「スピルバーグ」が、「レディ・プレイヤー1」で2時間19分を楽しませます
観る前はあまり期待していなかったんですよ。
「派手なだけかも」
「監督が有名なだけで、内容はそこまで・・」
ネガティブなイメージで、期待せずに観てみたら、
裏切られましたね、いい意味で。
「スティーヴン・スピルバーグ」の「SF」ですので、
楽しくないなんて事はあり得なかったです。
2時間19分、あなたも楽しんでください。
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「スピルバーグ」が、あなたを楽しませる2時間19分
「レディ・プレイヤー1」
READY PLAYER ONE-Official Trailer 1 [HD]
監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
出演 | タイ・シェリダン |
オリヴィア・クック | |
ベン・メンデルソーン | |
T・J・ミラー | |
サイモン・ペグ | |
アメリカ公開 | 2018年3月29日 |
日本公開 | 2018年4月20日 |
ネタバレをせずに、紹介します。
2045年、環境汚染や気候変動で政治の機能がまともに機能しなくなり、世界は荒廃していました。
そのため、スラム街で暮らさなくてはならない状況に陥った地球上の人類、
その多くがVR世界に現実逃避して入り浸ってます。
VR世界、その名も「オアシス」。
「オアシス」の中であるゲームが開催されています。
創始者が亡くなった後、彼の遺言にはこうありました。
「勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル(日本円で約56兆円)相当の遺産が相続される。私がオアシス内に隠した鍵を3つ探し当てたものに、相続する」
3つの鍵を巡って、「オアシス」内では壮絶なバトルが展開されています。
しかし、
ゲームが始まって5年、鍵を手にしたものはまだいません。
VR世界と現実世界を織り交ぜながら、
「スティーヴン・スピルバーグ」があなたを楽しませる、「SF映画」です。
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「レディ・プレイヤー1」を観た方の感想を少しだけ
・「レディ・プレイヤー1」を観たAさん
正直、期待していなかったけど、
かなり好きでした。楽しめました。
使っている音楽も最高!
・「レディ・プレイヤー1」を観たBさん
映画館に行かなかった事を後悔しています。
めちゃくちゃ面白かった!でも、バーチャルな感じが苦手なので、人間が出ていない時間はちょっとだけ苦痛でしたが、飽きない展開とラストがどういう感じで終わるのかの1点で、最後まで楽しめました。
・「レディ・プレイヤー1」を観たおじさん
生身の人間も出てきますけど、主な舞台はバーチャルです。仮想現実なんですね。
「SF」感と「ゲーム」感が強い作品ですので、本格的なドラマ感のある「映画」を好んで観る方には厳しいかもしれません。
あと、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるデロリアンは、世代を超えた有名な車ですので、ピンとくる方も多いと思いますが、
物語の重要な場面で出てくるガンダムは微妙です。
私のようなおじさんでも、思い入れはほぼありません。私の先輩方なんですね、世代的に。
もちろん名前は知っていますけど、感覚としては、
「スピルバーグの映画に、日本のキャラクターが!」
この程度でした。
そうとはいえ、2時間19分を楽しめる「映画」ですので、
是非、観て欲しい作品です。
「レディ・プレイヤー1」、
今現在、「Netflix(ネットフリックス)」で視聴可能です
「スピルバーグ」監督について
「スティーヴン・スピルバーグ」、有名な「映画監督」です。
アカデミー賞の受賞とノミネートを表にしてみます。少し長いですが。
年 | 部門 | 作品名 | 結果 |
1977年 | 監督賞 | 未知との遭遇 | ノミネート |
1981年 | 監督賞 | レイダース/失われたアーク | ノミネート |
1982年 | 監督賞 | E・T | ノミネート |
作品賞 | |||
1985年 | 作品賞 | カラーパープル | ノミネート |
1993年 | 監督賞 | シンドラーのリスト | 受賞 |
作品賞 | |||
1998年 | 監督賞 | プライベート・ライアン | 受賞 |
作品賞 | |||
2005年 | 監督賞 | ミュンヘン | ノミネート |
作品賞 | |||
2006年 | 作品賞 | 硫黄島からの手紙 | ノミネート |
2011年 | 作品賞 | 戦火の馬 | ノミネート |
2012年 | 監督賞 | リンカーン | ノミネート |
作品賞 | |||
2015年 | 作品賞 | ブリッジ・オブ・スパイ | ノミネート |
2017年 | 作品賞 | ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 | ノミネート |
1986年に、アービング・G・タルバーグ賞という賞を受賞していますが、この賞は、
長年に渡り娯楽性に優れた作品を数多く発表し、また興行的にも優れた業績を残しながらも、アカデミー賞とは縁がなかった映画監督に贈られるようになった賞で、いわば残念賞的なものです。
なので、表からは外しておきました。
「インディ・ジョーンズ」シリーズ、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ(製作総指揮として)、
「ジュラシック・パーク」シリーズなど、
数々の大ヒット作を生み出してきた、世界で最も名の知られた映画監督と言えるでしょうね。
映画監督としても有名ですが、それ以上に製作総指揮として「映画」に関わっていることが多い「映画人間」です。
上に書いた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの他にも、
「グレムリン」シリーズや、「メン・イン・ブラック」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズ、
クレジットなしですが、デ・ニーロの「ケープ・フィアー」というおぞましい「映画」にも関わっています。
監督として、そして製作総指揮として、
映画の世界を支え続けている才能の塊のような方ですね。天才なのは間違いないです。
たいして面白くない「映画」も存在しますけど・・。
最後に
「スティーヴン・スピルバーグ」という名前だけで、
相当ハードルが上がってしまうと思います。私もそうです。
だからこそ、あまり期待せずに観始めたんですよね。たいして面白くなかった時のショックを軽減するために。
ですが、そんな心配はいりませんでした。考え過ぎましたよ。
単純に、
「SF」と「ゲーム」を楽しめるように、2時間19分座っているだけでOKな「映画」です。仮想現実にあなたも入り込んでしまってください。おじさんでも入り込んでしまいましたので。
「レディ・プレイヤー1」、ゴールデンウィークのいい暇潰しになります。
楽しんでください。
ではまた。
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