ギレルモ・デル・トロ最新作『ナイトメア・アリー』監督/キャスト/あらすじ/感想
「ヘルボーイ」、「パンズ・ラビリンス」、
「シェイプ・オブ・ウォーター」などの監督として有名な、
ギレルモ・デル・トロ。
独特の世界観で多くのファンがいる彼の最新作が、
U-NEXTで配信されています。
『ナイトメア・アリー』
✅ 原作はウィリアム・リンゼイ・グレシャムの小説「ナイトメア・アリー 悪魔小路」、
1947年「悪魔の住く町」に続く2度目の映画化作品
✅ ギレルモ・デル・トロ監督作としては、
2017年「シェイプ・オブ・ウォーター」以来4年ぶり
✅ アメリカでの公開は2021年12月17日、
興行収入は低調だったが、批評家からの評価は高い
『ナイトメア・アリー』の小冊子に、
”のぞいてごらん、美しい悪夢を。”と表記されているサスペンス・スリラー。
ギレルモ・デル・トロの世界観が好きな方なら、
観ておいて損の無い1作ではないでしょうか。
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『ナイトメア・アリー』監督/キャスト/あらすじ
『ナイトメア・アリー』
映画『ナイトメア・アリー』ティザー予告(3月25日公開)
【監督】
ギレルモ・デル・トロ
【脚本】
ギレルモ・デル・トロ、キム・モーガン
【原作】
ウィリアム・リンゼイ・グレシャム「ナイトメア・アリー 悪魔小路」
【製作】
ギレルモ・デル・トロ、J・マイルズ・デイル
ブラッドリー・クーパー
【日本公開】
2022年3月25日
監督:ギレルモ・デル・トロ
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ギレルモ・デル・トロ(1964年10月9日〜)は、
メキシコ・グアダラハラ出身の映画監督、映画プロデューサー、脚本家、小説家です。
2002年「ブレイド2」、2004年「ヘルボーイ」、
2008年「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」、
2013年「パシフィック・リム」などの監督としても有名ですが、
特に有名な2作品がこちら。
⇨第79回アカデミー賞 撮影賞/美術賞/メイクアップ賞 受賞
(脚本賞、外国語映画賞、作曲賞でノミネート)
⇨第59回カンヌ国際映画祭 パルムドール ノミネート
⇨第41回全米映画批評家協会賞 作品賞 受賞
⇨様々な映画賞で高い評価を受けたダーク・ファンタジー
⇨第90回アカデミー賞 作品賞/監督賞/作曲賞/美術賞 受賞
(主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚本賞、音響編集賞、録音省、撮影賞、衣装デザイン賞、編集賞でノミネート)
⇨第74回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞 受賞
⇨第75回ゴールデングローブ賞 監督賞/作曲賞 受賞
⇨様々な映画賞で高い評価を受け、「パンズ・ラビリンス」以来のデル・トロ最高傑作と評された
独特のダークな世界観を視聴者に突き付けてくるギレルモ・デル・トロ。
彼の最新作『ナイトメア・アリー』は、
今現在(2022年6月1日)U-NEXTで視聴可能となっています。
(ちなみに、デル・トロ監督作のアニメ映画「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」も、Netflixで2022年12月に配信予定です)
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キャスト
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【キャスト(役名)】
ブラッドリー・クーパー(スタントン・”スタン”・カーライル)
ケイト・ブランシェット(リリス・リッター博士)
ルーニー・マーラ(メアリー・エリザベス・”モリー”・ケイヒル)
トニ・コレット(ジーナ・クルンバイン)
ウィレム・デフォー(クレメント・”クレム”・ホートリー)
リチャード・ジェンキンス(エズラ・グリンドル)
ロン・パールマン(ブルーノ)
デヴィッド・ストラザーン(ピーター・”ピート”・クルンバイン)
メアリー・スティーンバージェン(フェリシア・キンボール)
ピーター・マクニール(キンボール判事)
ホルト・マッキャラニー(アンダーソン)
ポール・アンダーソン(オタク)
あらすじ
『ナイトメア・アリー』あらすじ
ショービジネスの世界での成功を夢見る野心溢れる青年スタン。
欲に導かれるまま、スタンがたどり着いたのは、
人間か?獣か?、
正体不明の生き物たちを出し物にしている怪しげなカーニバル一座。
そこで読心術の技を身につけたスタンは、
人を惹きつける才能と、
天性のカリスマ性を武器に、
トップの興行師(ショーマン)となっていく。
しかし、
スタンの野心が行き着いた先には、
想像を絶する闇が待ち受けていた・・・。
〜『ナイトメア・アリー』〜
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おじさんの感想
(スリラー映画としては良作です)
U-NEXTで配信されていたので、
気になっていた映画『ナイトメア・アリー』を視聴しました。
2時間半というちょっと長い作品、
ジワジワとダークな世界観で進む物語、
前半、中盤辺りまで大きなうねりの無いまま淡々とした雰囲気が急に、
バンッと引き金と同時に衝撃的なラストへ向かう・・・終盤の追い込みがあったからこそ良作スリラーとなった印象です。
ただですね、
「これぞギレルモ・デル・トロ!!」といった世界観は薄く感じました。
個人の勝手な思い込みですけど。
ダークファンタジーの極致、的な印象が無い映画でした。
「この監督の映画にしては真っ当なスリラー映画」、
これが正直な感想です。
もしかすると、
“ギレルモ・デル・トロの世界観大好き!!”という方だと少し物足りない感じを受けてしまうかもしれません。
異様な雰囲気の気持ち悪さはあまり感じませんからね。
これから『ナイトメア・アリー』を視聴するなら、
良作なスリラー映画を楽しもうとあまりハードルを上げずに再生して頂ければ、
2時間半ぐらい楽に視聴できると思います。
ラストの追い込みと、
ラストの台詞にはしっかりと感じるものがあるのではないかと。
追い込まれ八方塞がりになった男の末路・・・、
U-NEXTで確認してみてください。
『ナイトメア・アリー』を無料で視聴するには、
U-NEXTで550pt必要になりますので、
(2022年6月1日現在)
キャンペーンを利用し600ptを貰ってから視聴してください
最後に
2022年3月25日から日本で公開された、
ギレルモ・デル・トロ監督の最新作『ナイトメア・アリー』を紹介させていただきました。
私個人は、
最近ようやく視聴した「パンズ・ラビリンス」に打ちのめされた1人ですので、
非常に気になっていた映画です。
ある意味、
今までのギレルモ・デル・トロ監督の印象からすると、観やすい部類だと思いますから、
あまり構えなくてもよろしいかと。
間違いなく「パンズ・ラビリンス」よりは真っ当な感じですしね。
スリラー映画を楽しみたいなら観ておいて損はないと思いますよ。
ではまた。