映画『モンスターハンター』のあらすじと感想、ゲーム経験者じゃないので楽しめました
ゲーム業界のビックタイトル『モンスターハンター』が、
満を持して映画化、アメリカでは2020年12月18日に公開されました。
日本での公開は、2021年3月26日。
(日米同時公開を予定していましたが、コロナの影響でズレました)
私はゲーム『モンスターハンター(モンハン)』をプレイしたことが無いので、
なんとなく知っている程度、ゲーム自体への思い入れもありませんから、
予告動画を視聴してみると、ただただ楽しめそうなアクション映画だなと。
✅ 監督は「バイオシリーズ」でお馴染みポール・W・S・アンダーソン
✅ 主演は「バイオシリーズ」でお馴染みミラ・ジョヴォヴィッチ
✅ そしてこの2人は夫婦です
夫婦で「バイオシリーズ」を牽引してきて、さらにこれからは、
映画『モンハンシリーズ』も牽引していくんでしょうか。
ということで、映画『モンスターハンター』を映画館で視聴してきました。
率直に言うと、
及第点なアクション映画、といった感じです。
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映画『モンスターハンター』のあらすじと感想
『モンスターハンター』
MONSTER HUNTER - Official Trailer(HD)
監督・脚本 | ポール・W・S・アンダーソン |
出演(役名) | ミラ・ジョヴォヴィッチ(ナタリー・アルテミス) |
トニー・ジャー(ザ・ハンター) | |
ティップ・"T.I"・ハリス(リンク) | |
ミーガン・グッド(ダッシュ) | |
ディエゴ・ボネータ(マーシャル) | |
山崎紘奈(ハンドラー) | |
ロン・パールマン(アドミラル) | |
ジョシュ・ヘルマン(スティーラー) | |
オウヤン・ジン(アックス) | |
アメリカ公開 | 2020年12月18日 |
日本公開 | 2021年3月26日 |
私が映画館で観た『モンスターハンター』は吹き替えでしたので、
紹介しておきます。
出演(役名) | 日本語吹き替え |
ミラ・ジョヴォヴィッチ(ナタリー・アルテミス) | 本田貴子 |
トニー・ジャー(ザ・ハンター) | 松坂桃李 |
ティップ・”T.I”・ハリス(リンク) | 杉田智和 |
ミーガン・グッド(ダッシュ) | 井上麻里奈 |
ディエゴ・ボネータ(マーシャル) | 宮野真守 |
ロン・パールマン(アドミラル) | 大塚明夫 |
ジョシュ・ヘルマン(スティーラー) | 中村悠一 |
オウヤン・ジン(アックス) | 花江夏樹 |
大塚明夫さんはすぐに分かったんですけど、
松坂桃李さんは一切分かりませんでした。
なんなら、これを書いている今、気づいたぐらいです。
映画『モンスターハンター』の日本語吹き替え、
違和感はありませんでした。
あらすじ
『モンスターハンター』あらすじ
アメリカ陸軍のナタリー・アルテミス大尉(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、
国連のセキュリティチームと共に、
砂漠で行方不明になった兵士のチームを捜索していた。
捜索中、
突然の強烈な嵐に襲われて、チームは別の世界へ送り込まれてしまう。
現実世界とは異なった雰囲気の場所に戸惑いながらも、
アルテミスのチームは歩を進める。
そして、
現実世界では存在しない、超巨大モンスターと遭遇。
モンスターの攻撃を食らったチームは、
銃火器で応戦するも全く歯が立たず、チームは逃げ惑うばかり。
なんとか逃げ延びた生存者たちは、洞窟に身を隠し、
体勢を立て直そうとするも、
今度は別のモンスター大群に襲われ、
絶体絶命の危機に・・・。
アルテミス達が迷い込んだこの異世界は一体・・・。
アルテミスは元いた世界に戻れるのだろうか?
〜『モンスターハンター』〜
簡単に言うと、
映画『モンスターハンター』、異世界転生ものとなっています。
「嵐に巻き込まれたアルテミス(ミラ)率いるチームが、
タイムスリップというよりは、どこか別の世界へ転送されてしまい、
現実世界に存在しない恐竜のようなモンスターに遭遇、戦わざるおえなくなる」
転生した先が、
ゲーム「モンスターハンター」の世界ですよ、そんな感じです。
ゲーム「モンハンシリーズ」ファンの方々がどのような期待をしていたのか、
「銃で応戦するのはちょっと・・・」と思っている方もいそうですけど、
個人的には単純に面白そうなアクション映画、だと思って視聴してきました。
こういう作品が出てきた時に、
本当に原作ファンじゃなくて良かったなとホッとしてしまいますね。
強い思い入れがありませんから。
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映画『モンスターハンター』を観たおじさんの感想
(原作を知らずに視聴すれば、及第点な娯楽大作)
良い時間帯の上映がなかったので、
日本語吹き替えで視聴した『モンスターハンター』、
普通にラストまで楽しめたアクション映画でした。
超巨大モンスターの描写は圧巻、
群れをなして襲ってくるモンスター群は超気持ち悪い、
モンスター討伐に使用する武器は原始的だけど、魅力的に映るし、
アクションシーンの迫力も文句なし、
良い映画だったと思います。
ただ、1つだけ懸念材料があるとすると、
私は、ゲーム「モンハンシリーズ」を一切プレイした事がない、
これがもしかするとネックになるかもしれません。
映画『モンスターハンター』のレビューを調べてみると、
評価は結構低いんですよね。
ゲームを愛しているファンからは、受け付け難い映画となっているようです。
そういう意味で、
個人的には、
「ゲームをプレイしていなかったので普通に楽しめた映画」となった訳ですし、
良かったな〜と思う反面、
「ゲームファンにはオススメできない映画かも・・・」
そんな想いになりました。
もし、これから映画『モンスターハンター』を視聴しようとしているなら、
ゲーム未プレイの方にだけ、オススメさせていただきます。
原作を知らない方が楽しめる作品というのは、この世に数多く存在していますからね。
映画『モンスターハンター』は普通に楽しめた娯楽大作でした。
監督ポール・W・S・アンダーソンについて
ポール・ウィリアム・スコット・アンダーソン(1965年3月4日〜)は、
イギリス出身の映画監督、脚本家、プロデューサーです。
主な映画監督作は、
公開年 | タイトル | 主演 |
1995年 | モータル・コンバット | クリストファー・ランバート |
2002年 | バイオハザード | ミラ・ジョヴォヴィッチ |
2004年 | エイリアンVSプレデター | サナ・レイサン |
2010年 | バイオハザードⅣアフターライフ | ミラ・ジョヴォヴィッチ |
2012年 | バイオハザードⅤリトルビューション | |
2014年 | ポンペイ | キット・ハリントン |
2016年 | バイオハザード:ザ・ファイナル | ミラ・ジョヴォヴィッチ |
2020年 | モンスターハンター |
2004年「バイオハザードⅡアポカリプス」、
2007年「バイオハザードⅢ」(主演は共にミラ・ジョヴォヴィッチ)の2作、
アンダーソンは脚本と製作を担当していて、監督ではありません。
とはいえ、「バイオシリーズ」の全てに関わってきたのは事実、
「バイオシリーズ」を牽引してきた中心人物の1人ですね。
2009年に結婚しています。
アンダーソンとミラのライフワークとなっていた「バイオシリーズ」が、
2016年「バイオハザード:ザ・ファイナル」で一応のラストを迎えましたので、
今度は「モンハンシリーズ」が新たなライフワークとなりそうな感じです。
この先、確実にシリーズ化されそうなビックタイトルだと思っておりましたが、
全世界での興行収入はパッとせず、評価も賛否両論(これは普通です)、
シリーズ化はどうなりますかね?
映画『モンスターハンター』、日本では2021年3月26日から公開されています。
主演ミラ・ジョヴォヴィッチについて
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ミラ・ジョヴォヴィッチ(1975年12月17日〜)は、
アメリカの女優、モデルです。
主な映画出演作は、
公開年 | タイトル | 役名 |
1997年 | フィフス・エレメント | リールー |
1999年 | ジャンヌ・ダルク | ジャンヌ・ダルク |
2000年 | ミリオンダラー・ホテル | エロイーズ |
2002年 | バイオハザード | アリス・アバーナシー |
2004年 | バイオハザードⅡアポカリプス | |
2007年 | バイオハザードⅢ | |
2010年 | バイオハザードⅣアフターライフ | |
2012年 | バイオハザードⅤリトルビューション | |
2016年 | バイオハザード:ザ・ファイナル | |
2019年 | ヘルボーイ | ブラッドクイーン |
2020年 | モンスターハンター | ナタリー・アルテミス |
1997年、リュック・ベッソン監督作「フィフス・エレメント」でのリールー役で、
ミラ・ジョヴォヴィッチを知った方も多いと思います。私もそうでした。
その後、印象深いのは同じくリュック・ベッソン監督作「ジャンヌ・ダルク」。
主人公ジャンヌを演じるミラ・ジョヴォヴィッチは非常にカッコ良かったです。
あの衝撃的なラストも完璧。
そして、ミラ・ジョヴォヴィッチの代名詞的な作品、
ポール・W・S・アンダーソン監督作「バイオハザード」(2002年)のアリス役、強烈に印象付けられてしまいましたね。
悪く言うと、その印象しかない(おじさんだと、中田英寿の印象も・・・)。
ジャンヌとバイオの女優さん、そんな感じです。
個人的な印象
・特徴的だと思うのは、演技力よりも見た目
圧倒的な見た目のカッコ良さと目力、画面内のミラはとにかくカッコ良いですよね。
・映画『モンスターハンター』のミラも魅力的
最初は軍人、その後ハンターとなったミラ、どちらも結局、
似合っていてカッコ良かったですよ。ちなみに、
ミラ・ジョヴォヴィッチの発音は「ヨヴォヴィッチ」だそうです。
正しい発音は「ジョじゃなくてヨ」。
本人も「ヨヴォヴィッチと呼んでよね」と強調しているようです。
あの目で言われたら謝るしかありません。
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ゲーム「モンスターハンター」について
2004年3月11日に発売されたカプコンのアクションゲーム、
「モンスターハンター」(対応機種:PlayStation2)
略称は「モンハン」、「MH」
大人気シリーズの第1作目は今から約16年前に発売されています。
メインシリーズとしては、今までに計6作。
タイトル | 発売日 | 対応機種・販売本数 |
モンスターハンター | 2004年3月11日 | PS2:28万8559本 |
モンスターハンターG | 2005年1月20日(PS2) 2009年4月23日(Wii) |
PS2:約30万本 Wii:約24万本 |
モンスターハンター2 | 2006年2月16日 | PS2:69万2228本 |
モンスターハンター3 | 2009年8月1日 | Wii:約115万本 (全世界累計約190万本) |
モンスターハンター3G | 2011年12月10日(3DS) 2012年12月8日(WiiU) |
3DS:194万1106本 (全世界累計約278万本) WiiU:23万4246本 (全世界累計約69万本) |
モンスターハンター4 | 2013年9月14日 | 3DS:359万1334本 (全世界累計約410万本) |
モンスターハンター4G | 2014年10月11日 | 3DS:261万7803本 (全世界累計約394万本) |
モンスターハンタークロス | 2015年11月28日 | 3DS:約283万本 (全世界累計約430万本) |
モンスターハンターダブルクロス | 2017年3月18日(3DS) 2017年8月25日(Nintendo Switch) |
3DS:約169万本 NS:約21万本 (全世界累計約330万本) |
モンスターハンター:ワールド | 2018年1月26日(PS4) 2018年8月10日(Microsoft Windows) |
PS4:256万本 PS4.Xbox One.PC.DL含めて、 全世界累計約1610万本 |
モンスターハンター:ワールド アイスボーン | 2019年9月6日(PS4) 2020年1月10日(Nintendo Switch) |
PS4:164万本 |
このメインシリーズの他に、「ポータブルシリーズ」、
「フロンティア オンラインシリーズ」、「携帯、スマホシリーズ」、
「スピンオフ作品」などがあり、
2020年6月30日時点、「モンハンシリーズ」の全世界累計販売本数は、
6400万本に達しています。
(カプコンから発売されているシリーズタイトルの中では2位の記録です。ちなみに1位は「バイオハザードシリーズ」で累計1億300万本)
そして2021年にはシリーズ最新作、
「モンスターハンターライズ」が3月26日に発売(Nintendo Switch)。
映画『モンスターハンター』の日本公開日は2021年3月26日。
「モンスターハンターライズ」の発売日と同時です。
「モンスターハンターシリーズ」ファンにとって、
2021年3月26日は歴史的な1日だったかもしれませんね。
最後に
2020年9月4日に日米同時公開予定だった映画『モンスターハンター』、
新型コロナの影響により公開が延期、
アメリカ公開は2020年12月18日、
日本での公開は2021年3月26日となりました。
監督は「バイオシリーズ」を牽引してきたポール・W・S・アンダーソン。
「エイリアンVSプレデター」という、単純に楽しめるアクション映画も生み出している方ですから、問題なし。
主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。
カプコンが生み出したゲーム「バイオシリーズ」の映画版全てに主演した女優。
そして、旦那さんが監督。
新しいゲームシリーズの映画化、もしくは、アンダーソン夫妻の新しい映画シリーズの始まり。
映画『モンスターハンター』
単純に楽しませていただきました。
ではまた。
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