ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン3/エピソード/感想、映画の題材になったあの爆弾魔も・・
質の高いドキュメンタリーを作り続けている、
そんな感じを受けるNetflix。
今まで視聴してきて、ハズレに当たったことはありません。
今回視聴した『キャッチング・キラーズ』シーズン3も観応え十分。
ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち』シーズン3
✅ エピソードは4つ
✅ それぞれの事件は別物、犯人も逮捕され解決済み
✅ エピソード3で描かれている事件は、映画の題材になった有名な事件
多数の犠牲者がおり、解決済みの事件とはいえ、
面白いなんて気持ちは芽生えないんですけど、
観応えだけならバッチリ。非常に興味深い内容となっています。
ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン3
『キャッチング・キラーズ』シーズン3
Catching Killers: Season 3 | Official Trailer | Netflix
- エピソード1「終着点:レールロード・キラー」〜43分〜
- エピソード2「闇夜の恐怖:ニューヨークのゾディアック」〜47分〜
- エピソード3「捜索網:オリンピック公園の爆弾魔」〜46分〜
- エピソード4「殺しの訓練:ワシントンD.C.の狙撃犯」〜45分〜
エピソード
Netflixのオリジナルドキュメンタリー、
『キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち』シーズン3。
映画にもなった“アイリーン・ウォーノス”を取り上げていました。
(シャーリーズ・セロン主演の映画「モンスター」が有名です)
“BTK絞殺魔”として有名なシリアルキラーのエピソードが・・・。
そしてシーズン3。
当時の“FBI10大最重要指名手配犯”に登録された犯人や、
映画の題材になった有名な“爆弾魔”、
“17人を狙撃し殺害”した、記憶に新しい犯人などもエピソードとして確認できるシーズンです。
1話1話も50分未満ですので、視聴しやすいドキュメンタリーになっています。
映画「モンスター」は、
U-NEXTで見放題配信されています。
一切のお金をかけずに視聴したいなら、
キャンペーンを利用すれば0円で視聴可能です。
1「終着点:レールロード・キラー」
エピソード1「終着点:レールロード・キラー」
1998年、テキサス州で起きた連続殺人事件。
列車を使って移動し、民家に侵入して住人を撲殺。
この犯人は自分の痕跡を必ず残していた。
(通称:レールロード・キラー)
•犯行後、犯行現場に残り必ず食事をし、食べ残しを現場に残す
•犠牲者の身分証を財布などから出し、目立つ所へ上向きにして置いておく
そして、
✔︎ 当時のFBI10大最重要指名手配犯に登録(記載期間:3週間)
彼が逮捕された経緯に注目して視聴してみてください。
ちなみに、
1990年代の、
FBI10人の最重要指名手配逃亡者という、英語記載のwikiのページを確認すると、
この“レールロード・キラー”が確認できます。
2「闇夜の恐怖:ニューヨークのゾディアック」
エピソード2「闇夜の恐怖:ニューヨークのゾディアック」
1990年、ニューヨークで最初の事件を起こした連続銃撃犯。
この犯人も、事件現場に痕跡を残している。
•事件現場に残された謎の不気味なメモ
⇨円に3つの記号が書かれているメモ
⇨不気味な文章
「私はゾディアック、天に帯が現れる時、12の星座が死ぬだろう」
有名なゾディアックの模倣犯として警察は捜査を続けていたが、
4年間もの間、犯人を逮捕できず・・・。
しかし、彼は再び姿を現した。
1968年から1974年にかけて、
カリフォルニア州サンフランシスコ市内で起きた連続殺人事件、
有名な“ゾディアック事件”の犯人の名を語り模倣した事件が、エピソード2で描かれています。
犯人逮捕に至る経緯には、なんとも運命的な感じを受けてしまいました。
(こちらの犯人は逮捕されておりますけど、本家の“ゾディアック事件”は未解決・・・)
3「捜索網:オリンピック公園の爆弾魔」
エピソード3「捜索網:オリンピック公園の爆弾魔」
1996年7月27日、
アトランタオリンピックが開催中のジョージア州アトランタで起きた爆弾事件。
多くの怪我人、死亡者を出したこの大事件、
マスコミによってヒーローに祭り上げられた人物が、その後、容疑者となった。
•多くの人間を避難させ、ヒーローとなったリチャード・ジュエル
•その後、警察により容疑者になり、マスコミは手のひらを返したように犯人扱い
•結局、リチャード・ジュエルの疑いは晴れる
本当の犯人を野放しにしてしまった警察、
爆弾事件は続いてしまう・・・。
そして犯人は、数年間も逃亡・・・。
✔︎ 当時のFBI10大最重要指名手配犯に登録(記載期間:5年)
非常に有名なこの爆弾事件、
こちらの犯人も、
英語記載の1990年代FBI10人の最重要指名手配逃亡者というwikiのページに名前が載っておりました。
もしかすると、
爆弾魔の名前より、リチャード・ジュエルという名のほうが有名かもしれません。
クリント・イーストウッド監督作として映画化されています。
映画「リチャード・ジュエル」を視聴するなら、
見放題のAmazonプライムビデオで視聴するか、
キャンペーンを利用し600ptをタダでゲットした後、
199ptを使って、
4「殺しの訓練:ワシントンD.C.の狙撃犯」
エピソード4「殺しの訓練:ワシントンD.C.の狙撃犯」
2002年10月3日、
ワシントン郊外、メリーランド州モンゴメリー郡で、
立て続けに3件の銃撃事件が発生、犠牲者となった3人は死亡。
警察は捜査を開始、ある程度の事実が判明していく反面、
犯人は事件を起こし続ける。
•犯人は、遠方からライフルで狙撃し、犯行を重ねている
•警察の捜査をあざ笑うかのように、
この事件の犠牲者は増え続け、17人が殺害され、10人が負傷する大事件となった
そして、
ようやく捜査線上に浮かび上がってきた2人の男・・・。
この事件はまだ記憶に新しいですね。
当時のニュース映像を覚えている方もいると思います。
元アメリカ陸軍の狙撃手が、
ライフルを打てるように車の後部を改造し、そこから無差別に選んだ人に狙いをつけ狙撃、
17人を殺害した凄惨な事件・・・。
ドキュメンタリー『キャッチング・キラーズ』シーズン3の最終エピソードで描かれているのは、
この事件の始まりから犯人逮捕まで、です。
おじさんの感想
(前2シーズンと同様、観応えは十分です)
個人的にですが、
Netflixの製作するドキュメンタリーは質が高いと感じています。
今までに視聴したドキュメンタリーは、
「ナイト・ストーカー:シリアルキラー捜査録」
(4エピソード)
「レインコートキラー:ソウル20人連続殺人事件」
(3エピソード)
「世界の最重要指名手配犯を追う」
(5エピソード)
「殺人鬼との対談:ジョン・ウェイン・ゲイシーの場合」
(3エピソード)
「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」
(4エピソード)
「コンフェッション・キラー:疑惑の自供」
(5エピソード)
「アーノルド」
(3エピソード)
そして、
「キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち シーズン1」
(4エピソード)
「キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち シーズン2」
(4エピソード)
今作の、
『キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち』シーズン3です。
事件を担当し関わっていた人物のインタビューと、
再現VTR、
当時のVTR映像、
生々しい事件現場の写真など、
恐ろしいんですけど、興味深い内容のエピソードばかりでした。
今回のシーズン3で個人的に特に目を引いたのは、
エピソード3「捜索網:オリンピック公園の爆弾魔」の中で視聴できた当時のVTR映像、実際に爆弾が爆発した瞬間の映像です。
もの凄く生々しかったですね、怖いぐらいに・・・。
CGでは醸し出せない臨場感を感じられると思います。
だからと言って、面白いからオススメ、とは言いませんよ。
これはあくまでもドキュメンタリーですから、
ほぼ脚色されていない(と思いたい)事実と、犯人逮捕に至るまでの経緯をなぞるだけ、
事件解決までの流れを追いかける映像作品です。
事件もののドキュメンタリーに興味がある方にだけ、オススメさせていただきます。
観応えはバッチリですので。
質の高いNetflixのドキュメンタリー、気になる方は視聴してみてください。
(ちなみに、シュワちゃんのドキュメンタリー「アーノルド」だけは面白いのでオススメ、と言っておきます)
最後に
Netflixのオリジナルドキュメンタリー、
『キャッチング・キラーズ:連続殺人犯を追いつめた刑事たち』シーズン3を紹介させていただきました。
前回までのシーズン同様、
今回のシーズンもしっかりと観応えのあるシーズンでした。
ただ、
ぶっちゃけるとですね、
未解決事件を扱っている訳ではなく、犯人が逮捕されている事件を扱っているドキュメンタリーなので、
最終的に解決すると分かりきった状態での視聴となりますから、
安心感があるんです。
犯人は捕まる・・・というネタバレ込みになっています。
考察系のドキュメンタリーを好む方には向かないかもしれません。
「ラストは分かりきっているけど、それでも良い!」と、
事件もののドキュメンタリーに興味があるなら、再生してみてください。
期待を裏切らないはずです。
ではまた。