ノーラン監督作の「SF映画」、アカデミー賞で8部門ノミネート

2020年12月26日

おじさんになったからなのか、私だけなのか分かりませんが、

最近あまりを見なくなったような気がします。

ただ単純に忘れているだけという可能性もありますけど、

とは不思議なもんですね。

 

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「夢」とはなんだ?

 

調べてみると、2つ意味があるようです。分かりきっていますが。

睡眠中にあたかも現実の経験であるかのように感じる、幻覚の一種。

将来実現させたいと思っている事。wikiにはこんな感じで記載されています。

寝ている最中に見ると、将来こうなりたいと思う

そういう事ですね。

ここでの「」は、寝ている時に見る方です。

この「」はなぜ見るのか、まだハッキリとは分かっていないようです。
浅い眠りの時(レム催眠中)に見るとされていますが、反対意見もあるようで、答えが出ていないのが現状です。

正直どちらでも良いですが、出来たら楽しい「」を毎日見たいものです。

 

もし、他人の「夢」の中に入っていけるとしたら・・・

 

この寝ている時に見ている「」、他人と共有できたとしたらどうでしょうか。

普段、自分が見ている「」の中は、自分が勝手に作り上げたものです。登場人物も背景も、自分の脳みそが作っています。

ある日の「」では、中学生の頃の自分だったり、

またある日は、来た事も見た事もない場所で、
オバケらしき女性に遭遇していたり、自分で制御できないですよね。

見たい「」を自在に操れたら最高です。こう考えた事、ありません?

好きな子が出てこないかなとか、
自分がスーパーヒーローになっているとか、多少は期待してしまいますね。全く叶ったことがありませんけど。

そんな、自分では制御できない「」、

制御できるとしたら、他人の「」の中に入っていけるとしたら、どうでしょうか?

私はただただ怖いです。他人が自分の「」の中に入ってくる、恐ろしいです。

 

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ノーラン監督作の「SF映画」、アカデミー賞で8部門ノミネート

インセプション

Inception(2010)Official Trailer #1

監督・脚本・製作 クリストファー・ノーラン
出演 レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
マリオン・コティヤール
エレン・ペイジ
トム・ハーディ
キリアン・マーフィー
トム・ベレンジャー
マイケル・ケイン
アメリカ公開 2010年7月16日
日本公開 2010年7月23日

 

第83回アカデミー賞 作品賞 クリストファー・ノーラン ノミネート
エマ・トーマス
脚本賞 クリストファー・ノーラン ノミネート
撮影賞 ウォーリー・フィスター 受賞
視覚効果賞 クリス・コーボールド 受賞
ポール・フランクリン
Andrew Lockley
Peter Bebb
美術賞 ガイ・ヘンドリックス・ディアス ノミネート
ラリー・ディアス
ダグ・モワット
作曲賞 ハンス・ジマー ノミネート
音響編集賞 リチャード・キング 受賞
録音賞 ローラ・ハーシュバーグ 受賞
ゲイリー・リッツオ
エド・ノヴィック

第83回アカデミー賞では、
作品賞、脚本賞、撮影賞、視覚効果賞、美術賞、作曲賞、音響編集賞、録音賞の8部門でノミネート。
撮影賞、視覚効果賞、音響編集賞、録音賞の4部門獲得しました。

 

 

ネタバレせずに、軽く紹介します。

主人公は、「引き出し人」と呼ばれる産業スパイです。

標的の無意識に侵入して、標的の「」の中から重要情報を引き出す諜報員です。

侵入する際には、色々工夫を凝らさなければいけません。
」を安定させる強力な鎮静剤、「」の中に設置する迷宮を設計し、標的に上手く接近して情報を引き出します。全ては「」の中で行われます。

もちろん、そう簡単に重要情報を盗めるわけはありません。

あの手この手でスパイ活動をしていきます。時には危ない事も起こり、
現実世界に影響してしまうような事も・・。

約140分、常にハラハラできる映画ですね。

この主人公を演じているのがディカプリオ、
渡辺謙は「サイトウ」の名で出演しています。この「サイトウ」はこの作品で重要な役割を担っています。

 

 

ノーラン監督作の「SF映画」を観た方達のレビューを、紹介します

 

「インセプション」を観たAさんのレビュー

ノーラン監督作の中でも、かなり唯一無二の作品ではないでしょうか。
夢のまた夢に向かっていく世界観が好きです。

ノーランには、新しい映画をどんどん作って欲しいと思っています。
新作が楽しみで仕方ありません。

 

「インセプション」を観たBさんのレビュー

ラストの処理が素晴らしい!
ラストの記憶だけが鮮明に残っている映画です。

建物グニャグニャ、元祖ドクター・ストレンジ。
ストーリーは少し複雑です。

とにかくラストが素晴らしい!です。どっち?どっち?どっちーーーー!?

 

「インセプション」を観たCさんのレビュー

素晴らしいですねもう脱帽です。
話の流れが凄いですね。夢の中へ入るのはよくありますけど、それに上手くアクションとドラマ要素を付け加えているところが凄すぎます。

そして、夢か現実か確認するため用いるアイテムのセンスも良いです。

あなたも1つ、
アイテムを決めてみてはいかがでしょうか?
そしてそれで、確認してみてください。あなたは今、現実にいるのか、
はたまた、夢の中にいるのか・・・。

 

「インセプション」を観たおじさん

この「インセプション」は「SFアクション映画」です。
SFものが嫌いだという方には、オススメできない作品です。
人の「夢」の中に入って、潜在意識をコントロールしようとするSFです。
SFが苦手だという方、気をつけてください。

逆に、
ノーラン作品を観た事があって、1つでも面白い作品があった方、
そしてまだ「インセプション」を観ていない方、
オススメです。
クリストファー・ノーランという名作ばかり世に生み出している「映画監督」の頭の中に、視聴者が入っていける作品です。どうやったらこんな世界を思いつくのか、不思議でなりません。一体、どんな発想力を持った人間なのか、疑問に思ってしまいますよ。

クリストファー・ノーラン監督作、アカデミー賞で8部門ノミネート、4部門で受賞、
「SF映画」の傑作、
「インセプション」
是非、1度ご覧になってみてください。
「夢」か「現実か」、確かめてください。

 

 

クリストファー・ノーラン監督

 

私がこの監督を知ったのが、「インターステラー」でした。意識したのが遅かったです。

「メメント」、「ダークナイト」の2作を見ていたのに、
数年前に「インターステラー」で初めて知るという遅さです。

だからこの作品を初めて観たのも数年前、2010年の作品なのに。

「インターステラー」で初めてクリストファー・ノーランを知り、
大ファンになって、インセプションを観てさらに好きになるという、
良いのか悪いのかよく分からない感じになりましたね。

その後はこの監督の作品をしっかり観ようと、
常に新作を待っている状態です。「ダンケルク」も映画館で鑑賞しましたよ。

意外だったんですけど、クリストファー・ノーランは、
アカデミー賞でまだ監督賞、作品賞を獲得した事がないんですよね。

これだけの良作を作っているのに、ノミネートされるだけで受賞していません。
ノミネートだけでも凄いことですけどね。いつか作品賞、監督賞を受賞するとは思っています。本人が欲しいかどうかは分かりませんが。

 

 

最後に

 

このインセプションの渡辺謙は素晴らしかったです。
すっかりハリウッド俳優として、認知されていますね。

今やアメリカで、1番有名な日本人ハリウッド俳優ではないでしょうか。

あの「独眼竜 政宗」が、トム・クルーズと共演して、
クリント・イーストウッドの映画に出演して、ノーラン作品でディカプリオと共演ですからね。
東北の英雄から世界の名優へ、凄い俳優さんです。

そんな渡辺謙が出演しているインセプション、観ていない方は是非。

 

 

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