伊坂幸太郎『シーソーモンスター』をNetflixが映画化!主演はアン・ハサウェイとサルマ・ハエック

伊坂幸太郎の傑作エンタメ「マリアビートル」を原作として、
ハリウッドがブラッド・ピット主演で映画化し、
大ヒットさせた「ブレット・トレイン」。

今度はシーソーモンスターが映画化されるようです。

伊坂幸太郎『シーソーモンスター

✅ 8人の作家による「螺旋プロジェクト」の中の1作
・ハードカバー発売:2019年4月
・文庫版発売:2022年10月

✅ 原始から未来までの歴史物語
伊坂幸太郎が担当しているのは、昭和後期時代と近未来時代
シーソーモンスターは昭和後期時代)

✅ このシーソーモンスターの映画化権をNetflixが獲得
主演:アン・ハサウェイ、サルマ・ハエック

伊坂幸太郎ファンからすると、
題材が面白いのはもう分かりきっているところですから、
心配はしておりません。

が、

ハリウッドではなくNetflix・・・ここは少しだけ不安・・・。

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伊坂幸太郎『シーソーモンスター』をNetflixが映画化!

シーソーモンスター』伊坂幸太郎

目次
  • 「シーソーモンスター」7〜
  • 「スピンモンスター」203〜
  • あとがきにかえて 461〜

「螺旋プロジェクト」とは

簡単に説明しますと、
伊坂幸太郎の呼びかけによって集まった8人の作家が、
共通のルールを設けて1つの壮大な歴史物語を描いた競作、といった感じです。

・原始:大森兄弟「ウナノハタノガタ」
・古代:澤田瞳子「月人壮士」
・中世/近世:天野純希「もののふの国」
・明治:薬丸岳「蒼色の大地」
・昭和前期:乾ルカ「コイコワレ」
昭和後期:伊坂幸太郎シーソーモンスター
・平成:朝井リョウ「死にがいをもとめて生きているの」
近未来:伊坂幸太郎スピンモンスター
・未来:吉田篤弘「天使も怪物も眠る夜」

共通ルール

・ルール「海族」vs「山族」の対立を描く

・ルール共通のキャラクターを登場させる

・ルール共通シーンや象徴モチーフを出す

原始から未来まで、
様々な繋がりのある物語を、時代を分けて8人の作家が1つに紡いだプロジェクト、
それが「螺旋プロジェクト」です。

こうして見るとですね、
全ての小説を読まないといけない、と思いがちですけど、
それぞれが独立して読み進めることのできる物語となっているようですから、
お好きな作家の作品だけでも良いかと。
(私は伊坂幸太郎部分しか読んでおりません)

「螺旋プロジェクト」を最大限楽しむには、全て読むのがベストでしょうね・・・。

で今回、
Netflixで映画化されるのは「螺旋プロジェクト」の昭和後期部分(多分ですが)、
伊坂幸太郎シーソーモンスターです。

 

 

あらすじ(『シーソーモンスター』のみ)

シーソーモンスター』あらすじ

バブルに沸く昭和後期。

「日米貿易摩擦が新聞を賑わせていますが、その一方で、我が家の嫁姑摩擦は・・・」

と、
一見平凡な家庭に見える北山家の長:直人は、
居酒屋で嘆いてしまうぐらい、
我が家の嫁姑摩擦に頭を悩ませていた。

嫁:宮子
7年前、新幹線の中で直人と偶然出会い、北山家に嫁いできた宮子。
姑との同居など余裕、
そうタカをくくっていたが、当ては完全に外れる。
姑とは決定的にソリが合わない。
そして、
国の情報員として諜報活動をこなしていた過去を隠している。

姑:セツ
直人の母親で、宮子の義母。
宮子とは初対面の時からウマが合わず、どうしても威圧的な言動を繰り返してしまう。
直人可愛さ、だとか、単に嫌い、とかいう理由ではなく、
ただ単に、
どうあがいてもソリが合わない、だけ。
未来永劫、無理。

そんな嫁姑に挟まれていた直人は、

仕事絡みで事件に巻き込まれ、命の危機に陥ってしまう。

その時、

宮子セツは致し方なく、行動を共に・・・。

シーソーモンスター

伊坂幸太郎シーソーモンスターは、
この昭和後期を舞台とした物語と、
近未来を描いた「スピンモンスター」の2作が1冊に収まっている小説です。

2つの物語は全く違うようで、実は繋がっている、そんな物語なんですが、
ここでは一応、
昭和後期部分のシーソーモンスターのみのあらすじを。

「スピンモンスター」も面白かったので、
文庫を手にして読み進めてみてください。
(ある登場人物が再登場しますので、お楽しみに)

 

 

Netflix映画(監督、配信日などはまだ未定)

伊坂幸太郎『スピンモンスター

今の段階で分かっている映画化情報

Netflixが映画化権を獲得

脚本:オリビア・ミルチ
(ゲイリー・ロスと共に「オーシャンズ8」の脚本を手掛けている)

主演:アン・ハサウェイとサルマ・ハエック
(詳細は分かっておりませんが、ハサウェイとハエックは敵同士ながら、手を組むことになる主人公の2人、だということです)

・監督:未定

・配信日:未定

シーソーモンスターのみなのか、
スピンモンスター」を含めた物語になるのか、今の段階では全く分かっておりません。

多分、
日本をアメリカに置き換えて、
元情報員の宮子役を、元CIAの〇〇としてアン・ハサウェイが演じ、
年齢的には微妙ですけど、
サルマ・ハエックが姑セツ役の何か、ではないかと。

もしかすると、嫁、姑という部分は変更されるかもしれませんね。
夫の母親ではなく姉、ぐらいに。

何にせよ、まだ詳細は分かってませんから、
今の段階で言えることは、楽しみな事柄が1つ出現した、それだけです。
(Netflixに頑張ってもらうしかありません。微妙な映画が多いので)

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アン・ハサウェイ

 
 
 
 
 
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アン・ジャクリーン・ハサウェイ(1982年11月12日〜)は、
アメリカの女優です。

主な映画出演作は、

「プリティ・プリンセス」(2001年)
アン・ハサウェイの映画デビュー作
監督:ゲイリー・マーシャル
主演(アミーリア・サーモポリス役)

「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」(2004年)
監督:ゲイリー・マーシャル
主演(アミーリア・サーモポリス役)

「ブロークバック・マウンテン」(2005年)
監督:アン・リー
出演(ラリーン・ニューサム役)

「プラダを着た悪魔」(2006年)
監督:デヴィッド・フランケル
主演(アンドレア・サックス役)

「レイチェルの結婚」(2008年)
監督:ジョナサン・デミ
主演(キム・バックマン役)
第81回アカデミー賞 主演女優賞 ノミネート
その他、数多くの映画賞で主演女優賞受賞

「ラブ&ドラッグ」(2010年)
監督:エドワード・ズウィック
主演(マギー・マードック役)
第15回サテライト賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞
その他、映画賞でノミネート

「ダークナイト ライジング」(2012年)
監督:クリストファー・ノーラン
出演(セリーナ・カイル/キャットウーマン役)

「レ・ミゼラブル」(2012年)
監督:トム・フーパー
出演(ファンティーヌ役)
第85回アカデミー賞 助演女優賞 受賞
その他、数多くの映画賞で助演女優賞受賞

インターステラー」(2014年)
監督:クリストファー・ノーラン
出演(アメリア・ブランド役)

「マイ・インターン」(2015年)
監督:ナンシー・マイヤーズ
主演(ジュールズ・オースティン役)

「オーシャンズ8」(2018年)
監督:ゲイリー・ロス
出演(ダフネ・クルーガー役)

魔女がいっぱい」(2020年)
監督:ロバート・ゼメキス
主演(大魔女役)

シーソー・モンスター』(?年)
監督:?
主演(?役)

個人的には、映画そのものが大好きということがあって、
インターステラー」の“アメリア役”の印象が強く残っています。

最近だと、
ロバート・ゼメキス監督作「魔女がいっぱい」の“大魔女役”。
あれだけの特殊メイクを受け入れるのなら、
おばあちゃんになったメイクも全然大丈夫でしょうから、
姑役でもいけそうです。

まぁ、アン・ハサウェイは嫁の宮子役、の何か、でしょうけどね。

ブラッド・ピットに続いて、
伊坂幸太郎原作の映画に大物俳優が出演、楽しみです。
(ちなみに、シーソーモンスターの原題は「Seesaw Monster」となっています)

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サルマ・ハエック

 
 
 
 
 
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サルマ・ハエック(1966年9月2日〜)は、
アメリカで活動するメキシコ系の女優です。

主な映画出演作は、

「デスペラード」(1995年)
監督:ロバート・ロドリゲス
出演(カロリーナ役)

「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1996年)
監督:ロバート・ロドリゲス
出演(地獄のサンタニコ役)

「トラフィック」(2000年)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演(ロザリオ役)

「フリーダ」(2002年)
監督:ジュリー・テイモア
主演(フリーダ・カーロ役)

「ダイヤモンド・イン・パラダイス」(2004年)
監督:ブレット・ラトナー
出演(ローラ・シリロ役)

「ヒットマンズ・ボディガード」(2017年)
監督:パトリック・ヒューズ
出演(ソニア・キンケイド役)

「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」(2021年)
監督:パトリック・ヒューズ
出演(ソニア・キンケイド役)

「エターナルズ」(2021年)
監督:クロエ・ジャオ
出演(エイジャック役)

「ハウス・オブ・グッチ」(2021年)
監督:リドリー・スコット
出演(ジュゼッピーナ・“ピーナ”・アウリエンマ)

シーソーモンスター』(?年)
監督:?
主演(?役)

2022年12月4日現在、
56歳という年齢ながら、圧倒的な色気と美貌を兼ね備えているサルマ・ハエック。

伊坂幸太郎原作のシーソーモンスターでは、
今現在40歳の美人過ぎるアン・ハサウェイと共演。
この40歳と56歳から嫁姑を想像するのは難しいんですけど、
画力的には圧倒的、非常に楽しみな共演と言えるのではないでしょうか。

“敵同士ながら、手を組むことになる主人公の2人”
Netflixには是非、素晴らしい原作をハズさないよう、お願いしたいところですね。

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最後に

伊坂幸太郎原作のアメリカ映画2作目、
シーソーモンスターを紹介させていただきました。

今までに映画化された伊坂幸太郎作品は、

・「陽気なギャングが地球を回す」(2006年)
・「CHILDREN チルドレン」(2006年)
・「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007年)
・「Sweet Rain 死神の精度」(2007年)
・「フィッシュストーリー」(2009年)
・「重力ピエロ」(2009年)
・「ラッシュライフ」(2009年)
・「ゴールデンスランバー」(2010年)
・「ポテチ」(2012年)
・「オー!ファーザー」(2014年)
・「グラスホッパー」(2015年)
・「ゴールデンスランバー」(韓国映画:2019年)
・「アイネクライネナハトムジーク」(2019年)
・「ブレット・トレイン」(2022年)

そして、
シーソーモンスターがNetflixにより映画化、です。

個人的に視聴したことのある作品は、
グラスホッパー」(2015年)と、
「ゴールデンスランバー」(韓国映画:2019年)、
ブレット・トレイン」の3本だけ。

小説は全て読んでいるのに、このていたらくぶり・・・。

なぜか日本版「ゴールデンスランバー」がどこにも無いんですよね。
Netflixはもちろん、U-NEXTにもありません。
(U-NEXTに韓国版はあるので、そちらは視聴済み)

シーソーモンスターがNetflix映画と決まったわけですから、
日本版「ゴールデンスランバー」を配信していただけないかと・・・。

そんな期待をしつつ、シーソーモンスターの最新情報を待ちたいと思っています。

ではまた。

 

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