『キャッシュトラック』キャスト/あらすじ/感想、ステイサム&リッチーの4作目
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、
「スナッチ」、「ジェントルメン」などで知られるイギリスの映画監督、
ガイ・リッチー。
そのガイ・リッチー作品でデビューし、
今やアクションスターとなった感のあるジェイソン・ステイサム。
この2人が組んだ最新作が『キャッシュトラック』。
『キャッシュトラック』(原題:Wrath of Man)
✅ ステイサム&リッチーのタッグ4作目
✅ シンプルだが、観応えのある復讐劇
✅ 2003年の映画「ブルー・レクイエム」のリメイク作品
✅ 日本で公開されたのは2021年10月
ステイサム&リッチーの4作目『キャッシュトラック』、
セリフが少なく、一切笑わないステイサムの復讐劇を楽しめる1本です。
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『キャッシュトラック』キャスト/あらすじ/感想
『キャッシュトラック』
WRATH OF MAN | Official Red Band Trailer | MGM Studios
・監督
ガイ・リッチー
・脚本
ガイ・リッチー、アイヴァン・アトキンソン
マーン・デイヴィス
・原作
ニコラス・ブークリーフ
「ブルーレクイエム」
・製作
アイヴァン・アトキンソン、ビル・ブロック
ガイ・リッチー
・製作総指揮
ルイーズ・キラン、ジョシュア・スローン
スティーヴン・チャスマン、アンドリュー・ゴロヴ
・日本公開2021年10月
キャスト
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・出演(役名)
ジェイソン・ステイサム(ハリー「H」)
ホルト・マッキャラニー(ブレット)
イーライ・ブラウン(ダギー)
ジェフリー・ドノヴァン(ジャクソン)
ジョシュ・ハートネット(ボーイ・スウィート・デイヴ)
ニアフ・アルガー(デイナ)
ラズ・アロンソ(カルロス)
ラウル・カスティージョ(サム)
デオビア・オパレイ(ブラッド)
エディ・マーサン(テリー)
スコット・イーストウッド(ジャン)
アンディ・ガルシア(エージェント・キング)
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あらすじ
『キャッシュトラック』あらすじ
現金輸送車を襲う謎の組織に息子を殺されたハリーは、
復讐を誓い動き出す。
「俺の息子を殺した奴を必ず見つけ出す」
ハリーは身元を隠し、
現金輸送会社へ勤務、輸送トラックを守るセキュリティガードとして働き始めた。
全ては、
「息子を殺した犯人に復讐するため」
早速、現金を強奪しようとする犯罪集団に出くわし、
同僚が怯える中、
ハリーはあっさりと犯罪集団を一掃してしまう。
現金輸送車に乗っていれば、
いつの日か息子を殺した組織に出くわすのではないか・・・。
「絶対に許さない」
〜『キャッシュトラック』〜
2004年のフランス映画「Cash Truck」のハリウッドリメイク版が、
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムコンビの4作目、
『キャッシュトラック』(原題:Wrath of Man)。
主演はもちろんジェイソン・ステイサム。
共演には、
「ファイト・クラブ」「マインドハンター」などのホルト・マッキャラニー。
ジェフリー・ドノヴァンや、ジョシュ・ハートネット。
クリント・イーストウッドの息子スコット。
そして、
2021年5月7日から日本で公開された「ジェントルメン」にも出演しているエディ・マーサン。
『キャッシュトラック』は今現在(2022年3月)、
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おじさんの感想(ネタバレ注意)
(ガイ・リッチー臭はしないけど、2時間楽しめる)
U-NEXTで配信されていたので早速視聴した『キャッシュトラック』、
ガッツリなアクションを楽しむ映画というよりは、
息子を奪われた父親が執念の復讐劇を繰り広げるスリラー、といった感じでした。
しっかりと面白かったです。
笑顔を見せず、淡々と息子を殺した仇を探し続ける”H”ことステイサム、
物語の途中でハッキリと息子の仇を知る視聴者、
その仇が強盗団としてまんまと”H”の働いている警備会社へ、
復讐を果たすべき相手に無慈悲な報復をする”H”・・・。
視聴者が仇を知った時点で、彼のラストは分かりきってしまいますけども、
物語の進み方が至ってシンプルですし、
多少時系列が飛びますが、分かりにくいというほどではないので、
順を追って整理しつつ、最後まで楽しめる映画だと思います。
ただ、
「ロック、ストック〜」、「スナッチ」、
「ジェントルメン」などのガイ・リッチー映画とは全く違います。
異なる作風の映画になっていますから、そこだけ注意して再生して頂ければなと。
伏線回収型ではないですからね。
本当にシンプルな復讐劇です。
多少?になる部分もあるにはあるんですけど・・・。
(”H”とFBIの関係性が薄味)、
(”H”が警備会社へ潜入後、潜入の事実を知らずに”H”の乗った現金輸送車を襲う”H”の部下たちの浅はかさ)
(”H”に情報を渡す女性、ジャクソンの奥さんと顔が似ていて、同一人物かと錯覚)
(”H”自身の本当の姿がちょっと分かりにくい、ギャングの大ボス部分も薄い)
怒り(wrath)を体内で静かにグツグツと煮えたぎらせている”H”の復讐劇、
あのガイ・リッチー臭はしませんが、
2時間サラッと楽しむには最適な1本だと思います。
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ガイ・リッチー監督について
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ガイ・リッチー(1968年9月10日〜)は、
イギリスの映画監督、脚本家です。
主な映画監督作は、
公開年 | タイトル(主演) |
1998年 | 「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」 (ニック・モラン) |
2000年 | 「スナッチ」 (ジェイソン・ステイサム) |
2002年 | 「スウェプト・アウェイ」 (マドンナ) |
2005年 | 「リボルバー」 (ジェイソン・ステイサム) |
2008年 | 「ロックンローラ」 (ジェラルド・バトラー) |
2009年 | 「シャーロック・ホームズ」 (ロバート・ダウニー・Jr) |
2011年 | 「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」 (ロバート・ダウニー・Jr) |
2015年 | 「コードネーム U.N.C.L.E」 (ヘンリー・カヴィル) |
2017年 | 「キング・アーサー」 (チャーリー・ハナム) |
2019年 | 「アラジン」(実写版) (メナ・マスード) |
2020年 | 『ジェントルメン』 (マシュー・マコノヒー) |
2021年 | 『キャッシュトラック』 (ジェイソン・ステイサム) |
ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムがタッグを組んでいるのは、
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(ステイサムの俳優デビュー作)、
「スナッチ」
「リボルバー」
そして今作『キャッシュトラック』。
「リボルバー」が2005年の作品ですから(日本公開は2008年)、
実に15年以上の時を経て再びタッグを組んだ4作目、という事になります。
ちなみに、
ガイ・リッチーが製作総指揮を担当した「ミーン・マシーン」(2001年)に、
ジェイソン・ステイサムは出演しているので、
厳密には5作目と言えるかもしれません。
(ステイサムはチョイ役っぽいので、タッグとは言えませんけど)
ジェイソン・ステイサムファンなら必見、
ガイ・リッチーとの4作目のタッグ作品『キャッシュトラック』、
今後も続きそうなタッグですから、観ておいた方が良い1本ではないかと。
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過去のステイサム&リッチーの作品(「ロック、ストック〜」)
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」
Lock,Stock and Two Smoking Barrels Official Trailer
・監督/脚本
ガイ・リッチー
・出演(役名)
ニック・ラモン(エディ)
ジェイソン・ステイサム(ベーコン)
ジェイソン・フレミング(トム)
デクスター・フレッチャー(ソープ)
スティング(JD)
スティーヴン・マッキントッシュ(ウィンストン)
ヴィニー・ジョーンズ(ビッグ・クリス)
アラン・フォード(アラン/ナレーター)
・日本公開1999年8月7日
ガイ・リッチー監督の原点であり、
ジェイソン・ステイサムの俳優デビュー作としても有名な群像劇、
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」。
「ロック、ストック〜」を大まかに解説すると、
悪仲間の4人組(エディ、ベーコン、トム、ソープ)、
賭場の元締めハリー、取り立て屋のクリス、2丁の古銃を盗んだ2人組、
ギャングとマフィア達、
この登場人物達がたくさんの伏線を散りばめていって、
ラストでガチッとはまり込むクライムサスペンス。
個人的には、
最高の爽快感を感じさせてくれるガイ・リッチー監督の最高傑作、
だと思っています。
オーシャン・カラー・シーン「Hundred Mile High City」で始まり、
ストーン・ローゼズ「Fools Gold」でエンディングを迎える、そんなカッコ良すぎる選曲にも注目してみてください。
動画サイト | 視聴可能な映画 |
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「スナッチ」
「スナッチ」
Snatch (2000) Official Trailer 1
・監督/脚本
ガイ・リッチー
・出演(役名)
ジェイソン・ステイサム(ターキッシュ)
スティーヴン・グレアム(トミー)
ブラッド・ピット(ミッキー・オニール)
ベニチオ・デル・トロ(フランキー・”フォー・フィンガー”)
レニー・ジェームズ(ソル)
デニス・ファリーナ(アビー)
ヴィニー・ジョーンズ(”ブレット・トゥース”・トニー)
ラデ・シェルベッジア(ボリス・”ザ・ブレイド”)
ジェイソン・フレミング(ダレン)
アラン・フォード(ブリックトップ)
・日本公開2001年3月10日
ガイ・リッチー監督作で、
1番有名な作品と言えるのがこの「スナッチ」。
ブラッド・ピット、ベニチオ・デル・トロなどのスターも出演しています。
前作「ロック、ストック〜」と比べると、
派手さがガッツリと増した伏線回収型群像劇といった感じですね。
「スナッチ」ファンはいまだに多いですし。
私は「ロック、ストック〜」の方が好きです。
ちなみに、
”ブレット・トゥース”・トニー役のヴィニー・ジョーンズは、
凄腕賞金稼ぎ役として再び出演しています。「ロック、ストック〜」では取り立て屋。
ダレン役のジェイソン・フレミングも再び出演。
「ロック、ストック〜」では、ラストで大活躍するトム役。
ブリックトップ役のアラン・フォードも2度目の出演。
そして、
ソル役で出演しているレニー・ジェームズ。
あの「ウォーキング・デッド」のモーガンとして有名な俳優さんです。
日本でも大ヒットしファンが急増した、
ガイ・リッチー監督作で、ジェイソン・ステイサムとタッグを組んだ2作目、
「スナッチ」
相変わらずカッコ良いブラッド・ピットも確認してみてください。
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「リボルバー」
「リボルバー」
Revolver (2005) Trailer
・監督
ガイ・リッチー
・脚本
ガイ・リッチー/リュック・ベッソン
・製作
リュック・ベッソン
・出演(役名)
ジェイソン・ステイサム(ジェイク・グリーン)
レイ・リオッタ(ドロシー・マカ)
ヴィンセント・パストーレ(ザック)
アンドレ・ベンジャミン(アヴィ)
マーク・ストロング(ソーター)
テレンス・メイナード(ポール)
フランチェスカ・アニス(リリー・ウォーカー)
伊川東吾(フレッド)
・日本公開 2008年6月7日
ガイ・リッチーとリュック・ベッソンが絡んだクライム・サスペンス・アクション、
「リボルバー」
2008年に日本で公開された映画です。
今までのガイ・リッチー監督作でステイサムは、
「ロック、ストック〜」で主役の1人(完全な主役ではありません)、
「スナッチ」はラストでブラピに全部持っていかれるという感じでしたけど、
「リボルバー」は完全な主役と言える作品ではないでしょうか。
珍しく長髪バージョンのステイサムですし。
そしてレビュー評価が低いという・・・。
もしもこれから、
ステイサム&リッチーのタッグを楽しみたいと思っているなら、
俄然「ロック、ストック〜」がおすすめで、次点に「スナッチ」、
レビュー評価は低いけど挑戦してみたいなら「リボルバー」、ですかね。
この「リボルバー」はアレでしたが、
ステイサム&リッチーのタッグはほぼほぼ外していませんので、
約15年ぶりのタッグ作品『キャッシュトラック』に心配はいりません。
「リボルバー」よりは全然!!。
動画サイト | 視聴可能な映画 |
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最後に
ガイ・リッチー監督作、
ジェイソン・ステイサム主演のタッグ4作目、
『キャッシュトラック』を紹介させていただきました。
これは余談ですが、
本編を視聴していて、気になった2人の俳優さんがいまして・・・。
どこかで観たなと思った”デイナ役”のニアフ・アルガー、
調べたら、
ドラマ「レイズド・バイ・ウルブス」に出演していた事が発覚。
最近視聴したんですけど・・・。
そしてもう1人、
”ジャン役”のスコット・イーストウッド、
「ミッドサマー」に出演していた彼かなと思ったんですが、全くの別人・・・。
顔が似ているのは間違いないんです、多分・・・。
『キャッシュトラック』を観終わって、調べてみたらこのザマですよ。
記憶力が心配になりつつあるおじさんでした・・・。
ではまた。
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