デヴィッド・フィンチャー監督作、最恐の女性を描いた「ゴーン・ガール」

2020年12月25日

サイコスリラー傑作

後味の悪さは群を抜いている「セブン」という恐ろしい「映画」を生み出した、

鬼才デヴィッド・フィンチャー

そんなデヴィッド・フィンチャー監督作として記念すべき10作目の作品、

ゴーン・ガール」を紹介します。

サイコスリラーを描かしたら折り紙付きです。
物語の過程もそうですけど、サイコスリラー着地点を描くのも抜群ですので、
是非、
ゾワっとするラストを堪能してください。

 

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最恐の女性「ゴーン・ガール」

 

ゴーン・ガール

Gone Girl | Official Trailer[HD]

監督 デヴィッド・フィンチャー
脚本・原作 ギリアン・フリン「ゴーン・ガール」
出演(役名) ベン・アフレック(ニコラス:ニック)
ロザムンド・パイク(エイミー・エリオット・ダン)
ニール・パトリック・ハリス(デジー・コリングス)
タイラー・ベリー(タナー・ボルト)
アメリカ公開 2014年10月3日
日本公開 2014年12月12日

第87回アカデミー賞 主演女優賞ノミネートロザムンド・パイク
原作者ギリアン・フリン女性です。
・北米では、観客の60%が女性で、75%が25歳以上でした。

 

「ゴーン・ガール」ネタバレをせずに、紹介します

 

もしかすると、
女性視点からは、拍手喝采活劇
男性視点からは、意気消沈物語
男が女性に勝てる訳はないと、まざまざと現実を突きつけられる「恐怖映画」です。
神様お願いします、生まれ変わるとしたら女性で・・・。
主人公がどう思っているかは、闇の中ですね。

・ニコラス:ニック(ベン・アフレック)
結婚記念日の朝、ニックは異変に気づきます。
妻のエイミーの姿がありません。忽然と姿を消したエイミー行方不明です。
警察に通報したニック
室内には争った跡、ただの失踪か事件性があるのか、警察は捜査を継続しながら、
記者会見を開かせます。
エイミー失踪の情報提供を呼びかけるニック、警察の疑いの目はどんどんニックへ。

失踪から3日後、

警察はキッチンから強いルミノール反応を検出、
大量の血痕が拭き取られていた事を突き止めます。

これでニック完全な容疑者です。

・エイミー・エリオット・ダン(ロザムンド・パイク)
行方不明になったニック
結婚して5年目の結婚記念日に失踪です。
大量の血痕と、たくさんの証拠を残して行方が分からなくなりました。
幸せな出会いから幸せな結婚生活へ、そして、
ボタンの掛け違いがエイミーを悩ませる事になっていきます。
5年目の結婚記念日、エイミーは忽然と姿を消し・・・。
失踪?
すでに生きていない?

エイミー失踪から、ニックのクズさが浮き彫りになっていく過程で、

エイミーの用意周到さと執念が渦巻く行動力により、

事件の怖さは、全ての男性を怖がらせる驚愕の結末へ・・・。

鬼才デヴィッド・フィンチャーが描く2人の男女、
結婚生活が破綻した2人に待ち受けている、フィンチャーらしい着地点
最恐の女性が男性を飲み込んでいくサイコサスペンス
ゴーン・ガール
今現在、
Netflix(ネットフリックス)で視聴可能です。

 

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「ゴーン・ガール」を観た方達のレビューを、紹介します

 

「ゴーン・ガール」を観たAさんのレビュー

カップル・夫婦で観ると気まずくなる作品私史上No. 1に認定します!
結婚がしたくなくなる作品です。
最初は最低な旦那の話かと思ったのに、徐々に判明する妻の異常さ(旦那も悪いけどなぁ?)。
ストーリーが巧妙に練られていて、盛り上がりがなくても2時間半があっという間でした。

 

「ゴーン・ガール」を観たBさんのレビュー

登場人物の初期設定がかなりしっかりしていて、映画を観ながら色んな事を考えました。
話の内容もサスペンス要素が強い上に、
それぞれの人物の性格が色濃く出ているから面白かったです。

 

「ゴーン・ガール」を観たCさんのレビュー

何度も驚く、
よく出来すぎのストーリーです!!
最初はあまり期待していなかったけど、観終わった後には虜になっていました・・!

 

「ゴーン・ガール」を観たおじさん

デヴィッド・フィンチャーサイコサスペンスといえば、
セブン」。
セブン」ほどの大量殺人は起きませんけど、
最恐の女性を描き切ったと言えるサイコサスペンス
ゴーン・ガール
2時間30分男性視聴者を苦しませる作品です。

物語はエイミーの失踪と殺人容疑のかかっているニックを中心に、
淡々と進んでいきます。
エイミーの愛情の深さが、憎悪の底なし沼となって、
ニックに襲いかかるんですけど、しっかりと男性視聴者にも襲いかかってきます。

しかも、淡々と。

一体どうやって着地させるんだろうと、途中で心配にはなってきますが、
そこはフィンチャーですので、ご安心を。
納得して驚愕して、背筋をゾワっとさせるラスト着地点にしています。
いい意味で、
フィンチャーはいや〜な「映画」を作りましたね。

鬼才デヴィッド・フィンチャーサイコサスペンス
監督として10作目に選んだのが、
女性原作者ギリアン・フリンが描いた物語、
ゴーン・ガール」です。
最恐の女性に侵食されてください。

今現在、
Netflix(ネットフリックス)」で視聴可能です。

 

 

 

デヴィッド・フィンチャーについて

 

デヴィッド・フィンチャー(1962年8月28日〜)は、
アメリカの映画監督です。

今までの監督作は、

公開年 タイトル 主演
1992年 エイリアン3 シガニー・ウィーバー
1995年 セブン ブラッド・ピット/モーガン・フリーマン
1997年 ゲーム マイケル・ダグラス
1999年 ファイト・クラブ ブラッド・ピット/エドワード・ノートン
2002年 パニック・ルーム ジョディ・フォスター
2007年 ゾディアック ジェイク・ジレンホール
2008年 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ブラッド・ピット
2010年 ソーシャル・ネットワーク ジェシー・アイゼンバーグ
2011年 ドラゴン・タトゥーの女 ダニエル・クレイグ
2014年 ゴーン・ガール ベン・アフレック/ロザムンド・パイク

テレビシリーズも手掛けています。

○「ハウス・オブ・カード 野望の階段
・製作総指揮(Season1〜Season6)
・監督(Season1第1話、第2話)

○「マインドハンター
・製作総指揮(Season1-2)
・監督(Season1:第1話、2話、9話、10話)
   (Season2:第1話、2話、3話)

 

デヴィッド・フィンチャーといえば、
セブン」と「ファイト・クラブ」があまりにも有名です。
私も大好きな作品で、何度も観ております。

今なら、
セブン」、「ゾディアック」、「ソーシャル・ネットワーク」、
ドラゴン・タトゥーの女」、ドラマ「マインドハンター」、
そして、「ゴーン・ガール」、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、
Netflix(ネットフリックス)」で視聴可能になっています。

デヴィッド・フィンチャーに触れるには最適な動画サイトですので、
この機会に加入してみてはいかがでしょうか。

後味の悪さと、サイコサスペンスの面白さを存分に堪能できますのでね。

ゴーン・ガール」と「セブン」で存分に打ちのめされる事を、
不謹慎ですけど、期待しております。

 

最後に

 

いつも書いておりますけど、

デヴィッド・フィンチャーの「セブン」が大好きなんです。

私の1番好きな「映画」は「セブン」です。

人に勧めるのを躊躇させる「映画」ですが、

圧倒的に面白かったと言える作品ですので、
事あるごとにネタにしてしまいます。好きすぎて。

そんな私が少し、人に勧めるのを躊躇する作品、
ゴーン・ガール
今回はネタにさせて頂きました。

最恐の女性に侵食されたいあなた、再生ボタンを押してみてください。

いや〜な疲労感と共に、
デヴィッド・フィンチャーの他の作品へ手が伸びてしまいますのでね。

ではまた。

 

 

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