『タイラー・レイク ー命の奪還』、Netflixで最も再生されたアクション映画の感想
全世界での契約者数1億2500万人以上(2019年7月時点で達成)、
日本では300万人以上の会員数を誇っている(2019年9月時点)動画配信サイト。
Netflix(ネットフリックス)、通称ネトフリ。
私も会員になって1年以上の時間が経過しています。
そんなネトフリで、今までに最も再生されたアクション映画が、
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』。
主演はマーベル作品のソー役でお馴染みクリス・ヘムズワース。
映画史上最高のヒット作となった「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督、
ルッソ兄弟を製作陣に加え、ネトフリの本気を感じられるアクション映画となっています。
ハズレの多いジャンルだとは思いますけど、
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』はキッチリと2時間、最後まで楽しめるアクション映画ではないかと。
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『タイラー・レイク ー命の奪還ー』、Netflixで最も再生されたアクション映画
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』予告編-Netflix
監督 | サム・ハーグレイブ |
脚本 | ジョー・ルッソ |
製作 | アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ、他 |
出演(役名) | クリス・ヘムズワース(タイラー・レイク) |
ルドラクシャ・ジェイスワル(オヴィ・マハジャン) | |
ゴルシフテ・ファラハニ(ニック・カーン) | |
ランディープ・フーダー(サジュ) | |
デヴィッド・ハーパー(ギャスパー) | |
配信開始日 | Netflixで2020年4月24日から全世界同時配信 |
2020年4月24日にNetflixで全世界同時配信され、1週間で9000万以上の視聴世帯数を記録しました。
Netflixにおける1ヶ月の視聴世帯数史上最高記録を、わずか1週間で塗り替えたアクション映画。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』あらすじ
インドの麻薬王オヴィ・マハジャンの同名の息子オヴィが誘拐される。
誘拐したのは、バングラデシュのダッカで最大の勢力を誇っている麻薬王。
父親の抗争相手に誘拐され、連れ去られたオヴィを救うために、
裏社会の傭兵:タイラー・レイクと、救出チームが動き出す。
ダッカに潜入し、救出チームとタイラーの圧倒的な戦闘能力によってオヴィを救出。
タイラーとオヴィは2人でダッカを脱出しようと船に急ぐ。
しかし、
バングラデシュのダッカは麻薬王の城。
軍隊も警察も麻薬王の手先となっている巣窟。ダッカからの脱出を成功させるためには、
軍隊を退け、警察の追撃をかわし、ありとあらゆる手段を駆使しなければ、
不可能・・・。
救出チームが崩壊寸前まで追い込まれ、タイラーとオヴィは2人だけで逃げまくることに。
圧倒的な戦闘能力を持っている傭兵タイラーと幼いオヴィを、
圧倒的なマンパワーで追い詰める麻薬王、
そして、2人に接近する、ある1人の男・・・。
ダッカで繰り広げられる逃避行、凄まじい戦闘の数々をくぐり抜け、
オヴィを無事に家に返すことができるのか。
タイラーは任務を遂行する。〜『タイラー・レイク ー命の奪還ー』〜
ストーリーは非常に分かりやすいです。
誘拐された子供を救うために、救出チームが形成され、傭兵であるタイラーが手となって実務をこなす。
そして、犯人側の庭から2人で脱出しようとする物語。
街全体が犯人の手中ですから、軍隊を相手にし、警察をかわしながら、
子供を脱出させるために戦い続けるぞ!
簡単に言えば、そんな物語ですね。
この分かりやすい物語に加えて、
ほぼワンカットで見せる壮絶なアクションシーン、絶妙な視点で見せるカーアクション、
スピード感のある展開で、ダレること無く2時間突っ走り、
納得のいくラストへ。
アクション映画好きなら、1度は観ておいて損のない作品だと思います。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』、
Netflix(ネットフリックス)で視聴可能です。
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脚本・製作に関わったルッソ兄弟について
ウォシャウスキー、コーエン兄弟を追い抜いて、
今や映画界で最も有名な兄弟となった感のあるルッソ兄弟。
アンソニー・ルッソ(1970年2月〜)、
ジョー・ルッソ(1971年7月〜)の兄弟は、アメリカのテレビ及び映画の監督、プロデューサー、脚本家、
俳優、編集技術です。
主な映画監督作は、
公開年 | タイトル | 兄弟の役割 |
2006年 | トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合 | 監督 |
2014年 | キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー | 監督・出演(ジョーのみ) |
2016年 | シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | 監督 |
2018年 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | 監督 |
2019年 | アベンジャーズ/エンドゲーム | 監督・出演(ジョーのみ) |
マーベル系の作品、特に、
2018年「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、
2019年「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督をした兄弟として知られています。
2019年「アベンジャーズ/エンドゲーム」は映画史上最高のヒット作、
世界歴代映画ランキング1位、「インフィニティー・ウォー」は5位にランクイン。
歴代のトップ10はこちらに書いております→→『2019年国内映画ランキング』
このマーベル系の作品を監督した事によって世界的に有名となったルッソ兄弟、
Netflix(ネットフリックス)のアクション映画『タイラー・レイク ー命の奪還ー』に製作、脚本(ジョーのみ)として絡みました。
ルッソ兄弟への期待感、さらにコロナで外出を自粛している期間が重なって、
4月24日からの1週間、全世界で9000万以上の世帯に視聴され、ネトフリ史上最高記録を打ち出す事に。
映画界でも史上最高、ネトフリ界でも史上最高、
ルッソ兄弟の活躍は今後も続きそうですね。
主演クリス・ヘムズワースについて
クリス・ヘムズワース(1983年8月11日〜)は、
オーストラリアの俳優です。
マーベル系の作品のソー役として有名な俳優さんですね。
主な映画出演作(マーベル系)は、
公開年 | タイトル | 役名 |
2011年 | マイティ・ソー | ソー |
2012年 | アベンジャーズ | |
2013年 | マイティ・ソー/ダーク・ワールド | |
2015年 | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン | |
2016年 | ドクター・ストレンジ | ソー(カメオ出演・クレジットなし) |
2017年 | マイティ・ソー バトルロイヤル | ソー |
2018年 | アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー | |
2019年 | アベンジャーズ/エンドゲーム |
マーベル系のソー役が代名詞的なクリス・ヘムズワース、
今回のアクション映画『タイラー・レイク ー命の奪還ー』では無骨な傭兵役を熱演、
ちょっとしたダークヒーロー的な存在として楽しませてくれています。
個人的にはソー役のイメージが全くなくて(マーベル系の作品をほとんど観ておりません)、
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』を視聴した後、アクション映画俳優なのかと思ったぐらいです。
マーベル系以外だと、
2015年「白鯨との闘い」のオーウェン・チェイス役、
2016年「ゴーストバスターズ」のケヴィン役、この2作品でのヘムズワースしか観たことがありません。
そういう意味では、フラットな状態で先入観なくヘムズワースを観られましたので、
良かったかなと。
アクションもバリバリいける俳優さんだと思えましたね。
ギャスパー役:デヴィッド・ハーパーについて
デヴィッド・ハーパー(1975年4月10日〜)は、
アメリカの俳優です。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ファンにとって、
ジム・ホッパー署長としての印象が強い俳優さんですね。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル | 役名 |
2008年 | 007 慰めの報酬 | グレッグ・ビーム |
2011年 | グリーン・ホーネット | フランク・スキャンロン |
2012年 | エンド・オブ・ウォッチ | ヴァン・ハウザー |
2014年 | イコライザー | フランク・マスターズ |
2015年 | ブラック・スキャンダル | ジョン・モリス |
2016年 | スーサイド・スクワッド | デクスター・トリヴァー |
2019年 | ヘルボーイ | ヘルボーイ |
2020年 | タイラー・レイク ー命の奪還ー | ギャスパー |
ブラック・ウィドウ | アレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン |
映画作品の中のデヴィッド・ハーパーを観た印象がほぼなく、
2016年から始まった超人気海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジム、
この印象が・・・、それのみと言っても過言ではないぐらいです。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ファンが興奮したシーズン4の動画がこちら。
(ドラマを観ていないなら、ネタバレになりますので、シーズン3まで視聴している方のみ再生してください)
「ストレンジャー・シングス 未知の世界4」ロシアより愛を込めて…-Netflix
なぜこれだけの動画で興奮できるのかは、
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をシーズン3まで視聴している方のみですから、
出来ましたら、この動画を観る前にシーズン3までを楽しんでおくことをオススメします。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』でのデイヴィッド・ハーパーは存在感のあるチョイ役、
ですが、
「ストレンジャー・シングス 未知の世界」では中心人物の1人として活躍しています。
両方とも楽しめますので、気が向いたら視聴してみてください。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』を視聴した方達の感想を紹介します
カーアクションも銃撃戦も凄じい格好良さで最高です!!
ストーリーもシンプルで分かりやすかったですね。
クリスヘムズワースがカッコいいです。
アクションにも迫力があり、ネットフリックス限定だけでは勿体ない良作。
ラストシーンに映った〇〇が気になって気になって・・・。
アクション映画として楽しめた作品です。
素晴らしい!
ストーリーも重過ぎず軽過ぎずでしっかりしているし、ジョン・ウィックみたいに1人1人丁寧に殺していくタイプのアクション、観ていて楽しかったです。
ラストも洒落ていましたし。
続編製作の噂もあるので、非常に楽しみですね。
あと、クリヘムがひたすらにカッコいいので是非!!
ひたすらにワンカット風ガンアクションを楽しむ映画です。
カーチェイスも見せ方が面白くて、ハラハラして視聴してしまいます。
生き急いでいるクリス・ヘムワーズにハマってしまいましたね。
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『タイラー・レイク ー命の奪還』を観たおじさんの感想
Netflixオリジナル、映画もドラマも明らかに面白い作品が増えている気がします。
私が最近観た作品の数々、それがたまたま当たっているだけ、
という可能性もありますけど、
ほとんどハズレを引いておりません。
このアクション映画『タイラー・レイク ー命の奪還ー』もその1つです。
手に取りやすいジャンルですので、数多くのハズレを引いてしまいがち、ですが、
久しぶりに最後まで楽しめるアクション映画に出会えた感がありますね。
ストーリーは至ってシンプル、最強と言える傭兵だけど不死身ではない、
ラストもスッキリと終わらせてくれる爽快感も感じられ、
約2時間ほど集中して楽しめるアクション映画になっています。
アクションシーンも流れるような展開が多くて、カット割が少なく、
スピード感が損なわれることなく引き込まれます。
極端に言ってしまうと、
主人公が魅力的、アクションシーンが楽しめる、ラストが決まる、
これだけでアクション映画としては成功しているのではないかと。
「映画を観終わった後、得るものは何も無いけど、ただただ楽しめたよ」
これこそがアクション映画の醍醐味、と、私は極端に思っております。
ちょっと古い作品で申し訳ありませんが、
2008年「ランボー/最後の戦場」よりは遥かに面白いアクション映画ですので、
(ランボーファンには申し訳ない気持ちで一杯)
単純にアクション映画を楽しみたい方に、オススメしたい作品です。
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』、
主演クリス・ヘムズワース、チョイ役で出演しているデヴィッド・ハーパー。
ラストがバチッと決まるアクション映画。
今現在、Netflix(ネットフリックス)で視聴可能となっています。
最後に
Netflix(ネットフリックス)で史上最高の再生数を叩き出したアクション映画、
『タイラー・レイク ー命の奪還ー』を紹介させて頂きました。
個人的にはアクション映画として断然アリ!、な作品だったと思います。
飽きずに2時間、しっかりと楽しめた作品でした。
2作目が製作されるのかどうかは分かりませんけど、
少しだけ期待しておきたいですね。
ストーリー展開はある程度単純で、
アクションシーンが楽しめる、ラストがバッチリと決まる、
それだけでいいので。
他には何も望んでいません。楽しみたいだけです。
ではまた。
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