刀で戦うカンフー映画、「ラストバトル」は必見です

2020年12月26日

子供の頃に観た「映画」、

興奮して見続けていた「映画」といえば、

「カンフー映画」ですね。

おじさんになって全く観なくなりましたけど、

今、

その頃の「カンフー映画」を観たら、

楽しめるのでしょうか?

 

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「カンフー映画」といえば

私の子供時代、「カンフー映画」といえば、

ジャッキー・チェン

今もハリウッドで活躍中の、香港出身映画俳優です。

ジャッキーの「映画」は、
これでもかというぐらいテレビで観ていました。
「○拳」シリーズも、「プロジェクトA」も、非常に好きな「映画」でしたね。
いつの日か、自分の手から「ボッ」って音が出ると確信していたんですけど、
残念ながらおじさんになった今ですら、1度も出ておりません。
努力不足。

そんな子供の頃のヒーロー、ジャッキー・チェンは今回関係ありません。

 

コミカル要素がほぼない「カンフー映画」

昔観ていた「カンフー映画」は、

コミカルな要素が結構ありましたよね。
ジャッキー映画だからなのか、よく分かりませんけど。

白髪老人のカンフー達人と弟子、そして「復讐劇」

そんな「カンフー映画」が多かったような気がします。

今回紹介する「カンフー映画」には、

ほとんどコミカルな面はありません。皆無とは言いませんが、
シリアスなストーリーで描かれています。あくまで「カンフー映画」ですけど。

剣技の「カンフーアクション映画」ですかね。

例によって「復讐劇」ではありますが。

 

 

「ラストバトル」必見の作品

ブレード/刀

The Blade(1995)Original Trailer 刀

監督・脚本・製作 ツイ・ハーク
製作総指揮 レイモンド・チョウ
出演(役名) チウ・マンチェク(テンゴン)
ホン・ヤンヤン(ルン)
ウェイ・ティンチー(刀匠)
チャン・ホー(チュタオ)
香港公開 1995年12月21日
日本公開 1998年1月24日

 

ネタバレせずに、軽く紹介します。

設定は、昔観た「カンフー映画」にありがちな「復讐劇」です。

刀鍛冶で働く主人公、子供の頃に、
空を飛べる」と言われる剣の達人に父親を殺されています。

その剣の達人への「復讐劇」です。

説明しようとすると、こんな感じで終わりなんですが、一応もう少しだけ。

主人公は途中で片腕になってしまいます。片腕になって自暴自棄になっている時に、
たまたま剣の奥義書を見つけて、独学で剣技を覚えて復讐です。

これだけを読んだら、何が面白いのか分からない映画ですけど、この映画、

ラストバトルが異常にカッコイイです。

子供の頃に観ていた「カンフー映画」のラストバトルとは、全く違います。別物です。

あの生々しい剣技アクションの連続想像以上のスピード感
ちょっと癖になるぐらい素晴らしいラストバトルです。
現に私は、何度もラストバトルだけを観てしまっています。

正直、

ラストバトルだけを観て欲しい、

こう思ってしまうほど、いつまでも記憶に残るラストバトルです。

ジャッキーファンには申し訳ありませんが、
「○拳」シリーズのラストバトルでは太刀打ちできません。あれは異常

個人的な意見ですけどね。

 

監督ツイ・ハークについて

 

ツイ・ハーク(1950年2月15日〜)は、
中国・香港の映画監督、脚本家、映画プロデューサーです。

祖先は広東省海豊県出身。
ベトナムで生まれて、ベトナム戦争の難民として1966年に香港に渡り、
1966年にアメリカへ留学。テキサス州立大学で映画を学んでいます。

主な映画監督作品は、

公開年 タイトル 主演
1990年 スウォーズマン/剣士列伝 サミュエル・ホイ
1991年 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明 ジェット・リー
1995年 ブレード/刀 チウ・マンチェク
1997年 ダブルチーム ジャン=クロード・ヴァン・ダム
1998年 ノック・オフ ジャン=クロード・ヴァン・ダム

 

主な製作・製作総指揮作品は、

公開年 タイトル 主演
1986年 男たちの挽歌 チョウ・ユンファ
1987年 チャイニーズ・ゴースト・ストーリー レスリー・チャン
男たちの挽歌Ⅱ チョウ・ユンファ
1989年 狼/男たちの挽歌・最終章

 

香港映画の代名詞的存在であるワイヤーアクションを、
いち早く取り入れた監督です。

それであのラストバトル、納得です。

製作総指揮として「男たちの挽歌」、
制作で「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」など、
有名な作品にも関わっています。

監督ツイ・ハークとしての映画は、
この「ブレード/刀」しか観たことありません。
もう少し観たことがあるかと思っていましたが、wikiで調べたらこの作品だけでしたね。
見聞きしたことのあるタイトルが、少しあるだけでした。
意外と観ていないもんですね。

 

この「ラストバトル」を堪能した方達の感想を、紹介します

 

「ブレード/刀」を観たAさん

しばらく観てないですが、ラストのアクションがかなり興奮したのを覚えています。
遅い!遅い!遅い!遅い!
って言うセリフが最高でした。

 

「ブレード/刀」を観たBさん

世界観がよく分かりませんが、殺陣はもはや芸術の域です。
片腕!
そして、親父の形見の折れた刀!これは・・・!

と思ったら「片腕必殺剣」のリメイクでした。まさかの後から知るパターンです。

 

「ブレード/刀」を観たCさん

さすがツイ・ハーク。

ちょっと展開が重々しい嫌いもありますが、ワイヤーアクションを駆使した戦闘シーンや、広大な砂漠のロケ地など見所が多数あります。
この手の香港映画にはよくあるシナリオですが、本作もまた片腕を失った主人公の「復讐」がテーマになっています。
敵対する悪役のインパクトも相当なもので、トラウマになりそうです。

映像の粘っこさがクセになる「ブレード/刀」、これぞツイ・ハーク100%の出来栄えでした。

 

 

「ブレード/刀」を観たおじさん

何度も言っていますが、これは「カンフー映画」です。

アクションは素晴らしいですが、設定も古臭い感じがしてしまいます。
いつもの「復讐劇」ですからね。

カンフー映画」そのものに興味がないとういう方には、
不向きな作品です。控えた方がいいと思います。

逆に、

カンフー映画」好きで、まだ観ていない方、

このブレード/刀

オススメします。是非、あのラストバトルを堪能してみてください。
あの剣技恐ろしいまでのスピード感
そして、息を吐くことを許してくれない数分間
観終わった後に充実した疲労感を感じていると思います。

「カンフー映画」史上、最高のラストバトルを確認してみてください。。

 

最後に

 

いつ頃からでしょうか、
カンフー映画」を観なくなったのは。

手から音が出ない、

こう気付いた時からですかね。

今の子供達はジャッキー・チェンを知っているのでしょうか。
カンフー映画」に興味も無さそうですよね。あんなにカッコ良かったのに・・。
「酔拳」のみ、今でも有名な感じですかね。

テレビで「映画」自体を放送することが少なくなりました。
カンフー映画」を観る機会はほとんどゼロですね。

ということで、子供達にこの「ブレード/刀」を勧めようとは思いませんが、

私達のような、

子供の頃に「カンフー映画」を夢中で観ていた世代にオススメしたいです。

ブレード/刀」の「ラストバトル」を観た後、

自分の手から、

「ボッ」

日常生活にはお気をつけください。

 

 

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