2022.3.25公開『ベルファスト』あらすじ/キャスト/監督/トロント国際映画祭
第94回アカデミー賞で7部門ノミネート、
第46回トロント国際映画祭で観客賞を受賞、非常に評価の高いドラマ映画、
『ベルファスト』。
『ベルファスト』
✅ 監督:ケネス・ブラナー、
北アイルランドのベルファスト出身、彼の半自伝的な映画
✅ 再生時間98分、モノクロ映像
✅ 日本での公開は2022年3月25日を予定
トロント国際映画祭の観客賞、
今ではアカデミー賞の作品賞と深い関わりのある賞となっています。
『ベルファスト』、もしかすると・・・。
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『ベルファスト』あらすじ/キャスト/監督/トロント国際映画祭
『ベルファスト』
映画『ベルファスト』予告編【2022年3月25日公開】
【監督/脚本】
ケネス・ブラナー
【製作】
ケネス・ブラナー、ローラ・バーウィック
ベッカ・コヴァチック、テイマー・トーマス
【音楽】
ヴァン・モリソン
【主題歌】
ヴァン・モリソン「Down to Joy」
【撮影】
ハリス・ザンバーラウコス
【編集】
ウナ・ニ・ドンガイル
【日本公開】
2022年3月25日
【第94回アカデミー賞(ノミネート)】
作品賞:『ベルファスト』
監督賞:ケネス・ブラナー
助演男優賞:キアラン・ハインズ
助演女優賞:ジュディ・デンチ
脚本賞:ケネス・ブラナー
歌曲賞:ヴァン・モリソン「Down to Joy」
音響賞:デニス・ヤード、サイモン・チェイス、ジェームズ・マザー、ニヴ・アディリ
(7部門ノミネート、結果は2022年3月27日に)
あらすじ
『ベルファスト』あらすじ
1969年、
激動の北アイルランド:ベルファスト。
ベルファストで育った9歳の少年バディは、
家族や友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、決して裕福ではなかったが、
充実した毎日を過ごしていた。
笑顔と愛に包まれたこの日常は、
バティにとって完璧な世界だった・・・。
しかし、
1969年8月15日、
バティの幸福な世界は突然の暴動によって悪夢へと変わる。
プロテスタントの暴徒が街のカトリック住民への攻撃を開始。
街の住民全てが1つの家族のようだったベルファストは、
この日を境に絆を破壊されていく。
平穏な日々を暴力で塗り潰されたバディと家族たちは、
故郷を離れるか否かの決断に迫られる・・・。
〜『ベルファスト』〜
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キャスト
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【キャスト(役名)】
ジュード・ヒル(バディ:ベルファストで育った9歳の少年)
カトリーナ・バルフ(マー:バディの母親)
ジェイミー・ドーナン(パー:バディの父親)
ジュディ・デンチ(グラニー:バディの祖母)
キアラン・ハインズ(ポップ:バディの祖父)
コリン・モーガン(ビリー・クラントン)
ララ・マクドネル(モイラ)
ジェラード・ホラン(マッキー)
コナー・マクニール(マクローリー)
ターロック・コンヴェリー(首相)
ジョシー・ウォーカー(ヴァイオレットおばさん)
監督
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ケネス・ブラナー(1960年12月10日〜)は、
イギリスの俳優、映画監督、脚本家、プロデューサーです。
出身は北アイルランド・ベルファスト。
主な出演作、映画監督作は、
・1988年「ヘンリー五世」
⇨監督/脚本/出演”ヘンリー五世役”
⇨第62回アカデミー賞 監督賞/主演男優賞 ノミネート
・1992年「Swan Song」(短編映画)
⇨監督
⇨第65回アカデミー賞 短編映画賞 ノミネート
・1994年「フランケンシュタイン」
⇨監督/製作/出演”ヴィクター・フランケンシュタイン役”
・ 1996年「ハムレット」
⇨監督/脚本/出演”ハムレット役”
⇨第69回アカデミー賞 脚色賞 ノミネート
・2002年「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
⇨出演”ギルデロイ・ロックハート役”
・2008年「ワルキューレ」
⇨出演”ヘニング・フォン・トレスコウ役”
・2011年「マリリン 7日間の恋」
⇨出演”ローレンス・オリヴィエ役”
⇨第84回アカデミー賞 助演男優賞 ノミネート
・2017年「ダンケルク」
⇨出演”ボルトン海軍中佐役”
・2018年「オリエント急行殺人事件」
⇨監督/製作/出演”エルキュール・ポアロ役”
・2020年「TENET テネット」
⇨出演”アンドレイ・セイター役”
・2021年『ベルファスト』
⇨監督/脚本/製作
⇨第94回アカデミー賞 作品賞/監督賞/脚本賞 ノミネート
・2022年「ナイル殺人事件」
⇨監督/製作/出演”エルキュール・ポアロ役”
ここ近年だと、
クリストファー・ノーラン監督作の2作、
「ダンケルク」(ボルトン海軍中佐役)と、
「TENET テネット」(アンドレイ・セクター役)に出演していた俳優、
そんな印象が強くなっているケネス・ブラナー。
2022年には、監督/製作/主演の「ナイル殺人事件」も公開。
(「ナイル殺人事件」は2022年2月25日から公開)
俳優、裏方という2面を併せ持っているケネス・ブラナー監督の最新作、
半自伝的なドラマ映画『ベルファスト』は、
2022年3月25日から公開予定となっています。
(出演はしていません)
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トロント国際映画祭
トロント国際映画祭は、カナダ最大の都市トロントで毎年9月に開催、
国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。
1976年に創設されたノン・コンペティションの映画祭です。
その最高賞が観客賞(ピープルズ・チョイス・アウォード)、
観客自身に選ばれた映画の最高峰、といった感じでしょうか。
だから、と言うと合っているのかどうかわかりませんけど、
信憑性は高い気がします。
(私でもあなたでも、トロント国際映画祭へ出向けば、1票を投じられます)
(2003年には、北野武監督の「座頭市」が観客賞を受賞)
そんなトロント国際映画祭の観客賞、
近年を振り返ってみても、アカデミー賞と深く関わっているのは明白です。
ここ10年はこんな感じ。
・2010年「英国王のスピーチ」
⇨第83回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞1/助演女優賞2/脚本賞/編集賞/美術賞/衣裳デザイン賞/録音賞/作曲賞/撮影賞)
・2011年「私たちはどこに行くの?」
⇨アカデミー賞へのノミネート無し
・2012年「世界にひとつのプレイブック」
⇨第85回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞/脚色賞/編集賞)
・2013年「それでも夜は明ける」
⇨第86回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演男優賞/助演男優賞/助演女優賞/脚色賞/美術賞/衣裳デザイン賞/編集賞)
・2014年「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」
⇨第87回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚色賞/編集賞/作曲賞/美術賞)
・2015年「ルーム」
⇨第88回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演女優賞/脚色賞)
・2016年「ラ・ラ・ランド」
⇨第89回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演男優賞/主演女優賞/脚本賞/撮影賞/編集賞/美術賞/作曲賞/歌曲賞1/歌曲賞2/衣裳デザイン賞/音響編集賞/録音賞)
・2017年「スリー・ビルボード」
⇨第90回アカデミー賞
(作品賞/主演女優賞/助演男優賞1/助演男優賞2/脚本賞/作曲賞/編集賞)
・2018年「グリーンブック」
⇨第91回アカデミー賞
(作品賞/主演男優賞/助演男優賞/脚本賞/編集賞)
・2019年「ジョジョ・ラビット」
⇨第92回アカデミー賞
(作品賞/助演女優賞/脚色賞/美術賞/衣裳デザイン賞/編集賞)
・2020年「ノマドランド」
⇨第93回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/主演女優賞/脚色賞/編集賞/撮影賞)
・2021年『ベルファスト』
⇨第94回アカデミー賞
(作品賞/監督賞/助演男優賞/助演女優賞/脚本賞/歌曲賞/音響賞)
2011年、第64回トロント国際映画祭の観客賞、
「私たちはどこに行くの?」のみアカデミー賞とは無縁でしたけど、
その他の作品は全て、作品賞へノミネート、脚本・脚色へノミネートなど、
受賞していなくても高い評価を得ているのは明白です。
トロント国際映画祭へ足を運んでいる観客達の目に狂いはありません。
今年の3月27日に結果が出る第94回アカデミー賞、
もしかすると『ベルファスト』が作品賞を受賞・・・十分にあり得ますね。
評論家ではなく、私たちと同じ一般人が評価した映画、
ケネス・ブラナー監督作『ベルファスト』、
2022年3月25日から日本で公開予定です。
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最後に
ケネス・ブラナー監督作、
第94回アカデミー賞で7部門ノミネート、
第46回トロント国際映画祭の観客賞を受賞した『ベルファスト』を紹介させていただきました。
個人的に、最近視聴したモノクロ映像の映画、
「異端の鳥」と「ライトハウス」が当たりでしたので、
妙な気分になっています。
モノクロ(白黒)映画を今更観ようなんて気、起きないですよね。
普通、そんなもんだと思いますけど、
最近観た2本のモノクロ映画が全然問題なかった私は、
ちょっとだけ慣れてきてしまっています。
「モノクロ映画、アリだな」と。
精神的にはきますけど、目が疲れない・・・それも一理ありますが。
仮に、
第94回アカデミー賞で『ベルファスト』が作品賞を受賞したら、
2011年の第84回アカデミー賞の作品賞受賞作「アーティスト」以来の出来事になります。
約10年ぶりの快挙となるか、
2022年3月27日(日本時間3月28日)結果発表です。
ではまた。