モンスターライオンとの死闘『ビースト』キャスト/あらすじ/感想/有名な獣害事件
2022年9月9日から日本で公開されている、
サバイバル・アクション・スリラー、
『ビースト』。
予告動画を観る限り、面白そうな雰囲気が漂っていましたので、
映画館で視聴してきました。
『ビースト』
✅ 舞台はアフリカのサバンナ
✅ イドリス・エルバ演じる“医師のネイト”が、2人の娘を守るために、
人間を狩る1頭の“魔獣”と化したモンスターライオンと死闘を繰り広げる映画
✅ 日本では2022年9月9日から全国公開
“獣vs人間”、
今まで散々擦られてきた内容です。
人食い鮫、人食い熊、人食いワニ、人食い巨大ヘビ、鳥の大群、蜂の大群やアリの大群、
ライオンだって過去に題材となっています。
それでも、
観たいと思わせるパワーを感じる予告動画でした。
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映画『ビースト』キャスト/あらすじ/感想
『ビースト』
映画『ビースト』予告映像〈9月9日(金)全国公開!〉
【監督】
バルタザール・コルマウクル
【脚本】
ライアン・イングル
【製作】
ウィル・パッカー、ジェームズ・ロペス
バルタザール・コルマウクル
【製作総指揮】
ジェイミー・プリマック・サリヴァン
バーナード・ベリュー
【撮影】
フィリップ・ルースロ
【公開】
アメリカ:2022年8月19日
日本:2022年9月9日
「ザ・ディープ」(2012年)、「2ガンズ」(2013年)、
「エベレスト 3D」(2015年)、「アドリフト 41日間の漂流」(2018年)
などの監督として知られるアイスランドの俳優、映画監督、映画プロデューサー
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キャスト
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【キャスト(役名)】
イドリス・エルバ(ネイト・サミュエルズ)
シャールト・コプリー(マーティン)
イヤナ・ハーレイ(メレディス・サミュエルズ)
リア・ジェフリーズ(ノラ・サミュエルズ)
ライリー・キーオ(サバンナ)
「パシフィック・リム」(2013年)、「ダーク・タワー」(2017年)
「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019年)
「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結」(2021年)
などへの出演で知られるイギリスの俳優
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あらすじ
『ビースト』あらすじ
ディアボロ・・・、
アフリカの言葉で意味は“魔獣”。
それは、
密猟者の手から生き残り、
全ての人間への憎悪に支配された、
人間を餌とはせずにただ攻撃し、引き裂いて、殺すことを目的とした、
1頭のモンスターライオン。
その“魔獣”が生息する南アフリカへ長期旅行でやってきたのが、
妻に先立たれた医師のネイトと2人の娘。
ここは亡き妻との思い出の地、
楽しい旅行になるはずだった・・・。
ネイトは旧友の生物学者マーティンの案内で、
広大なサバンナでドライブを楽しんでいたが、
現地の住民が怪我を負って何かから逃げる場面に出くわす。
住民は怯えながら、
「・・・“魔獣”だ・・・」
と呟いた。
その住民の村へ行ってみると、
食べられた形跡のない、異常なまでに残忍に引き裂かれた沢山の遺体が・・・。
“魔獣”の縄張りに入り込んでしまったネイトたち。
そして、
“魔獣”はネイトたちを標的とし、襲いかかる。
娘たちを守るためにネイトは決意する。
「“魔獣”と戦うしかない・・・!」
〜『ビースト』〜
2022年9月9日から公開されている『ビースト』、
ライオンを題材にした作品ということで、
私のようなおじさん世代は、
“実話の獣害事件を基にした1本の映画”を思い出しつつ視聴、
そんな感じでした。
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おじさんの感想
(時間的にも内容的にも、損はしないと思います)
「同じような内容の映画を過去にも観たな〜」、
という感覚で映画館に足を運んだ『ビースト』。
結果的には、
ダレることなく楽しめた1本でしたね。
まず、
【93分という丁度良い上映時間】
無駄な贅肉がほとんどありません。
非常にシンプルな作りで、
“密猟者のせいで人間に恨みを抱いたモンスターライオン”、
“モンスターライオンの縄張りに入り込んでしまった家族”、
“娘たちを守ろうと死闘を繰り広げる父親”、
“決着”、
この手のサバイバル・アクションとしては完全に王道で、目新しい部分はほぼありませんけども、ダレることなく93分間、楽しめると思います。
(多少、娘の行動にイラっとしますが、そこは映画です。何かしないと物語になりませんからね)
【モンスターライオンの描写】
目新しい部分がほぼないと書きましたけど、
“ライオンの描写”は秀逸です。明らかにそこにいると思わせるCG技術の高さは凄かった。
グロ系シーンはそこまで強くないので、
グロ耐性のない方でも大丈夫、なのに“ライオンの描写”が超リアルでした。
と、
個人的にはオススメできる映画なんですけど、
強いて言うとすれば、
「想像通り・・・」
シンプルな作りと映像技術の高さで最後まで楽しめる『ビースト』、
ですが、
サバイバル・アクションとして想像を超えるような何かがある、
とは言い難いです。
しっかりと楽しめたんですけどね。
何も残らないと言えば、まぁ、そうなります・・・。
大画面の大迫力での視聴をオススメしたい『ビースト』、といった気持ちと、
動画配信サイトに降りてきてから視聴しても良いんじゃ、
という気持ちに二分する感じです。
ただ、
1度は視聴しても損はしないはずですから、
『ビースト』というタイトルを覚えておいても良いのではないかと。
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有名な獣害事件
【ツァボの人食いライオン】
•1898年3月〜12月、
イギリス領東アフリカ(現:ケニア)のツァボ川付近で発生した、
2頭の雄ライオンによる獣害事件。
•ケニアとウガンダ間のウガンダ鉄道敷設によるツァボ川架橋工事中、
ツァボの鉄道現場で働く労働者(多くはイギリス領インドから来たインド人の季節労働者)の元へ、
“2頭の人食いライオン”が現れ、
少なくても28名の犠牲者を出した。
(犠牲者の数に関しては諸説あるようで、28名以上という説や、135名といった説も)
•“2頭の人食いライオン”は、
鉄道現場総監督のジョン・ヘンリー・パターソンによって射殺され、
剥製となった2頭は今現在、
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市内のフィールド自然史博物館に展示されている。
詳細はこちらに
⇨参照元:wikipedia-ツァボの人食いライオン
この獣害事件を題材にした映画が、
日本で1997年に公開された「ゴースト&ダークネス」です。
『ビースト』の予告動画を観て思い出してしまい、もう1回視聴しましたから、
軽く紹介します。
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「ゴースト&ダークネス」(1996年の映画)
「ゴースト&ダークネス」
The Ghost and Darkness 1996 Trailer
【監督】
スティーヴン・ホプキンス
【脚本】
ウィリアム・ゴールドマン
【キャスト(役名)】
ヴァル・キルマー(ジョン・ヘンリー・パターソン)
マイケル・ダグラス(チャールズ・レミントン)
バーナード・ヒル(デヴィッド・ホーソン)
トム・ウィルキンソン(ロバート・ボーモント)
ジョン・カニ(サミュエル)
ブライアン・マッカーディ(アンガス・スターリング)
エミリー・モーティマー(ヘレナ・パターソン)
オム・プリ(アブドゥーラ)
【評価】
〈第69回アカデミー賞〉
音響編集賞 受賞
〈第17回ゴールデンラズベリー賞〉
最低助演男優賞 ノミネート(ヴァル・キルマー)
〈映画.com〉
7件のレビュー平均:5点満点中3点
〈Filmarks〉
200件以上のレビュー平均:5点満点中2.9点
〈アマゾンPrime Video〉
39件以上のレビュー平均:5点満点中3.9点
〈Googleユーザー〉
84%のユーザーが高評価
【日本公開】
1997年3月29日
「ゴースト&ダークネス」
世間的な評価は微妙ですけども、決してツマラナイ映画ではありません。
•架空の人物で、存在感抜群な“レミントン”を演じるマイケル・ダグラスの、
登場は結構遅いのに早期退場
•意味不明なマサイ族
•ゴールデンラズベリー賞にノミネートされてしまったヴァル・キルマー
という不名誉な部分もありますが、
映画そのものは悪くないと思います。
『ビースト』の内容や、
ライオンの獣害事件に興味がある方、
再生してみてはいかがでしょうか?
Netflixなら2022年9月30日まで配信中、
アマゾンプライムビデオならレンタルで視聴可能となっています。
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最後に
2022年9月9日から日本で公開予定されている、
サバイバル・アクション・スリラー、
『ビースト』を紹介させていただきました。
予告動画を観て即、
「ゴースト&ダークネス」を思い出してしまう・・・、
我ながらおじさんだと痛感しましたね。
ライオンの獣害事件、これだけで刷り込まれているようです。
実話を基に、と、創作サバイバルものを比べるのもどうかと思いますけど、
多分、
「ゴースト&ダークネス」よりは、
『ビースト』の方が映画として一般ウケするのではないかと。
映像技術も格段に上がっていますし。
この2つを短いスパンで観比べてみると面白いかもしれませんね。
お腹いっぱいになりますが・・・。
ではまた。