016年)
⇨〈監督:バリー・ジェンキンス〉
⇨〈主演:トレヴァンテ・ローズ〉
⇨〈第89回アカデミー賞 作品賞/監督賞/助演男優賞/助演女優賞/脚色賞/作曲賞/撮影賞/編集賞 8部門ノミネート〉
⇨〈第89回アカデミー賞 作品賞/助演男優賞/脚色賞 3部門受賞〉

✅ 「レディ・バード」(2017年)
⇨〈監督:グレタ・ガーウィグ〉
⇨〈主演:シアーシャ・ローナン〉
⇨〈第90回アカデミー賞 作品賞/監督賞/主演女優賞/助演女優賞/脚本賞 5部門ノミネート〉

✅ 「ヘレディタリー/継承」(2018年)
⇨〈監督:アリ・アスター〉
⇨〈主演:トニ・コレット〉
⇨〈公開直後から「直近50年のホラー映画の中の最高傑作」「21世紀最高のホラー映画」と評価されている〉

✅ 「ミッドサマー」(2019年)
⇨〈監督:アリ・アスター〉
⇨〈主演:フローレンス・ピュー〉

✅ 「ライトハウス」(2019年)
⇨〈監督:ロバート・エガース〉
⇨〈主演:ロバート・パティンソン、ウィレム・デフォー〉
⇨〈第92回アカデミー賞 撮影賞 ノミネート〉

✅ 「キル・チーム」(2019年)
⇨〈監督:ダン・クラウス〉
⇨〈主演:ナット・ウルフ〉

✅ 「アンカット・ダイヤモンド」(2019年)
⇨〈監督:ベニー・サフディ、ジョシュ・サフディ〉
⇨〈主演:アダム・サンドラー〉

✅ 『LAMB/ラム』(2022年9月23日公開予定)
⇨〈監督:ヴァルディミール・ヨハンソン〉
⇨〈主演:ノオミ・ラパス〉

2012年に設立された歴史の浅い映画配給会社なんですけど、
配給してきた映画のインパクトが強すぎて、妙に名前が売れたA24。

個人的には、
「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」
「ライトハウス」「キル・チーム」などの印象が強烈に残っています。

癖のある映画しか配給していない会社・・・悪い意味ではありません。
ただ、
ノーマルな映画ファンにはベクトルを向けていない感じを受けてしまいますね。

A24の最新作『LAMB/ラム』も明らかに普通ではなかった・・・。

もし、
A24の異様な映画を観てみようと思っているなら、まずは、
「ミッドサマー」と「ヘレディタリー/継承」あたりから始めてみてください。
心にズシンと何かが残りますので・・・。

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最後に

A24の最新作、
2022年9月23日に日本で公開、
異様な雰囲気を醸し出している映画『LAMB/ラム』を紹介させていただきました。

ホラー映画のジャンルだと思っていたので、少し構えていたんですけど、
視覚的な恐怖感というのはほぼありませんから、
苦手な人でも大丈夫だと思います。
(私が1番怖かったのは、生まれた子羊にタグを打ち付けている場面でした)

ただ、
視聴後に色々と考えつつ答えが出ないまま、
悩み続けるのは確実ではないかと。

面白いからオススメ、とは言えません。

異様な雰囲気の映画、変な映画、を観てみたいという方にのみ、
オススメさせていただきます。

ではまた。

 

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