『DUNE/デューン 砂の惑星』キャスト/あらすじ/原作/感想、おすすめです
私のようなおじさんには、
1部の映画マニアだけが評価しているSF映画、
デヴィッド・リンチ監督ファンだけが評価しているカルト的人気作、
1984年「デューン/砂の惑星」といった印象でした。
私個人としても面白かった印象はほぼ無し・・・。
(観たのはだいぶあとですが)
その「デューン」が2度目の映画化です。
『DUNE/デューン 砂の惑星』
✅ 2時間30分越えのSF超大作
✅ デヴィッド・リンチ版よりも圧倒的にこちら!
✅ 出来るなら、映画館での視聴をおすすめ!
独特の世界観のみ記憶に残ったデヴィッド・リンチ監督の「デューン」。
私は圧倒的に『DUNE/デューン 砂の惑星』の方が好きですね。
序章だったとしても。
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『DUNE/デューン 砂の惑星』キャスト/あらすじ/感想
『DUNE/デューン 砂の惑星』
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』US版本予告 2021年10月15日(金)
・監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
・脚本
エリック・ロス/ジョン・スペイツ
ドゥニ・ヴィルヌーヴ
・原作
フランク・ハーバート「デューン」
・製作
メアリー・ペアレント/ドゥニ・ヴィルヌーヴ
ケイル・ボイター/ジョー・カラッチョロ・Jr
・製作総指揮
トーマス・タル/リチャード・P・ルビンスタイン
・日本公開
2021年10月15日
監督は、
2016年「メッセージ」、
2017年「ブレードランナー 2049」、
SF作品の映画を2作続けてヒットさせ高評価を受けた、
ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
脚本には、
1994年「フォレスト・ガンプ/一期一会」(脚本)、
2005年「ミュンヘン」(脚本)、
2008年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(脚本)、
2020年「Mank/マンク」(製作)、
2018年ドラマ「エイリアニスト」(製作総指揮)などを担当した、
エリック・ロスが参加。
SF小説の名作「デューン」を原作とした2作目(映画)、
『DUNE/デューン 砂の惑星』、
2021年10月15日から日本で公開されています。
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キャスト
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・キャスト(役名)
ティモシー・シャラメ
(ポール・アトレイデス/アトレイデス家の後継者)
レベッカ・ファーガソン
(レディ・ジェシカ/ポールの母親、レトの妻ではない)
オスカー・アイザック
(レト・アトレイデス公爵/ポールの父親)
ジョシュ・ブローリン
(ガーニー・ハレック/アトレイデス家の武術指南役)
ジェイソン・モモア
(ダンカン・アイダホ/アトレイデス家の剣士)
ステラン・スカルスガルド
(ウラディミール・ハルコンネン男爵/ハルコンネン家の当主)
デイヴ・バウティスタ
(グロッス・ラッバーン/ハルコンネン男爵の甥)
ハビエル・バルデム
(スティルガー/フレーメンの部族長)
センデイヤ
(チャニ/ポールの夢の中に出てくる謎の少女)
あらすじ
『DUNE/デューン 砂の惑星』あらすじ
ポール・アトレイデスには、
未来を視る能力があった。
しかし、その力の本当の意味を誰も、ポール自身も知らない・・・。
時は10191年。
宇宙帝国の皇帝からの命令で、
ポールとアトレイデス一族は”砂の惑星デューン”への移住する。
ところが、それは恐るべき罠だった!
今まで”デューン”を治めてきた凶暴なハルコンネン家と皇帝が手を結び、
民衆から敬愛され勢力を広げつつあるアトレイデス一族を一気に滅亡させるため、
陰謀を企てたのだ。
父は”デューン”で殺され、
一夜にして全宇宙から狙われる存在になってしまったアトレイデス一族と、
ポール。
そして、
ポールの前に現れた謎の先住民族フレメン。
フレメンは敵か味方か・・・?
全宇宙から狙われる存在になったポールは、
全宇宙の未来のために立ち上がる。
〜『DUNE/デューン 砂の惑星』〜
軽く説明
✅ 帝国
長きにわたって宇宙を支配する人類の統一政体。
狂信的な近衛兵集団サーダカーの軍事力を背景としたコリノ皇家によって支配されている。
✅ アトレイデス家
領主レト・アトレイデス公爵のもと、大きな力を持つ大領家。
皇帝の策略によりレトは暗殺される。
✅ ハルコンネン家
数百年にわたりアトレイデス家と対立している領家。
皇帝と共に暗躍し、アトレイデス家の滅亡を図る。
✅ ベネ・ゲセリット
数千年にわたり政治の影で暗躍している女性だけの組織。
血統を操ることで、過去と未来を繋ぐ存在”クウィサッツ・ハデラック”の出現を目標としている。
相手を操る声など特殊な力を使うことから、
「魔女」とも呼ばれる。
✅ クウィサッツ・ハデラック
ベネ・ゲセリットが覚醒させようとしている、
過去と未来を繋ぐ超人的な能力を持つ存在。
✅ リサーン・アル=ガイブ
「外世界からの声」を意味し、フレメンの救世主伝説に登場する他の惑星からやってきた予言者のこと。
✅ アラキス
”砂の惑星デューン”と呼ばれる辺境の惑星。
香料<スパイス>の唯一の産出地で、香料を目当てに多くの勢力が争いを繰り広げてきた。
原住民はフレメン。
日中の気温は摂氏60度を超える。
地表には巨大な砂虫<サンドワーム>が生息。
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原作「デューン」
『DUNE/デューン 砂の惑星』の原作は、
アメリカの作家フランク・ハーバートのSF小説シリーズの1作目、
「デューン/砂の惑星」です。
シリーズは今までに6作。
原作シリーズ
✅ 1965年「デューン/砂の惑星」(”Dune”)
✅ 1969年「デューン/砂漠の救世主」(”Dune Messiah”)
✅ 1976年「デューン/砂漠の子供たち」(”Children of Dune”)
✅ 1981年「デューン/砂漠の神皇帝」(”God Emperor of Dune”)
✅ 1984年「デューン/砂漠の異端者」(”Heretics of Dune”)
✅ 1985年「デューン/砂丘の大聖堂」(”Chapterhouse:Dune”)
✔︎ これ以降の構想もあったようですが、著者ハーバートが1986年に死去したため、
シリーズは全6作となりました。
原作シリーズ1作目「デューン/砂の惑星」を2本にわけ、
2部作の第1弾が『DUNE/デューン 砂の惑星』となっています。
ですから、
第1弾、第2弾の2部作で原作シリーズ1作目「デューン/砂の惑星」を描くという事ですね。
原作シリーズを全て映画化するとなると、
何十年という時間が必要に・・・。
おじさんがやるとするなら、
原作シリーズ1作目「デューン/砂の惑星」を2本の映画で楽しんで、
あとは原作小説を読みつつ、といった流れが理に適っていそうです。
おじさんの感想(少しネタバレ)
(映画館で観ておくべきSF超大作)
デヴィッド・リンチ版「デューン」と比べてしまったから?
そのせいでハードルが下がっていたからか?
今となっては良く分かりませんが、
個人的に『DUNE/デューン 砂の惑星』は大当たり。
(Dolby Cinemaで視聴しました)
ゆっくりとジワジワ進むストーリー展開、
ここからさらに面白くなる!、といった所で終わってしまう物語。
それなのに、
2時間30分超、集中して視聴していたので、時間的ダルさを全く感じませんでした。
一応、レビューサイトを覗いてみたら、
ダルい、長い、眠くなった、などのネガティヴな評もチラホラと見受けられますが、
概ね好評化となっている『DUNE/デューン 砂の惑星』。
私は映画館での視聴をおすすめします。
あの映像美と音は間違いなく大スクリーンで観るべきですね。
原作小説を読んでいるわけではないので、
「デューン」に思い入れはありません。
単純にSF映画として楽しめたかどうか、その1点のみの感想が、
おすすめ!
という感じです。
『DUNE/デューン 砂の惑星』、
序章で終わってしまいますけど、
その序章を大スクリーンで楽しんでしまおうと映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
緊急事態宣言解除の1発目が『DUNE/デューン 砂の惑星』、
良い時間を過ごせると思いますよ。
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最後に
ここ最近、Dolby Cinemaで視聴した映画、
「ゴジラvsコング」、「レミニセンス」、そして、
『DUNE/デューン 砂の惑星』、
この3本の中で圧倒的に当たりだったのが今作です。
レベッカ・ファーガソン(レディ・ジェシカ役)を、
「レミニセンス」(メイ役)から立て続けに視聴しましたので、
今作中、妙に注目してしまいました。
だから何だ?という話ですけど・・・。
今のところ、
『DUNE/デューン 砂の惑星』の第2弾に関する情報はほぼありません。
同じ監督、同じキャストで製作されると願っていますが、
まだ未定。
(製作予定はあるらしい、細かなことはまだ決まっていない)
気長に待つしかありませんね。
とりあえず第1弾『DUNE/デューン 砂の惑星』、
SF超大作を楽しんでおくことをおすすめします。
ではまた。