『地獄の黙示録 ファイナル・カット』、2020年2月28日からIMAXで公開

2019年12月31日

戦争映画のオススメを教えて

と友達に聞かれても、この映画は勧めません。

勧めるなら「プラトーン」や、
プライベート・ライアン」を自信満々に勧めます。

今回の『ファイナル・カット』バージョンは182分

名作」であり「迷作」、「傑作」であり「狂作」でもある、

フランシス・フォード・コッポラ監督作、
地獄の黙示録 ファイナル・カット』が、
2020年2月28日からIMAX劇場で公開されます。

 

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2020年2月28日公開『地獄の黙示録 ファイナル・カット』

 

地獄の黙示録 ファイナル・カット

2月28日公開 映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』

監督・製作 フランシス・フォード・コッポラ
出演(役名) マーロン・ブランド(ウォルター・E・カーツ大佐)
ロバート・デュヴァル(ビル・キルゴア中佐)
マーティン・シーン(ベンジャミン・L・ウィラード大尉)
フレデリック・フォレスト(ジェイ・”シェフ”・ヒックス)
サム・ボトムズ(ランス・B・ジョンソン)
ローレンス・フィッシュバーン(タイロン・”グリーン”・ミラー)
アルバート・ホール(ジョージ・”チーフ”・フィリップス)
ハリソン・フォード(ルーカス大佐)
アメリカ公開 2019年8月15日
日本公開 2020年2月28日
第52回(1979年)アカデミー賞

 

・作品賞→→→ノミネート

・監督賞→→→ノミネート

・助演男優賞(ロバート・デュヴァル)→→→ノミネート

撮影賞→→→受賞

・脚色賞→→→ノミネート

・美術賞→→→ノミネート

音響賞→→→受賞

・編集賞→→→ノミネート

第52回(1979年)アカデミー賞8部門ノミネート2部門で受賞

 

第32回(1979年)カンヌ国際映画祭

 

地獄の黙示録』(フランシス・フォード・コッポラ)→→→パルム・ドール受賞

 

地獄の黙示録 ファイナル・カット2020年2月28日公開

 

監督フランシス・フォード・コッポラが、
製作40周年を記念して、自ら、
1979年の劇場公開版より30分長く、全てを盛り込んだ2001年の特別完全版より、
20分短いバージョンに再編集し、
新たなデジタル修復を施した。

 

地獄の黙示録あらすじ

1960年代末、ベトナム戦争の後期。
アメリカ陸軍空挺将校のウィラード大尉は、軍上層部から特殊任務を命じられる。
カンボジア奥地のジャングルで、アメリカ軍の命令を無視して暴走し、
独立王国を築いている元グリーンベレー隊長の、
カーツ大佐暗殺指令を受ける。
その指令を受け、ウィラードは4人の部下と共にカーツ大佐のもとへ。
目的地に向かう途中、
ウィラード達は戦争の狂気を目の当たりにし、
徐々に正気を失っていく。
やがて、
カーツの王国が近づくにつれ、ウィラード自身の心も狂気に蝕まれていき、
犠牲者を出しながらようやく、
カーツ大佐に辿り着く。
軍の暗殺指令を受けてカーツと出会ってしまったウィラード
同じ空気を吸い、言葉を交わし、
ウィラード決断する・・・。

〜『地獄の黙示録』〜

 

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『地獄の黙示録』を観た方達のレビューを、紹介します

 

 

『地獄の黙示録』を観たAさんのレビュー

これがベトナム戦争の本質・・・地獄絵図。
クレイジーな光景と世界に引き込まれました。
マーロン・ブランドとマーティン・シーンの演技、存在感は目に焼き付きます。
マーロン・ブランドの恐怖感を上手く煽っていましたし、マーティン・シーンの目力、
息子のチャーリーにしっかり受け継がれていますね。
作る側の価値観、思想、正直何だかよく分からない部分もありましたが、
言葉で伝える事が難しい事を、見事に映像で表現しています。ただただ凄い映画。
今後、ワルキューレの騎行を耳にしたら、間違いなく戦闘シーンを思い出しますね。

 

『地獄の黙示録』を観たBさんのレビュー

久しぶりに観ました。とにかく金がかかっていますねw。
オープニングの大炎上から凄まじい迫力、でもやっぱり「いくらかかったんだろう」が、
ずっと気になってしまいます。
観ているだけで打ちのめされる、鮮烈なシーンが満載の作品です。

 

『地獄の黙示録』を観たCさんのレビュー

幼い頃、父に連れられて映画館で観た記憶があります。
沼からマーロンブランドが顔を出すシーンは覚えていました。
大人になって改めて観てみると、
前半は惹きつけられますが、後半は間延び感があって今ひとつですね。

 

『地獄の黙示録』を観たDさんのレビュー

名作と言われている本作ですが、個人的にはイマイチな印象です。
部分的には面白いと感じるのだけど、どうもだるく感じてしまいます。
ゴッドファーザー以外のコッポラ作品は、あまり好きではないのかもしれません。

 

『地獄の黙示録』に対する評論家達の声

「戦争の狂気を上手く演出できている」

ストーリーもあるようでないようなものである

「泥沼のベトナム戦争がアメリカ人に与えた心の闇を、衝撃的な映像として残した傑作である」

「前半は満点だが、後半は0点

作家:村上春樹
「『地獄の黙示録』という映画はいわば、巨大なプライヴェート・フィルムであるというのが僕の評価である。」

私の個人的な感想は、

「戦争映画のオススメを教えて」と友達に聞かれても、
この作品は勧めない、です。

私は勧めませんが(オススメ映画のカテゴリーで申し訳ありません)、
否定的な意見肯定的な意見も引っくるめて、
1度、『地獄の黙示録 ファイナル・カット』視聴に挑戦してみるのもアリではないか、とは思っています。

何でこんなに意見が分かれているのか。

「ベトナム戦争の狂気を通して描かれている反戦映画

「ベトナム戦争の狂気に侵された人間達の戦争映画

取り用によっては、両方がごちゃ混ぜになっている作品です。

よく分からない」というのが1番しっくりきますね。

楽しめる方は少ないかもしれませんけど、

地獄の黙示録 ファイナル・カット』は、
2020年2月28日からIMAX劇場で公開されます。

 

フランシス・フォード・コッポラについて

 

フランシス・フォード・コッポラ(1939年4月7日〜)は、
アメリカの映画監督、映画プロデューサー、脚本家、実業家です。

有名な映画監督作は、

公開年 タイトル 主演
1972年 ゴッドファーザー マーロン・ブランド
1973年 カンバセーション‥盗聴‥ ジーン・ハックマン
1974年 ゴッドファーザー PARTⅡ アル・パチーノ
1979年 地獄の黙示録 マーロン・ブランド
1983年 アウトサイダー C・トーマス・ハウエル
1984年 コットンクラブ リチャード・ギア
1988年 タッカー ジェフ・ブリッジス
1990年 ゴッドファーザー PARTⅢ アル・パチーノ
1992年 ドラキュラ ゲイリー・オールドマン

ゴッドファーザーシリーズがあまりにも有名で、
その後ろを『地獄の黙示録』が追走している印象を受ける巨匠ですね。
(PARTⅢの評価はアレですが、決してつまらない作品ではありませんよ)

その他にも、
サスペンス映画の傑作と言われる「カンバセーション‥盗聴‥」。
評価はあまりされませんでしたが、コッポラ版のドラキュラ
ゴッドファーザー」だけの映画監督ではないです。

1979年『地獄の黙示録』完成には色々な逸話も多くて、

ウィラード大尉役に当初はハーヴェイ・カイテルが予定されていましたが、
契約のトラブルから解任
その後、ハリソン・フォードの起用を検討するも、
スター・ウォーズ」の撮影との関係により断念、
最終的にマーティン・シーンに落ち着きました。

コッポラの完璧主義によって、
当初予定していた撮影期間は17週間でしたが、最終的に61週間に伸び、
最初の予算は1200万ドル(当時の日本円で約35億円)でしたが、
実際には約3倍の3100万ドル約90億円)もかかってしまいました。

結果的には、

地獄の黙示録』は公開後全世界で大ヒットを記録し、
カンヌパルム・ドール受賞アカデミー賞でも8部門でノミネートされ、2部門受賞
賛否は分かれましたけど、映画として大成功を収めた作品となりました。

40年後の今でも、こうやって語られる作品なんですから、
それだけでも凄い事ですよね。

ちなみに、
ドアーズの「ジ・エンド」、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を聞くと、
地獄の黙示録』を思い出してしまうというオマケまで。

 

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マーロン・ブランドについて

マーロン・ブランド(1924年4月3日〜2004年7月1日)は、
アメリカのネブラスカ州出身の俳優です。
20世紀最高の俳優」と評されています。

主な映画出演作は、

公開年 タイトル 役名
1951年 欲望という名の電車 スタンリー
1952年 革命児サパタ エミリアーノ・サパタ
1953年 ジュリアス・シーザー マルクス・アントニウス
1954年 乱暴者 ジョニー
波止場 テリー
1972年 ゴッドファーザー ドン・ヴィトー・コルレオーネ
ラストタンゴ・イン・パリ ポール
1978年 スーパーマン ジョー=エル
1979年 地獄の黙示録 ウォルター・E・カール大佐
1990年 ドン・サバティーニ カーマイン・サバティーニ
1992年 コロンブス トマス・デ・トルケマダ
1997年 ブレイブ マッカーシー
2001年 スコア マックス

1954年「波止場」で第27回アカデミー主演男優賞受賞

1972年「ゴッドファーザー」で第45回アカデミー主演男優賞受賞
受賞を拒否しています。
「ハリウッドにおけるインディアンをはじめとした少数民族に対する人種差別への抗議」を理由に。

波止場」で大スターとなっていたブランドですが、
自分が気に入った脚本の第1級の作品にしか興味を示さない人で、
様々なトラブルを起こしていた事も追い討ちをかけ、
会社や監督らから、嫌われ者の俳優となってしまいました。評価もギャラも下降

すでに「過去の人」となりつつあったブランドを復活させたのが、
1972年の「ゴッドファーザー」。
俳優としての地位を取り戻します

そして、
1979年『地獄の黙示録』への出演。
出演時間はラストの数十分ですから、主演とは言いにくいんですが、
なぜか常にマーロン・ブランド主演として語られている作品です。
インパクトは凄いんですけど、普通に観ればマーティン・シーン主役ですし、
ロバート・デュヴァルをもっと注目したくなります。

ギャラの高さは圧倒的にマーロン・ブランドでしょうけどね。

自己中心的な振る舞いで、
様々なトラブルを巻き起こした俳優としても有名ですが、
映画界に与えた影響の大きさは計り知れません。
ロバート・デ・ニーロアル・パチーノを筆頭に、数多くの俳優達に影響を与えた名優

2004年、呼吸不全と心不全によって亡くなりました。
遺作となったのは2001年「スコア」。
遺体は火葬され、遺灰はカリフォルニア州のデスヴァレーに撒かれています。
80歳という生涯でした。

 

最後に

 

個人的には、
「最高の戦争映画だからオススメです」とは、
一切言えない映画です。

フランシス・フォード・コッポラ監督作、
地獄の黙示録 ファイナル・カット
2020年2月28日からIMAX劇場で公開されます。

角度を変えて観ると傑作
角度を変えて観ると駄作

そんな評価は全ての物に通じてしまいますから、

ご自分の評価を1番大切にしておけば良いのではないかと。

友達に絶対に勧めない戦争映画」というのが、
私の率直な感想です。

ただ、
もう1回観てみようかな、と思わせるパワーを備えているのも事実で・・・。
タチの悪い映画ですね。
40年経った今でも興味が尽きません。

大画面、音響設備の整った最高の環境で『地獄の黙示録 ファイナル・カット』、
カーツ大佐と出会ってしまえば、何か変わるかも・・・。

ではまた。

 

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