「このミステリーがすごい!」大賞、楽しませてもらっています-前編

2020年2月3日

私がよくネタにさせてもらっている、

このミステリーがすごい!大賞

この賞に関わっている「小説」を、私は一体何冊読んできたのか、

ザックリと調べてみました。

書くのが大変そうなので、2回に分けます。

 

「このミステリーがすごい!」大賞とは

 

「このミステリーがすごい!」大賞、通称「このミス」大賞。

2002年に宝島社、NEC、メモリーテックの3社が創設したノベルス・コンテストです。

賞金・大賞作品にはなんと1200万円

優秀作品には200万円が贈呈されます。

 

結構優しい所のある賞で、1次選考に進んだ作品や、最終選考に残りはしたが惜しくも落選した作品の中から、編集部が「作品にしたい」という原稿があった場合、「隠し玉」という宝島社賞(編集部推薦賞)として出版してくれます。受賞を逃してもチャンスがしっかりとある、作家に優しい賞になっています。

募集対象として、「エンターテイメントを第一義の目的とした広義のミステリー」を掲げています。

エンターテイメント性を重視して幅広いミステリーを提供しよう、

個人的な解釈だとそんな感じです。

読みやすい「小説」が多いのもうなづけますね。

私はいつも助けてもらっています。

 

 

そんな「このミステリーがすごい!」大賞ですが、

一体私はどれぐらい読んできたのか、気になってしまったので、

2回に分けて記事にしたいと思います。

誰のためにもならない、超個人的な記事ですけどね。

 

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「このミス」大賞、第1回〜第3回

 

第1回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第1回

(2002年)

金賞 四日間の奇蹟 浅倉卓弥
銀賞 読者賞 逃亡作法-TURD ON THE RUN 東山彰良
優秀賞 沈むさかな 式田ティエン
隠し玉 そのケータイはXX(エクスクロス)で 上甲宣之
最終候補 熱砂に死す 島村ジョージ
俄探偵の憂鬱な日々 香住泰

読んでいる「小説」は2冊です。黄色で表示してある「小説」が、読んだことのある「小説」です。大賞作品を読んでいないという、体たらくぶりです。

 

 

第2回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第2回

(2003年)

大賞 パーフェクト・プラン 柳原彗
優秀賞 読者賞 ビッグボーナス ハセベバクシンオー 
最終候補 昭和に滅びし神話 横山仁
愛は銃弾 島村ジョージ
葡萄酒の赤は血のかほり 浜田浩臣

大賞作品を読んでおりますが、ここも2冊

 

 

第3回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第3回

(2004年)

大賞 果てしなき渇き 深町秋生
サウスポー・キラー          水原秀策
最終候補 血液魚雷 町井登志夫
パウロの後継 深野カイム
オセロゲーム サワダゴロウ

「サウスポー・キラー」は読んだ気がするんですが、覚えていないので、ここは1冊です。

調べながら書いているんですけど、自分が本当に「このミス」大賞関連の「小説」を好きなのかどうか、不安になってきました。読んでいる「小説」、少ないですよね・・・。

ここまで計5冊、不安ですが続けます。

 

 

 

「このミス」大賞、第4回〜第6回

 

第4回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第4回

(2005年)

大賞 チーム・バチスタの栄光 海堂尊
特別激励賞 読者賞 殺人ピエロの孤島同窓会 水田美意子
最終候補 ツキノウラガワ 多々忠正
カメラ・オブスキュラ     真仲恭平
週末セッション 伊園旬
人体愛好会 方波見大志

また2冊だけですね。いよいよ化けの皮が剥がれてきたような気がします。

 

 

第5回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第5回

(2006年)

大賞 ブレイクスルー・トライアル 伊園旬
優秀賞 シャトゥーン・ヒグマの森 増田俊也
当確への布石 高山聖史
最終候補 オーレ・ルグイエの白い傘         黒澤主計
野蛮人のゲーム 阪東義剛
大地鳴動し 霊山咆哮す 平野晄弐
偽りの夏童話 卯月未夢

キーボードを打つ手が震えてきました。また2冊です。

 

 

第6回

回(年) 受賞・最終候補 著者

第6回

(2007年)

大賞 禁断のパンダ 拓未司
優秀賞 読者賞 呪眼連鎖 桂修司
隠し玉 林檎と蛇のゲーム 森川楓子
最終候補 魔女は蘇る 中山七里
彷徨える犬たち      中村啓

ようやく3冊読んでいる回に辿り着きました。手の震えも止まりましたよ。

ここまで計12冊、好きな作家もだいぶ増えてきました。もう少しだけお付き合いください。

 

 

 

「このミス」大賞、第7回〜第9回

 

第7回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第7回

(2008年)

大賞 屋上ミサイル 山下貴光
臨床真理 柚月裕子
優秀賞 毒殺魔の教室 塔山郁
優秀賞 WEB読者賞 樹海に消えたルポライター〜霊眼〜 中村啓
最終候補 GoB 春畑行成

表を作っていて、今までで1番楽しい回でした。この回では4冊読んでいます。

 

 

第8回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第8回

(2009年)

大賞 トギオ 太朗想史郎
さよならドビュッシー 中山七里
優秀賞 パチンコと暗号の追跡ゲーム 伽古屋圭市
隠し玉 もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ 高橋由太
死亡フラグが立ちました 七尾与史
最終候補 連続殺人鬼カエル男 中山七里
太陽に向かって撃て 森山五丈

平均して多くなってきました。今でも鮮明に覚えている「小説」ばかりです。

 

 

第9回

回(年) 受賞・最終候補作 著者

第9回

(2010年)

大賞 完全なる首長竜の日 乾緑郎
優秀賞 ラブ・ケミストリー                               喜多喜久
ある少女にまつわる殺人の告白 佐藤青南
最終候補 ホークウッドの亡霊 高山深雪
公開処刑人 森のくまさん 堀内公太郎
ハナカマキリの変容 美輪宙

ここまで22冊、私は読んできました。

多いのか少ないのか分かりませんが、こうして書いてみると面白いですね。不思議な感覚になりますよ。

 

 

 

最後に

 

今回はここまでにしておきます。

全てを1つの記事にすると、かなり長ったらしい記事になってしまいますのでね。

 

「このミステリーがすごい!」大賞、「このミス」大賞関連の「小説」を自分では数多く読んできたつもりでしたが、こうして表にしてみると、そうでもないなと思いますね。大賞作品を読んでいない回もありますし、既に内容を覚えていない「小説」もあります。おじさんとして情けない限りです。

この第1回から第9回まで、読んでいない「小説」がかなりありましたので、今後、黄色で塗られるようにしていきたいと思っています。時間はかかりますけど。

 

ここまでですね、ただ単純に調べて表にしていっただけなのに、2時間かかってしまいました。

私は一体、何をしているのでしょうか?

 

 

次回、もう1記事だけお付き合いください。

 

 

 

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