「昆虫」の「小説」、有名作家が描く「あなたの知らない世界」

2020年1月30日

 残念ながら、今回紹介する「小説」の主人公は、

人間ではありません。

ハチ」です。「スズメバチ」。

スズメバチ」が主人公で、

「昆虫」の世界を擬人化した「小説」になっています。

私たちが知る由もない「あなたの知らない世界昆虫バージョンです。

知らなくてもいい事なんですけど、

物語として楽しめる作品に仕上げた有名作家、さすがとしか言いようがありません。

スズメバチ」の世界を楽しんでください。

 

 

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おじさんとハチ

 

スズメバチ

ハチ目スズメバチ科に属する昆虫です。

ハチの中でも比較的大型の種が多く、性質は概ね攻撃性が高い。
1匹の女王蜂を中心とした大きな社会を形成し、その防衛の為に大型動物をも襲撃する。
また、凶暴かつ好戦的で積極的にさしてくることも多いことで知られる。
スズメバチ科は4属67種が知られ、日本にはスズメバチ属7種、クロスズメバチ属5種、ホオナガスズメバチ属4種の合計3属16種が生息する。

引用元:wikipedia-スズメバチ

 

私はハチが嫌いです。特に、オオスズメバチ

好きだ、という人も少ないとは思いますが。

 

あの見た目と羽音、強靭なアゴ、そして毒針、最強の昆虫です。

 

 

 

運のいいことに、

私はハチに1度も刺されたことがありません。だからでしょうか?

異様にハチが怖いんですよね。

近くで見かけようものなら、一目散に逃げます。

刺されるかもしれないという恐怖は、おじさんになった今でも薄れることなく、
私の心に鎮座していますよ。ドッシリと。

私にとって、苦手な昆虫第1位のハチですが、小説の世界で主役になったことがあります。

主人公がオオスズメバチという物語が存在します。「みなしごハッチ」ではないですよ。

一体作者は、どういう思考回路で思いついたのか全く理解できませんが、

これが意外と面白かったんですよね。

有名な作家の作品です。

 

「昆虫」の「小説」、有名作家が描く「あなたの知らない世界」

 

風の中のマリア」百田尚樹

 

主人公がオオスズメバチです。擬人化されて描かれていますから、会話もします。

働きバチ「マリア」の生涯を通して描いたハチの世界、楽しく読み進めることができる作品です。

ただ、

不思議な感覚にはなりますよ。昆虫が会話していますからね。読者も昆虫の世界に入っていかないと、ちょっとついていけないかもしれません。

オオスズメバチの厳しい世界と、弱肉強食の昆虫の世界、擬人化されたオオスズメバチの物語、楽しめるかもしれません。

 

この「昆虫」の「小説」を読んだ方達のレビューを、紹介します

 

「風の中のマリア」を読んだAさんのレビュー

この小説は、オオスズメバチの生態について語られていますが、擬人化されたワーカーの生涯は、まるでギリシャ神話のアマゾネスの女戦士のようで、短命で狭隘な生態がスペクタルムービーの如くドラマチックで面白かったです。
虫に興味がなくても楽しめるオススメの本です。

 

「風の中のマリア」を読んだBさんのレビュー

百田尚樹さんの熱量が篭った作品でした。
オオスズメバチのマリアというハチが主人公なのですが、私たちよりも圧倒的に短い生涯を必死に生きる姿に儚さを感じます。
なんだハチかと思うなかれです。

 

「風の中のマリア」を読んだCさんのレビュー

ハチの世界ってこんな世界なのか!と、読み終えて感心仕切りになりました。
読み始めは風の谷のナウシカの様な幻想世界の物語なのかと思っていましたが大間違いで、この本を通してハチの生態までもが興味深く思えます。
学術的な要素は大概つまらなくなるものが、ただの働きバチメス1匹の話がとても面白くて、どんどんとその世界に引き込まれました。
ハチは苦手ですが、今度遭遇しても今までの様に怖がったりは・・しますねw

 

「風の中のマリア」を読んだおじさん

風の中のマリア」、「昆虫」の世界を描いた「小説」です。
オオスズメバチが主人公、
不思議過ぎる「小説」なのは間違いありません。

「昆虫」を擬人化して、物語を展開していく、
たぶん、
ほとんどの方が読もうなんて思わない「小説」だと思います。
ただですね、
これが意外と面白いんですよ。しっかりと最後まで読み進めてしまいます。

オオスズメバチマリアの一生を活字で追う「物語」です。
マリアメスで戦士、自分の仕事に忠実なファイターなんです。オオスズメバチは他の昆虫にとって最悪の存在、エグイ描写もたくさんあります。擬人化しているので、想像するのは簡単です。
しかし、
オオスズメバチの凶暴さだけを描いている「小説」ではありません。
短い生涯を必死に生きる女戦士、彼女の絶対的な使命を描いた儚い「物語」なんです。
怖いもの見たさな部分を全面に押し出して、
是非1度、手にとってみてください。不思議な発見があると思いますので。
風の中のマリア
オススメです。

 

 

 

百田尚樹といえば

 

百田尚樹といえば、あまりにも有名な「永遠の0(ゼロ)」。映画化されて大ヒットしましたね。

残念ながら、私は映画を観ていません。

ただ、小説はしっかり読ませていただきました。小説を読んで感動しましたから、他の作品も読んでみよう、

そういう思いがあったので、この「風の中のマリア」を手に取りました。

さすがに躊躇しましたよ。小説の帯に、オオスズメバチの物語と書いてありましたからね。苦手とするハチがメインの小説、

20分ぐらい悩んだ末に購入、

今では正解だったと言えますけど、当時の私には難しい選択でした。

カッコよく言えば、

今まで開けたことのない扉を、思い切って開けてみた、そんなところでしょうか。

 

 

最後に

 

私が紹介してきた小説は、「後味の悪い小説」や「号泣した小説」など、ある意味まともな小説と言えるものばかりです。人の話ですから。会話をするのも、事件を追うのも、全て人です。

風の中のマリア

異端です。全てオオスズメバチです。擬人化して描かれていても、やはり昆虫の話ですから、受け付けない人もいるでしょうし、物語に入っていけない人もいると思います。

 

ただ、

中にはこの作品を読んで、
今まで開けたことのない扉を開けてしまう人がいるはずです。

もしかしたら、読み終わった後に、オオスズメバチの小説が面白かったと、

友達に紹介しているかもしれません。

紹介した時、友達のリアクションが、

「はぁ〜?」

だったらすいません。ごめんなさい。

 

ちなみに、

百田尚樹、『ひゃくたなおき』さんです。『ももた』ではありません。

私は数年『ももたなおき』だと思っていました。

恥ずかしい・・・。

 

 

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